- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478003213
作品紹介・あらすじ
組織設計、人材育成、多様性…プロフェッショナル化の時代に対応する「個を活かす」組織と経営。
感想・レビュー・書評
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4-6月に受けた人マネを補足するつもりで読みました。当たり前だけど、本一冊読むより、授業の方がしっかり残るね。
実践して自分ごととしないとね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人事システムと組織について書かれた本。本書を読むと、人事システムはいかに企業理念、ビジョン、経営戦略と整合性を持つ必要があるか、各人事制度間の整合性の必要性がわかる。
加えて、人事部と現場のマネージャーの役割が明確に書かれており、人事部は制度設計、マネージャーは運用に重点があり、加えて運用するなかで、より良いものに改善していくためのコミュニケーションが大切なこともわかる。また、各施策の個々の内容も網羅されており、マネージャーを目指す人は本書の内容を理解した上でマネジメントする必要があると思う。 -
アメリカ陸軍参謀長のデニス・J・ライマー将軍の発言として、「『私の情報が力だ』から『シェアすることが力だ』というふうに、徐々に考え方もかわってきている」(p.183)「よりよい研修場の創造」が府立高等学校組織に必要なのではないか。オープンスペース、ホテル様式、サテライト・オフィス、テレコミュート
「最初から明確な目標を設定すること、そして進捗状況と業務評価について双方向で同意しておくことが、どんなAW事業の成功にとっても不可欠だ。」(p.208)職場を離れた研修や自宅研修においては、導入時点(何十年前?)においてこれらのいずれも明確でなかった。 -
組織を動かし、戦略を実行するための人材マネジメントについての解説。
わかりやすいし読みやすい、主要な項目は網羅されているが、残念ながら各項目の表記が少ない。
多分分かっている人には充分なんだろうけれど、これを読んだだけでは深いところまで理解は届かない気がする。ちょっともどかしい。
ただ納得感が重要など、仕組みの解説というよりもどうやって機能させるかを重視して書かれているのでよかった。 -
人材マネジメントの初学者が全体感をざっくり掴むためにはわかりやすい本。
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これまでのHRについて、事例ベースに纏められている。あくまで過去の事例ベースなので、将来に向けた展望が書かれていると、読者に考えさせる書籍となり得たのではないかと思う。
HRの基礎を学びたい人にとって、とっかかりとしては適切な本である。 -
本だけを読んでも役な立つことはほぼなかった。評価の部分は参考になる。
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人事の教科書という本
目新しさとかはないけど組織論について広く体系的に
述べている
会社などの人工的社会組織:目的への貢献・見返り
地域血縁などの共同体:仲間意識、人間性、倫理
人的資本:価値の育成、人的資源:配置活用
ボトムアップ:実行者の当事者意識、自律的行動
組織文化:意思決定の高速化、凝集性向上、自由の付与、知恵の結晶
良い文化:多様性、変化、社員を大切に
組織構造:職能別組織、事業部制組織、カンパニー制組織、マトリックス組織、チーム制組織
人事システム①採用配置②評価③報酬④能力開発
目的①戦略促進②人材育成③社会トレンド
採用:新卒中途再雇用、配置換え出向転籍
評価:昇給昇進、実績能力態度、目標管理・マトリックス・コンピテンシー、
報酬:クラス・ポイントレイティング、基本給能力給インセンティブ
能力開発:階層別・目的別・選抜教育、知識スキル・態度行動、OJT・OFFJT、キャリア開発
多様性:非正規、年代、障害者、外国人
運用:部下との対話