もしも落ちこぼれが社長になったら…

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 58
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478004142

感想・レビュー・書評

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  • ドップシッピングで有名な「もしも」の代表取締役 実藤裕史氏によるもしも立ち上げの秘話であり、自叙伝とも言える本。
    面白いのですぐに読めてしまった。


    実藤氏は自らを落ちこぼれと称し、何をやっても上手くいかなかったと書いている。
    しかし、その一方で超人的な精神力と努力で幾多もの困難を乗り越えて来ている。
    落ちこぼれとは言っても既存のシステムに馴染めないタイプの個性というだけで、能力的には卓越していると思う。
    何よりもその観察力と集中力、そして持続力は並外れていると思う。

    そんなこともあり、この本が起業の参考になるかと言えばそうとは言いがたい。

    この本から得られるのは起業における手法ではなく、おそらく著者の一番伝えたいメッセージである「やれば出来るんだ!」という起業に対する熱意、そして、他人に対する感謝の気持ちである。

    起業家を目指すのであれば、このような熱意を持って物事に望むという覚悟が必要なのかもしれない。
    そのような認識を持つためにはとても良い本である。

  • ドロップシッピング

  • 今やドロップシッピングNO.1の株式会社もしも社長の実藤裕史氏の本。
    学生時代から、もしもを立ち上げるまでの自伝的読み物(?!)だ。


    もしもドロップシッピング

    中高と成績も悪く落ちこぼれだった(と言ってる)氏が一念発起して一橋大学に合格。
    そしてOisixのインターンから質屋のショップサイトの成功。

    アフィリエイトを始めてからも、何が何でもトップになるという信念。
    一日のほとんどを更新作業に費やし、ペヤングを食べながらサイト運営に没頭する姿。
    起業しスーパーアフィリエイターになってからの葛藤と、ドロップシッピングとの出会い。

    そして日本NO.1のDSPにまで成長させたもしもの裏話などなど。

    読み終わる頃には、自分は何をしているんだろうって気になった。
    アフィリエイトの成果落ちてやる気がない、止めちゃおうとか言ってる自分が恥ずかしい。
    みんながそこまでやってるのなら、さらに頑張ってやろうという気を起こさせてくれた。
    アフィリエイター、ドロップシッパーならず、多くの人に読んでほしい一冊だ。

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