たった2つの質問だけ! いちばんシンプルな問題解決の方法―「タテの質問」で掘り下げ、「ヨコの質問」で全体像をあぶり出す

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478006016

感想・レビュー・書評

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  • 縦→その原因を一つ上げて?
    横→その解決方法でその問題の8割以上解決できる?

    で、解決策が的を外れていないか図れる。

  • 深堀と違う理由
    問題の8割ができたら横の質問というのがミソ

  • タテの質問とヨコの質問を使い、ロジックツリーを作り上げていく。様々な事例で論を補完。

  • すらすら読めて、あっという間に完読できてしまうため、この値段でこの内容かと思ってしまった。
    しかし、タテとヨコの質問を実践してみると、なるほどなんとなく漏れがない分析ができる気がする。
    問題への考え方をシンプルに、しかし漏れがなくできる手法として取り入れたいと思う。身についてはじめて、価値が出るかなと…どんな本でもそうですが。

  • 自己啓発
    ビジネス

  • 縦と横。ふたつのキーワードで解決可能な問題に迫る。解決可能な問題に絞り、他を無視するという割り切りが小気味良い。
    Kindle版にて読了。読み終わると自動でレヴューを求められるAmazonのシステムも便利で良い。

  • 出版社様より献本御礼

    問題解決に関するあるメソッドについて記載した一冊。
    「たてよこメソッド」

    特に問題解決に対する横へのアプローチは
    視野が狭くならないようにするために
    とても有益です。

  • 問題解決の方法を、文章だけではなく、図でも分かりやすく説明されていた。「他に意見はないか」ではなく、「挙げたものが解決すれば全て問題は解決するか」と質問をした方が良いと知った。もぐらの物語形式が面白く、特に最後はドキドキして楽しく読むことができた。

  • 理屈はシンプルなので、本の中身は例えばなしでの解説がほとんど。

  • 「タテの質問」は『その原因を一つ上げてみて』
    『ヨコの質問」は『その原因で、問題はすべて解決?』

    他の人のレビューにある「要するにWHYツリーだよね」という書き込みに、ハッとする。
    原因を特定するロジックツリーを考える時に、特に第二階層なんかは3Cだったり、決まった考え方をしがちだなぁ(というか勉強してきた)と。
    「問題はすべて解決?」と第二階層や第三階層を広げることを、お決まりの考えじゃなく広げていく営みに、
    ロジカルの真価がありますね。

  • 確かに、色々なロジカルシンキング系の本の中でも、群を抜いて読みやすい!そして、読みやすいだけでなく、実践的な考え方だと思った!これは、いい本だ。

    問題を解決するには、正しく問題を把握することに尽きる。その正しい問題を簡単に掘り下げ、構造化するのが『縦の質問(その問題の原因を1つあげてください)』と『横の質問(その原因が解決できると、この問題はすべて解決しますか?)』を組み合わせること、これだけ。

  • 職場や学校などで何らかの問題にぶち当たり、どうしたらいいのか悩んでいる方に。。。


    本当の問題を見つけることと、問題の全体像を把握することが大事。これを実現するためのたった2つの質問とは?「その原因を1つあげてください」「その原因が解決できると、この問題は全て解決できますか?」

  • ・その原因を1つ挙げてください
    ・それが解決されれば、問題はすべて解決しますか?

  • シンプルで、わかりやすい。
    問題を深堀りする方法はわかっていましたが、
    ヨコにも持って行って原因を追求していく方法はすごく新鮮!

  • タテヨコ2つの質問で解決。
    その原因はなにか?
    その原因を解決すれば問題は解決するか?
    原因を図解していく。

  • タテの質問は以前から知っていたが、ヨコの質問「それで問題は解決しますか?」は知らなかった。これはいいアイデアだ。

  • なぜ、なぜ、なぜの問題解決方法を具体的に行う手順を示してくれている。

  • この本の要点は帯に書いてある通り2つだけで、問題解決を図るときに聞くタテとヨコの質問だけです。

    タテの質問
     その原因を1つあげてください
    ヨコの質問
     その原因が解決できると、この問題はすべて解決できますか?

