ふりまわされない~会社、仕事、人間関係がらくになる7つの物語

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478009314

感想・レビュー・書評

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  • イージーがベスト
    ベネフィットかコストか
    迷わずベネフィットを選ぶ。いくら正しくても損になることはしない、など目から鱗。
    ベネフィットとイージーを選択すると自分の利益になることが増え、ストレスが減る。人間関係で摩擦が減る。なるほど。
    自分に優しくなれると他者にも優しくできるものね。
    ちゃらんぽらんバンザイと思う。

  • 「無理しなくていいんだよ」「楽に生きればいいんだよ」というようなことが、7人の例で物語風に書いてあります。始めは、正直、あまり期待せずに読んでいたのですが、素直に読むといろいろな気づきがあって、非常に良い本だと思います。いろんなことに疲れている人にお薦めです。

  • 著者は非常に碩学な公認心理士だが、誰にでも分かりやすいようとてもカジュアルな物語仕立てで、ふりまわされてストレスを感じる7つのケースについて紹介している。カウンセラーの一言一言が、こう考えれば楽になるのかと、たくさんの気づきを与えてくれる。

  • 仕事、家庭、それぞれの場面でネガティブに考えすぎて自分で苦しくなっている人に、分かりやすい言葉で認知を変えることを促す。短くてすぐ読めるけど、身につまされることも多い。
    正しさよりベネフィットを選択するなどのアドバイスから、いかに自分で自分を縛っているかに気づかされた。

  • R4.8.31再読。
    以前読んだときより言葉がすとんと入ってくる。
    そのときそのときの悩みに入ってくるんだろうなあ。
    ・3つか4つのキャラを都合よく使い分ける
    ・自分の未来像をできるだけ欲張って「こうしていたい」「こうだったらいいな」と具体的に考える

    (H29.6.18初読)
    7つのケースから人間関係が楽になる方法を学ぶ。力強いお答え。
    ・正しくても損になることはしないでおく
    ・願いをしっかり肯定するとモチベーションは高まる
    ・不安定パワー=これから変えられること

  • 私には役に立たない。紙の精パピルが馴染めない。と思っていたが1年ぶりに読んでみると心がスッキリした。
    大事なポイント
    善悪では無く損得で判断する。正しくても自分の損になることはしない。
    望ましい未来を考える。
    これまででホッとできる体験を思い出す。
    その体験を安心できる場所としてしまつておく。
    人間関係で損をするコストなレンズをかけていないか。
    他人が褒めてくれることを素直に信じるベネフィットなレンズを掛けよう。
    ハツカネズミにならないためにバリューフリー、選択肢は色々ある。
    願い事はふたつより3つが良い。そうすると選択の2ではなくバランスの3になる。
    イエスでもなくノーでもない。ノエスの魔法。
    そうなんだと受け入れる。ノエス。
    迷っているときはとりあえず保留。
    白黒はっきりしないのが自然。不安定はエネルギーがある。
    嫉妬は当たり前。そんな時は嫉妬マンに侵されている。
    嫉妬を願いに変える。相手を恨むのではなく今自分に出来ることに置き換える。

  • 7つの物語を元に、「ふりまわされない」生き方についてヒントを与えてくれる本。
    内容を集約すると、①既存の価値観に縛られない②自分の感情を肯定する③自分の生きやすいように生きる、ということだと思う。
    悩みを抱えた時にまた読み直したい本。

  • この本に出てくる7つの物語全て、自分に思い当たる部分がありました。
    落ち込んだり、悩んだりした時に、また読みたいなと思います。

  • 疲れた時は誰かに甘えること。大切なのは上手にやること、さりげなく、そっと、ひそかに甘える。
    人に助けを借りるのは依存ではない。必要に応じて他人のリソースを借りるのは良いこと。
    迷っている時は無理して決めない。

  • ・自分が世の中を見るときに知らずのうちにかけているめがねに気がつくこと
    ・自分の中に沸き起こる嫌な感情には名前をつけること
    これは自分をコントロールするための基本的なことなのかな

    色々なタイプの人を主人公として書かれていたので感情移入しやすく、分かりやすかった。

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著者プロフィール

公認心理師・臨床心理士、原宿カウンセリングセンター顧問、公益社団法人日本公認心理師協会会長。1946年生まれ。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、1995年原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、ひきこもりに悩む人やその家族、ドメスティック・バイオレンス、児童虐待、性暴力、各種ハラスメントの加害者・被害者へのカウンセリングを行ってきた。著書に、『母が重くてたまらない』『さよなら、お母さん』『家族のゆくえは金しだい』(いずれも春秋社)、『カウンセラーは何を見ているか』(医学書院)、『アダルト・チルドレン』(学芸みらい社)、『家族と国家は共謀する』(角川新書)、『タフラブ 絆を手放す生き方』(dZERO)、『共依存』(朝日文庫)などがある。

「2023年 『家族と厄災』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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