- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478008720
感想・レビュー・書評
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これからのマーケティングは、カスタマーの自分ことを如何にデザインするかだ。ツッコミどころ満載、参加、共感できるエンゲージメントテーマ。そして、体験できる装置。
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人を動かすには?
→生活者主導社会における情報に対する方法とは、情報を拒否する力、スルーと発信する力、シェアがある
withCつまりブランド体験を貫き自分ごと化をもたらすエンゲージテーマと体験する装置が重要
自分ごと化のプロセスは
1.エンゲージテーマを発見する
2.スルーされない突っ込みどころのあるメッセージ
3.エンゲージメントテーマを装置の上で体験してもらう
4.生活者に自分ごとが起こる
5.シェアがはじまる -
2000円台行こうの生活者主導社会とはブランディングの時代と言い換えることができる。生産する消費者であるプロシューマーが登場した。
メッセージが生活者の自分ごとになると、その情報は生活者同士でシェアされ、また次のシェアを生み、世の中に大きな影響をもたらしていく。それは情報発信者の意図を超えた、大きなうねりとなって、いわば社会ごと化されていく。 -
【自分ごと】というキーワードは、単に広告だけでなく、人と関わりを持つ中で常に考えておくといいと思った。
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「人に何かを伝える」という行為の先にある、「人が行動する」ためにはどのように伝えたらよいかがロジックに描かれています。伝えることの本質がよく理解できます。
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まあ、そうよね、と思う感じ。
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インターネットに生まれた時から自然に触れているタイプの若者達を主にターゲットに、マーケティング手法を説明した本。
消費者の関心の持ち方の変遷や分析は凄く納得感があったが、「どうやって自分ごとにするか」の段は正直後出しジャンケン感がある(仕方がないことだけど)。
とはいえ後半部分にはじめから期待していなかったので全体的には凄く満足。
卒論のアイディアもいただけた。 -
上司に勧められ、貸してもらって読みました。そんなに目新しいことは書いてない、というか、たぶんすべて自分がこれまで見聞きして汚いようではあるのだが、ケーススタディも交えて体系的に読みやすくまとめてくれているので、その点では非常に良書だと思います。博報堂スタイルを布教しようという方向性は理解できなくないのですが、あちらの会社とは一緒にお仕事したことがないので、実際にどのような結果を出してくれるんでしょうか(笑)現代のマーケティングにかかわる人は軽く読んだらいいと思います。最先端にいる人は、なおさら。
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2009年に読んでもピンとこなかったかもしれない。ただ、2011年に読むには遅すぎた。
でも、ピンとこないことも多かった。特にタグ化する個人、シェアのところ。
3日前に読んだはずなのに、まったく頭に残らない内容。
いまとなっては無意識で扱えるようになった大量の「誰かの自分ごとのシェア」=ノイズをさばけるようになったからゆえの、スルーだったのか。
それとも「誰でも知ってる情報=ノイズ」として扱ったのか。
ソーシャル的な「ビジネスに役立つことが大好きなオッサン」臭がプンプンするからか。
内容は「スルーされずにシェアしてもらって拡散してもらう。っていうコラボっぽいことをしたいね!」でFA?
■キーワード
・大衆→分衆→網衆
・情報を大衆が編集できるようになった
・with C
・タグ化される個人(よくわかんなかった)
・シェア
-消極的なシェア(置く)
→「今週映画あるんだ」→「へーいっしょに見に行こうか」的な。積極的な提案でないかんじ
-コラボ (フォークソノミー) (よくわかんなかった)
教えてGooとか
→(with Cに結びつけるためのコラボか。うまくシェアして拡散してもらうためのコラボ)
▽3章 99%の情報がスルーされる
・「届く」と「受け取る」
・スルー
・気づかない
・見きる
・ほっておく
・情報はストックされ、スルーされる
▽4章 コミュニケーションは「自分ごと」で成功する
・自分ごとになれば
→スルーされない
→シェアされる
・インサイト
・エンゲージメントテーマ