みんなほんもの (絆シリーズ)

  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 58
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (33ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478006153

作品紹介・あらすじ

親子の心をつなぐ絆シリーズ第二弾。子育てに疲れた時に、相田みつをのいのちの言葉といわさきちひろの心の絵で癒されます。

感想・レビュー・書評

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  • いわさきちひろさんの子供の絵を見ていると、心が明るくなって、浄化されるような心持ちになる。相田みつをさんの詩も、あったかい。


    ひとりでもいい

    あなたにめぐり逢えて
    ほんとうによかった
    生きていてよかった
    生かされてきてよかった
    あなたにめぐり逢えたから

    つまづいてもいいころんでもいい
    これから先
    どんなことがあってもいい
    あなたにめぐり逢えたから

    ひとりでもいい
    こころから
    そういって
    くれる人が
    あればーー



    もう安心
    あなたの顔が
    みえたから



    いのち

        あのね
           自分にとって
        一番大切なものは
       自分のいのちなんだよ


    だから
      すべての他人の
        いのちが
     みんな大切なんだよ





    いいですか
    いくらのろくても
    かまいませんよ

    たいせつなことはね
    いつでも前を
    むいて自分の
    足で自分の
    道を歩く
    ことですよ




              アノネ
              親は子供をみているつもりだ
              けれど
              子供はその親を
              みているんだな


    親よりも
    きれいな
    よごれない
    眼でね




    うつくしいものを
      美しいと思える

    あなたの
     こころが
      うつくしい




       イキイキ
         はつらつ


           感動いっぱい


       いのち
        いっぱい




    みんなほんもの


    トマトがねえ
    トマトのままでいれば
    ほんものなんだよ

    トマトをメロンに
    みせようとするから
    にせものに
    なるんだよ

    みんなそれぞれに
    ほんものなのに
    骨を折って
    にせものに
    なりたがる





    、、、相田みつをさんと、いわさきちひろさんは、生前に行き逢うことは無く、この本の中で二人ははじめて出逢いました。
     この詩画集を読んでいると、こころが穏やかに、元気になります。
    とても素敵な本でした。



    • りまのさん
      湊川晴斗さん
      おはようございます
      コメントありがとうございます
      以前持っていた、いわさきちひろさんの本を、失くしてしまい、ずいぶん久しぶりに...
      湊川晴斗さん
      おはようございます
      コメントありがとうございます
      以前持っていた、いわさきちひろさんの本を、失くしてしまい、ずいぶん久しぶりに、図書館で借りたこの本で、ちひろさんの絵をじっくり見て、何と純真無垢で、綺麗な子供の絵なんだろうと、こころが澄みわたっていく気持ちがしました。
      相田みつをさんの、書と詩は、あまりに有名すぎて、かえって今まで興味がなかったのですが、いわさきちひろさんとコラボした詩を読んで、こころに感じ入りました。共感していただいて、とても嬉しいです。
      良い一日を!(*^^*)
      2021/07/10
  • 相田みつをさんの書と詩、そしていわさきちひろさんの絵の詩画集ですね。
    巻頭の松本猛さん(ちひろさんの息子さん)によると、二人が行き逢うことがなかったそうです。
    相田みつをさんの息子さんの相田一人さんが、巻末で、ちひろさんの母のまなざしと、みつをさんの父のまなざしの出逢いの作品との事です。
    松本さんは、「この本の中で二人ははじめて出逢いました。人を愛する二人の作品が遭遇したとき、どんな世界がうまれるでしょう。その世界を創るのはこの本と行き逢った読者の方の、一人ひとりの感性です。」と綴られています。

    相田みつをさんの詩と、いわさきちひろさんの絵は、はじめて出逢ったとは思えないくらいに、寄り添うように優しさと命の尊さをあふれんばかりに醸し出しています。
    相田さんの書は力強く、生きることの素晴らしさを歌い上げています。

    相田さんの詩を紹介したいけれども、ちひろさんの絵があまりにも絶妙に躍動しているので、出来れば詩と絵を同時にみつめて欲しいと願います。

    美しく、優しく、命の貴さを味わえる感動の詩画集ですね。

  • 大好きな相田みつをさんの言葉と
    大好きな岩崎ちひろさんの絵のコラボです♪

  • お客様からいただいたご本です。

  • 義母からいただいた絵本。別々に作られた物なのに、不思議と絵と詩が合ってる。子育てしてる時に、時々読むと、とてもほっこりする本。いわさきちひろさんのイラストも、とてもきれい。

  • 大切なお友達からの贈り物の1冊♪

    大好きな相田みつをさんのコトバに
    ココロがあったかくなって
    いわさきちひろさんのイラストにほんわかします
    最高のコラボ作品☆

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著者プロフィール

書家、詩人


「2016年 『ただいるだけで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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