美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?―できるビジネスパーソンになるための管理会計入門!
- ダイヤモンド社 (2008年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478003916
作品紹介・あらすじ
「儲かる会社」の仕組みがわかるビジネスストーリー!読むだけで「会社を良くする経営センス」が身につく本。
感想・レビュー・書評
-
ストーリー仕立てなので読み解きやすいです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
管理会計について、「分かりたくなる」動機が増す一冊。
2008年と出版は古いが、古い管理会計の罠を捉え、経営のために訴えていることは2020年でも通じる。
というか、ちょうど小規模な企業でもサブスクで利用できる会計サービスがそれを実現し出しているので、解決策が身近にあって面白い。
-
小説仕立ての経営学入門第2弾
面白い -
問題点山積のダメダメ企業が社長が世界中を旅して美味しいものを食べるだけで一気に問題解決!
この前の話も読む。(ただし図書館で) -
ERP(Enterprise Resource Planning)は、経営者の考えなしでは最大の効果を発揮しない!!コンピュータシステムが答えを自動的に与えてくれると考え安易に導入するのではなく、導入して何をしたいのか明確にする重要性がわかりました。また、利益をどの時点で考えるのか「個別利益、期間利益、生涯利益」という考え方も新しく学べました。
-
タイトルに関する部分だけ読めば十分。
-
「儲かる会社」の仕組みがわかるビジネスストーリー! 読むだけで「会社を良くする経営センス」が身につく本。
プロローグ 動かないコンピュータの責任は誰に?
第1章 コンピュータは、なぜゴミ製造機になってしまったのか?―経営者には情報責任がある
第2章 経営者は鳥に、虫に、魚になれ―経営者が持つべき視点と情報
第3章 パリの町はなぜ美しいのか?―実現したい目的を最初に明らかにする
第4章 すべては20対80の法則に支配される―大事なことに集中する
第5章 美容院と1,000円カットでは、どちらが儲かるか?―限界利益と固定費の関係を知る
第6章 カーナビゲータは、手放せない―リアルタイム情報を実現する経営ダッシュボード
第7章 匂いは、元から断て―仕事のやり方を改善し、ムダを省く
第8章 足がしびれたままでは、立ち上がれない―2つの予算責任
第9章 シンプルなほど美しい―必要なものだけを残し、不要なものは捨てる
終章 祝杯 -
予想外にかなり面白かった。
読むのが遅い自分でもサクサク読めた。
経営の話が多く小難しい用語はこれでもかと出てくるのに、ストーリーが面白くて苦もなく読み進められて、勉強にもなった気がする。 -
•情報を知識に変え、知識を利益に変える。
•予算管理とは人の管理。予算=目標。 -
ストーリー的に読み進められて、わかりやすい。会計苦手な私にも管理会計の大事なエッセンスは伝わりました!
-
ERPパッケージ導入がうまくいかず。ってケースを物語で例示。
ベストプラクティスをバイキング料理に例えてバッサリ切ったシーンは面白い。 -
事業における会計の考え方、使い方について、平易に書かれている。
余計な物語が半分を占めており、それが読みやすいと感じるか、邪魔と感じるか。
個人的には後者。。 -
☆☆☆$$予想外に非常に良かった。内容も分かりやすいし、$$管理会計とERPに重点をおいてあり、まさにって感じ。$$餃子とあわせて手元に置いておきたい。$$文庫化されたら購入。
-
会計に関わる方だけでなく、システム構築や開発に携わる方にも是非読んで欲しい一冊。
この筆者の本はこれが2冊目ですが、前書の「餃子屋」に続き、用語解説もクリアなので会計初心者であっても非常にわかりやすいのではないかと。僕も学生時代にこういう本を読んでいたらなぁ、と思いました(笑)
1作目よりも文章がこなれた感じもしますし、特に内容がITの話にも食い込んできているので、より読者層を広げたのではないかと思います。
3作目も既刊なので、楽しみです。 -
システムの話
これも会計なのかという感じ -
2012年8冊目。
-
「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」の続編です。主に管理会計についてわかりやすく説明されています。全体感で問題を把握(鳥の目)して、ドリルダウンして原因を追求(虫の目)し、過去からの変化を掴む(魚の目)ための、経営に必要な会計情報とは何かをわかりやすく説明されており、自分の部署では、何に当たるかを考えさせられました。案外、シンプルな指標(KPI)なんなんだろうなと思います。
-
ERPの導入をケースとして経営者が持つべき視点や、限界利益と固定費の関係、ABC分析などをわかりやすく説明。
