「ワタシが主役」が消費を動かす―お客様の“成功”をイメージできますか?
- ダイヤモンド社 (2009年8月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478010068
感想・レビュー・書評
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お客様を主役にするには?
→購買理由となるのは、便宜的価値(価格)、基本的価値(モノ)、情緒的価値(五感)、個人的価値(ワタシにとって)、社会的価値(共感やつながり)
商品知識ではなく、どんな生活が手に入るかを伝える
買う動機はしあわせ獲得から始まる
自分ごと化することで興味関心が増す詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クチコミマーケティングの第一人者、日野社長の著書。消費者目線のマーケティングを考える中で、わかったようなワカランような~と最近もやっとしていたことが、とても分かりやすく書かれていた本でした。消費者=生活者、ということばに超納得です。今こそ!な内容ですが、これをずっとずっと前から研究してこられたというのが、凄すぎます。。
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前半が面白かった。
これからのマーケティングの姿がどうなっていくか、を女性マーケティング会社の経営者が書いた本。 -
具体性があって良かった。
コミュニケーションによる営業導線と
エコシステムの循環方法のヒントに
なりましたね。 -
これからリアルとの連携を考える際に、一人一人のお客様を理解することがより重要ですよね。そのためのキーワード、自分ごと&オンステージなど明確に説明されています。ハーストーリー社での実例がより説得力を増しています!
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女性視点のマーケティング、という観点で、これからの消費者心理、消費行動が分析されています。
とても分かりやすく、美容室にも役立つ点が多々あります。
さっそく来年のニューイヤーズフォーラムの講師として依頼し、ご快諾いただきました。
乞うご期待!
(2010/7/24 藤本) -
消費者=生活者は今や単なる買い手ではなく、「ワタシが主役」とばかりに売り手側と同じステージに立つようになった。お客様の意思が消費マーケットそのものを動かし、製品や提供されるモノを川下から逆流させて変えさせるほどのパワーを持ってきたのである。
この変化を、女性マーケティング、とくに25歳~50歳の既婚者層に関して絶大な強みを持つ著者が、「女性のあした研究所」による調査(2007~2009年3月)を踏まえ、生活者に支持される企業になるにはどうすればよいかを様々な実践例とともにアドバイスする。
取り上げる事例は、トヨタカローラ「女性視点マーケティング」、レシピ投稿サイト「クックパッド」、ANA羽田ラウンジの「INNOVATIVE VOICE」、ファッションイベント「東京ガールズコレクション」など、消費者の「心の動き」を察知し対応に成功している企業・プロジェクト。