“おすすめ”生命保険には入るな!―「お金のプロ」20人が本当に入っている保険はこれだ
- ダイヤモンド社 (2008年6月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478005873
感想・レビュー・書評
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読了:2011.10.31
「お金のプロ」20人が本当に入っている保険(実際に現在進行形)について、その考え方を語り、その後著者がそれについて”診断”という形で講評を述べる形式
第一章:まったく保険に入っていないプロ
第二章:シンプルに入っているプロ
第三章:いくつかの保険を組み合わせるプロ
第四章:私が入っている保険
として、各章それぞれの立場の人が自身の保険のとらえ方と実際に加入している保険、また今後どうしていくつもりか、なぜこの保険を選んだかについて語る。
まさに 語る という言い方がふさわしく、文章は口語。インタビューをして、その録音をそのまま文字におこしたような感じ
保険商品に詳しくなれる類の本ではないが、保険というもののとらえ方をいろんな人の観点から見ることができる。
保険はこういうもの、よくわかんないけどなんとなくはいっていて今後もそのままにしそうな人は読んでみると意識がかわるかも -
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生命保険選びの際は参照のこと
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お金のプロが一体どのような保険に入っているのかが書かれている。
特にまったく保険に入っていない人の部分は非常に参考になる。
どの保険が良いかは、結局のとこ個人の目的次第。
目的を明確にし、わかりやすい保険(色々な特約は結局よくわからない)に入ることが大事だと思う。
ちなみに私も保険は一切入っていませんが、子供が出来たら生命保険だけ入ろうと思っています。 -
保険会社の代理店に勤める筆者身の回りに居る人間の保険を解説したもの。
これをもってあれこれ判断というのは難しいが、
それぞれの保険へのスタンスには、色々な持ち味がある様に思う。
参考になったと思った点は、
保険という商品、毎月何円という制度を詠っているものは、
インフレに弱いという事を指摘している人がいた。
確かにその通りで、今後、物価が上昇する保障はどこにもないのに、
それに対して、若いからという理由で保険料を将来に向けて払い続けることは、
果たして合理的なのか、という疑問は思った。
全てをカバーすることは、保険では非常に高くつく。
何かを捨て、選択することで、部分最適であるが、もっとも自分にとってのリスクを軽減することができるのかも知れない。
あと、これは昨日読んだ雇用保険の話にも通ずるが、
団体保険という保険があって、場合によっては手厚い給付が受けられるとのこと、
大しておいしくも無い商品は、勝手に身の回りによってくるけれど、
自分にとって、本当に必要な商品というのは、自分から、率先して探していくしかないのかも知れない。
それが多少手間のかかるものだとしても。
そういう制度を知らないだけで損をしてしまう可能性がある。
自分が今払っている費用は、どんな効用があり、どういう利用の仕方ができるのか、
日々関心を持っていくべきだと感じたのだった。