以前読んだ「餃子屋と高級フレンチではどちらが儲かるか」の第2弾です。このシリーズは3冊あってまとめて3冊買ったのですが、1冊目がどうも展開のテンポが遅いというかピンとこなかったもので残り2冊が長い間積読になってました。
ちょっと読む本が手近になくそういえばと思って読んでみたらこれが面白かった。
1冊目がごく基本的な内容だったのに対して、こちらはERP導入の失敗を通して、ABC分析やERPで何をするべきか、どんな情報がどんな観点から必要なのかが書かれていて、内容的に面白く一気に読みました。
舞台は1冊目と同様アパレル会社が舞台となっていて、ERPを入れたのに全く動かず在庫も増えて大混乱。。という状態からどう解決するか、という設定になっています。
わざわざ海外にいる教授(登場人物の1人)に会いにいってレストランで教えを乞うという設定はムリありすぎー(笑)と思いましたが、ERP導入失敗の要因などは非常にリアルでした。
まずBRPをしないとERPを入れても何にもならない、価値を生む活動が何でそれを把握するためにはどんな情報を手に入れないといけないのか、それが肝であるということがよくわかりました。 -
シリーズ第2弾、第1弾よりも読みやすくなっている。
もう会計の勉強というより、単純に話が面白い。
ERPの話も出てくるので、SEが読んでおいても損は無い。
入門用です。 -
IT化は万能じゃない、目的をちゃんともって導入しないとかえって混乱の元になるぞということを小説形式で教えてくれる。
実現したい目的を最初に明確にすることが必要だけど、それをちゃんとやるのはもっとも難しいだろう。 -
管理会計について分かりやすくストーリーで綴った作品。
前作の「餃子屋とフレンチ・・・」の続編にあたる作品ですが、前作同様に完成度の高いものだと思う。
ただ、もう少しボリュームを増やしてもいいんじゃないだろうか?と思うことも・・・ -
管理会計がメインのビジネス書ですが、
ERPシステムの導入など、私の業務に関わるような話もわかりやすく書かれています。
印象に残ったのが、
「経営は
・鳥の目(大きく広範囲に俯瞰すること)
・虫の目(詳細に注意深く見ること)
・魚の目(世の中の流れつかむこと)
を持って会社を見ること」
ついこの間、私の会社の社長が、念頭のあいさつでも使っていました。 -
自分で会社を経営する時、しかも売上が1億超えた時くらいに読み直すといいかもしれない。
物語風、軽い。
会計的視点て経営を見直す。 -
「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるのか?」の続編。
管理会計の入門書である本書。
前作のような新鮮さはなかったものの読み物としても楽しく読むことができた。
本書では主にITと会計から「ERP」について書かれている。
言葉としては良く耳にする「ERP」の基本から導入にあたっての注意点や失敗例等の説明もあり、実際に経営にどのように組み込まれていくのかという点では違う角度から学ぶことが出来た。
物語の中で出てくる安曇サンが飲んでいるワインの表現がお酒を飲めない自分にも飲みたい!!とそんな気持ちにさせる。
合間合間にそのような要素が取り入れられており飽きさせない工夫がにくい。 -
2011/04/17
物語の中での海外都市やワインの話など、著書の知識自慢的な部分が多くてうんざりする部分が多かった。
第5章からスピード感が出てきて、話が面白くなってきた。
結局言いたかったのはERPは目的を達成するための1つの手段として用いるべきで、まずは何を達成したいかを明確にして、そのためにはどんな情報が必要かを定義する必要があるということだと思う。 -
ERP導入に際して「システム導入すれば万事解決するだろう」という経営者の安易な妄想が失敗プロジェクトの始まりであることをズバリと指摘する。
管理会計を流行りの小説仕立てて概説していく良書。読者はアパレルメーカの経営者の視点で、平易に読み進めることができる。電車の中でさらりと読める内容の軽さ。面白いです。 -
シリーズ2作目なんですね!こっちから読んじゃったよ(笑)何となく話の流れは分かったので、このまま読んでみました。
私の特徴なんですが…やっぱり小説のストーリーの方が気になり読むものの、会計とか数字を後回しにしてしまう!なんか物語に感情移入しちゃうんですよね。なんだこの営業部長、経理部用は!とか。社長、頑張ってーとか。
作者はワインとかお料理好きなのかなとかも思ったり。
会計なんですが、間接費の配賦でここまで差が出るかと、びっくり。会計マジック。赤字が黒字とか、その逆とか。数字の根拠がないと、数字も嘘をつくものなんですね。あとリベートとか売上割引とか。うーん。経営の視点手、すごいことが求められるんだなとか。私もレベレアップしたいなと。 -
『責任予算制度』の話がためになった。
直接責任(予算を守るべき人間)を明確にし、
基本責任(その人が行うべき仕事)を正確に明確に定義することで、
組織の末端の人間も自主的に仕事ができる環境になる。