一気に業界No.1になる!「新・家元制度」顧客獲得の仕組み―どんなビジネスにも使える! 継続率96%の秘密
- ダイヤモンド社 (2008年7月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478006221
感想・レビュー・書評
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先生をたくさん育てる。
そのコンセプトがおもしろいと思います。
「新・家元制度」
社会に与える影響力を考えるとき、
生徒を増やすのではなく、先生を増やす。
質の高い先生が増えれば、
先生同士のコミュニティも生まれて、
そこで学んだ生徒も増えて、
その業界の質を高めたり、新たなサービスを創出したりできます。
そのための流れとして、
器をつくる
冠をつくる
標準化する
検証する
結果を出す
コミュニティをつくる
という順で説明しています。
コミュニティづくりで興味深いのは、
器をつくる部分や冠をつくる部分の事例でしょうか。
いかに、お墨付きを得るか、信頼を得るか、集客できる仕組みをつくるかということで、
デパートと組んだり大学の先生と組んだり、財団法人と組んだり。
そのスケール感と発想の自由さだけでも、
なるほどねぇ、と思わされます。
もう少し丁寧に一連の流れを書いていただけるとありがたいのですが、
発想だけでも学ぶ価値があるのではないでしょうか。
“明確なビジョンを持たず、お金を儲けるためだけにこの事業をはじめても、創業メンバーとなるいい理事も、いい先生も、いい生徒も集まってはきません。当たり前のことですが、志の低い組織には志の低い人、設けたい人しか集まらないのです。”詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小坂部長から借りれる
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ビジネスプランにと、知人に紹介してもらったことがこの本との出会いのきっかけだったが、実は以前読んだビジネス誌に掲載されていて、興味関心を持っていた内容だと気づいた。
でもただの「会員制ビジネス」ではないことに気づいたのは、この本を読んでから。
仕組みと事例を紹介するだけで、儲かる構造にまで定量的に言及しているわけではないのが消化不良。ここから先は自分で考える。 -
下から這い上がりではなく、社団法人作って、インストラクターという仲間を作りましょうという話。
知り合いが、著者に師事されていたこともあっ読みました。 -
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▼ 100文字感想 ▼
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「新・家元制度」を実践できれば強力だ。とくに、地方の小
企業にぴったり。これまでの、見込み客を集め、顧客満足
度を高め、リピート客にするというモデルを一気に破壊する。
口コミでお客を増やしましょうなんてのは幼稚にさえ思える。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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■自分の趣味や好きなことを仕事にしたいという潜在意識
を持つ女性を「先生」として育成し、彼女たちがみずから
活躍できるような支援システムをつくりあげたことこそ、こ
のビジネスの最大のポイントなのです
■「好きを仕事に!」する6つの報酬
1、お金
2、ポジション
3、やりがい
4、スキルアップ
5、仲間
6、人間性
■いくら告知力の大きい新聞やメールマガジンに広告を出
しても、読者に認知されなければ意味がありません。告
知率、反応率の高い会員組織を持っていることが強みと
なるのです
■「地方で一番」がキーワード。地域で一番になるのは簡
単です
■「新・家元制度」とは、「生徒」はつくらず「先生」をつくる
仕組み。「先生」たちにノウハウを最初に取得してもらい、
そこから一気に広げていくことがポイント -
ビジネスモデルというかマーケティングというかブランディングというか、すべてがミックスした「新・家元制度」です。参考になります。