    です。

    ★★★

    タテの質問は、「なぜなぜ5回」とほぼ同じです。
    違うところは、「1つ」と限定しているところです。「1つ」と限定することで無意識なうちに一番重要な答えを見つけようという気持ちになるそうです。

    まずは、「その原因を1つあげてください」という質問で、深く深く問題を掘り下げ(深さは規定しません)、解決策に結びつく答えか、解決しようがない答え(景気が悪いといった自分では解決できない問題)にたどり着いた時点でタテ方向への掘り下げは終わります。

    ★★★

    ヨコの質問は、問題の全体像を炙り出すためのものです。タテの質問で、「1→2→3→4→5(解決可能な問題)」にたどり着いたら、「5が解決できると、4の問題はすべて解決できますか?」と質問することで4の問題を解決するために必要なアクションは5だけで十分かどうかを確認することができます。

    不十分なら、「4→6」、「4→7」といった新たなブランチが見つかります。

    これを再帰的に繰り返すことによって、問題を掘り下げたツリーが得られます。
    リーフ(最終的なノード)がすべて「解決可能な問題」あるいは「解決不可能な問題」であるところに注意しましょう。

    このツリーが問題の全体像になっているというわけです。

    ★★★

    確かに、なぜなぜ5回を行う時にこの方法(特にヨコの質問)を知っていると、より網羅的に問題の深掘りができると思いました。

    しかし、岡田 斗司夫の『あなたを天才にするスマートノート』に書かれた論理的に問題を分析する時の残りの3方向がありません。

    したがって、両者を組み合わせて、つまりは、スマートノートの1,2,3,4,5のステップの1の原因を掘り下げて論理の土台を作る過程で使うと良いのではないかと思います。

    今度、どこかで使ってみよう!と思いました。

  • 20120205

  • たった二つの質問。タテの質問とヨコの質問で、全体像をあぶり出す。タテの質問とは、「その原因を一つあげてください」
    ヨコの質問とは、「その原因が解決すると、この問題は、全て解決しますか?」だけ。
    これだけで大丈夫かとも思ったが、この質問を繰り返すことでツリーを書き出すことで、全体像が視覚化されるというわけである。
    まことに、簡単であるが、これで思考を掘り下げることができるわけで、是非ともクセになるまで定着させたいものである。

  • なまじ難しい問題解決の本を読むよりも
    考え方がシンプルで納得感があるので、おすすめの一冊。

  •  かなり以前に、お付き合いのある会社の方からいただいていた本です。テーマは「問題解決の方法」。サクッと読めます。
     「「タテの質問」で掘り下げて本当の問題を見つけ出し、さらに「ヨコの質問」で問題の全体像を把握すれば、どんな問題も解決できてしまう」、著者のメッセージは本の帯にシンプルに書かれています。
     定番の「なぜ、なぜ、5回」という問題の深堀りに、網羅性を目指した検討のスコープを広げる問いかけの工夫を加えたものです。

  • 昨日(2011/3/13)の福島原発等の記者会見の質疑応答を見ていて思うのですが、必要な情報を相手から引き出すためには、それにふさわしい質問の仕方があることを感じました。

    この本では、「一番シンプルな問題解決の方法」として、2つの質問(タテとヨコ)を有効に使うことを解説しています。

    タテの質問で掘り下げることによって本当の問題を見つけ出し、ヨコの質問で全体像を把握するという方法は、多くの要因が絡み合っているビジネスで活かせるような感触を持ちました。

    今後の社会人生活においても、自分なりの工夫を加えて、活用していくつもりです。
    以下は気になったポイントです。

    ・1)本当の問題を見つけていない、2)問題の全体像を把握できていない、のどちらかが生じただけで問題を解決できなくなる(前書きp6)

    ・絡み合った原因の中から、「解決できない原因」は取り除いて考える必要がある(前書きp8)

