女性社員のトリセツ[取扱説明書]―なぜ上司の気遣いは通じないのか?

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478006313

作品紹介・あらすじ

今、あちこちの職場で起こっている男性上司と女性社員のすれ違い。その現状を何とかするために、リクルートで数百人の若手を育ててきた著者が、現役女性社員のリアルな本音に迫ります。女性社員の本音と生態が今、明らかに…。

感想・レビュー・書評

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  • 私は、女性部下を持ったことがほとんどなく、彼女たちに悩まされたことも無いため、その難しさをしらない。では、なぜこの本を読んだのか? 何かのパロディだと思ったからである。しかし、予想に反して本書の内容は全く真面目。女性社員を4つのパターンにわけ、その特性を説明し、いろいろなビジネスシーンにおける彼女たちを扱う方法を示唆。それが正しいのかどうか、私には判断しかねる。

  • No.617

  • 参考になる。

  • 女性を4つの枠組みに分類して、具体例で分かりやすく解説。仕事のために上司の本棚から借りた。
    うーん、なるほど女性社員活用は男性上司には手間がかかるし、難しいしで、一筋縄ではいかないなあ。

  • 著者の執筆するwebコラムに同タイトルのものがあった。当時上司の態度にいちいち傷ついていた私は、こんなに自分のことをわかってくれる人もいるんだと涙しながら読んだ記憶がある。男性上司に言ってほしい、分かってほしいことがたくさん書いてあった。
    男性女性のどちらがいい悪いではなく、そもそも性別も時代も違えば考え方が違うのは当たり前。上司にもそれを腹から理解してほしい。その気づきの無さがどれだけ仕事を頑張りたい女性部下を苦しめているのか知ってほしい。

  • 女性社員の代表的な4つの志向
    ・堅実キャリアさん(仕事重視・現実的)
    ・天職ドリームさん(仕事重視・夢見がち)
    ・公私セパレートさん(プライベート重視・現実的)
    ・結婚ロマンスさん(プライベート重視・夢見がち)

    短期スパンで考える女性部下、長期スパンで考える上司
     長期スパンで考えられないのは、能力が低いからではない。
     女性特有の先行きの不透明さ、選択肢の多さに原因がある。

    消去法的出世願望
     男性と違い出世を目的としているのではなく、
     あくまで会社や社会で働き続ける為の”手段”として捉えている


    女性社員・上司の両者の考えが理解でき参考になりました
    私は「堅実キャリア」と「天職ドリーム」の混合型かな?
    出世にはまったく興味がないけど、働き続ける為には
    「消去的出世願望」を持たなくてはやっていけないのかな・・・

  • 著者の講義の中で紹介されたので事後的に読みました。
    管理職等が女性に対してうまく接する方法やトラブルに巻き込まれた時の対処法、そして社内恋愛までも実際の経験談をもとにわかり易く書かれています。
    例えば、「女性へのおごり方」については、女性はおごってくれる女性に対して好感を持つという前置きをおいた上で 
    ・成果を出した場合等には奢る
    (奢ってばかりもただのパトロンと同じ)
    ・成果を出した時に褒美の意味を込めて奢ることを公言する
    ・特定の女性ばかりを奢らない
    と記述されています(これ以上の内容は割愛します)。
    女性が多い職場の管理職には必携かもしれません。

  • ?女性はやる気のスイッチが男と違う。結果、数字よりもプロセスを褒めて欲しい。
    ?女性は、結婚・出産というイベントで後ろが閊えているので、「やりたいことを早くやりたい!」と焦る。下積みの期間が勿体無く感じる。中長期スパンで考えないのは、やる気が無いのではなく、やる気が先走っているから。
    ?女性はキャリアモデルがいないので、何かと難しい。

  • 女性社員との関わり方が書かれている本

    はじめの部分で書かれていますが、この本は女性社員の本音を理解して、より良い職場を作っていくための本です。決して、女性とはこうであるという一方的な考え方を述べた本ではありませんでしたむしろ、女性は多様な考え方を持っているという内容でしたそう考えると、男性社員は一方的な考え方で良いのかも(男性社員のトリセツもあればいいのに)

    この本を読んで、感じたことは男性は組織を重視する、女性は個を重視するという視点です。

    一概にすべての人がそうであるとは、言えませんが傾向としてそういう傾向があるかなと感じました。

    マネジャーとなる人は、組織を重視する考え方を評価されるため、組織重視で行動してしまいがちですが、組織を構成する個人への配慮も怠ってはいけないと痛感させられました

    個人が活躍してこその『組織』ですから

    頑張ろう、新米マネージャー

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