    ・タテの質問:その原因を1つあげてください、横の質問:その原因が解決できると、この問題はすべて解決できますか(前書きp12)

    ・問題と原因の関係が単純なケースには、「なぜなぜ5回」は有効だが、さまざまな原因が絡み合っている場合には解決不可能(p7)

    ・タテの質問は、解決策が見えてくるまで繰り返す、解決策が見える原因が見つかったら「横の質問」をする(p17)

    ・問題とは、ビジョンや目標と現実とのギャップ(p21)

    ・問題には、目標・原因・よくない結果の3つの要素が含まれている、結果がよくないので、原因を探って解決し、目標を達成する(p24)

    ・「他に何か意見はありませんか」よりも、「その原因が解決できると、この問題がすべて解決できますか」と言われたほうが、脳はまったく異なる働きをする(p52)

    ・議論するメンバーの選定は、よく考える必要がある(p120)

    ・リーダーは問題を把握するために、自由闊達に意見が言えるような雰囲気を作ることが大切で、レフリーの役目をすべき(p121)

    ・5W1Hから「なぜ」を抜いた4W1Hを念頭に入れて発言記録をする(p127)

    ・問題解決の場合には、効果度と実現可能性の高いものを優先させるべき(p135)
    2011/3/14作成

  • その原因は?の縦の質問と、それが解決したら問題は全て解決する?の横の質問で、論理を整理できる。シンプルで、超実践的!

  • 『まずは広げて考えなさい』

    とはよく仕事で言われる言葉。

    ついつい縦に頼り切ってしまって
    横の質問に欠けてしまう。

    『それで本当に課題は解決出来るのか?』

    この質問を常に仕事上でも自分に問い掛けたい。

  • 図書館

  • 様々な問題解決を2つの質問で掘り下げていくという
    すぐに誰にでもできる技法です。本当に使えると思いました。

    簡単に紹介すると、

    ■2つの質問

    ○タテの質問
    「この問題の原因を 1 つだけ挙げるとすると何になりますか?」

    ○ヨコの質問
    「その原因が解決できると、この問題はすべて解決できますか?」

    ■職場の問題解決の落とし穴

     様々な問題解決技法が存在し、また優れたファシリテーターがファシリテーションを実施しても問題を分析するまでに終わってしまい、
     「解決策に取り組むべきなのに取り組めず、結果的に問題が解決されないまま放置されている」
     ということになってしまう。


     ・ 問題の評価のポイント

     1.重要度
     2.緊急度
     3.効果度
     4.実現可能性


     「これが重要だ」とみんなで選んだ項目は、一種の「タテマエ」になってしまいやすく、
     実現可能性が考慮されないことが多い

     したがって、重要なことは、

     ①全体像を描ききる情報を持ったメンバー
     ②解決策を実行できるメンバー

    が 上記  「評価のポイント」の3と4を優先させて、

     解決へ向かうプロセスを進めていくことだそうです。

  • 問題の原因をひとつあげる☞その原因が解決できると全て解決できるか?

  • 世界一...と合わせて読むと良いですね。かなり実例で、これでもかという感じでHow toが説明されています。「その原因を一つあげましょう」「そんでその原因が解決すれば、問題は解決しますか?他に原因は?」の繰り返しですが、まー読んでてすっきりします。本分野においてカタストロフィある方は、運動がてらに読むといいでしょう。

  • 横の質問が使いにくい。

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著者プロフィール

ワクコンサルティング取締役エグゼクティブコンサルタント
諏訪 良武 Yoshitake Suwa

1971年 オムロン入社。1985年通産省の∑プロジェクトに参加。1995年情報化推進センター長。
1997年よりオムロンフィールドエンジニアリングの常務取締役として、企業変革を実践。
現在、ワクコンサルティング取締役エグゼクティブコンサルタント。
サービスや顧客満足を科学的に分析(見える化)するなど、サービスサイエンスを探求している



「2016年 『サービスの価値を高めて豊かになる 豊かさを実現する6つの価値』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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