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この作品からのみんなの引用
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比較優位とは「他国との差」ではなく、国内における他の財との生産の比によるものである。
― 185ページ -
岩村充氏は、電子マネーでマイナス金利を実現することを提案している。電子マネーにはどんな設定をすることも可能だから、たとえば税金を電子マネーで還付し、その金利を日銀が操作できるようにすれば、金融政策のオプションが広がるだろう。こういう口座を作っておけば、今後も不況のときにはこの口座に税を還付すれば確実な効果が見込め、財政収支にも中立だ。
― 157ページ -
20世紀までの国家モデルだった主権国家(領土国家)システムはもう時代に合わなくなり、これからは都市国家の時代だ。東京のライバルは大阪ではなく北京であり、札幌のライバルは大連や台北だ。
― 136ページ
みんなの感想・レビュー・書評
「閉塞状態を打破し、流動性を生みだしてくれる何か、その可能性の一つが戦争である。」 平和は素晴らしい。 ただ、今の平和は単に「既得権を守ること」だけに終わっていないか。 このまま変わらずに全てを固定化させるのか。 変えること、変わっていくことだけが生き残る策ではないのか。 「改良・改善」にとどまらない文字通り「革命的」イノベーションが必要なのではないか。
著者は、池田信夫氏である。たぶん、一般的なビジネスマンにとっては 有名であると思うが、知らない人も多いと思うので、略歴は、 東大ーNHKー国際大学教授ー経済産業省研究員ー上武大学教授って感じ。 経済評論家ではなく、経済学者。 本書の内容は、タイトルからもわかるわかるとおり、 「いかに日本が危機的状況であるか理解する事」を最終目標としている。 つまり、現状を正しく理解することにある。... 続きを読む »
日本経済の失われた20年を分析。NHKを経て経済学者になっているので、経済学の理論により過ぎず、ジャーナリスト的な事実の記述だけに留まらず、非常にバランスの良い分析になっている。
日本経済に関する理解がかなり整理された。
すっかりこのおっさんに興味を持ってしまっているぼく。 こういうのも、震災成金と言えるのではないでしょうか?(笑) で、この本。 ぼくの経済学が「つくづく古い」ことに改めて気づかされることとなりました。 ようは、「規制を無くせば、市場は拡がる」という本。 例えば、雇用。例えば、電波。例えば、電気。 ぼくのころの経済学は、(ざっくり言うと)お金と市場のみが議論の場でしたが、... 続きを読む »
2011/04/08
この本2年前の本やけど2年前と今(震災前)とあんまかわらんのかな。
ずーっともうやばいもうやばいって。
著者が重視するのはバイアスとか利害関係が多い。
なるほどです。
特によかったのは
・トレードオフを受け入れられない
・長期雇用の退出障壁
のところ。
最近のTwitterでの主張も一貫しているので
よく理解できる。
希望が無ければ絶望もない。ネットに溢れる負のエネルギーは、まだ日本や己の未来を諦めていない事の証左か?逆説的だが、この嫉妬や怨嗟がなくなるまで、もっと日本はぶっ壊れれなきゃダメなのかもしれない。
特定の人の利益にとらわれず、冷静に将来の日本のことを考えている。日本に欠けているのは、真の意味で公平で長期的なビジョンを分かりやすく語れる人だと思った。偏狭さや思い込みを解きほぐして社会を見るためのリテラシーを向上させるために。
最初は 「ブログ記事の焼き直しかな」 「でも自身が理解してない内容だから頑張って読もう」 みたいな思いで読み進んでいったが、最後に疑問に思ってたことに対しての 「名前」を教えてくれたので★5つ。 (私自身の基準で「そういう概念があるのか!」的なものがあって、それが納得出来ると★5つ) それは「不等価交換システム」。 産業革命以降の経済発展についてはまあイメージしやすかったのだけど... 続きを読む »
中古入手していたものを読了。
氏のブログで主張されていることを1冊にまとめた感じ。
なんとも、「後ろ向き」な表題だけど、冷静に現実と向き合っている内容。
タイトルがよくない。が、内容にはとても同意しました。
年功序列を廃止して同一労働同一賃金にそ、年金をポータブルにし、一時退職金を廃止し、職業紹介業を完全自由化し、民間の雇用データベースを充実化することが日本の生産性の再構築になるという内容。
はじめに 第1章 格差の正体 1 何が格差を生み出したのか 2 新しい身分社会 3 事後の正義 コラム 情報の非対称性 第2章 ノンワーキング・リッチ 1 社内失業する中高年 2 働きアリの末路 コラム 補完性 第3章 終身雇用の神話 1 終身雇用は日本の伝統か 2 日本型ネットワークの限界 ... 続きを読む »
著者の指摘する問題点はもっともだと思う。だからといって、それを解決することは非常に難しいだろう。
解決には、経験したことのないような大不況により、改革しなければ生き残れないというぐらいの状況が必要になるのでは。
あらゆるマスコミで出禁になっているという喧嘩師エコノミスト、池田信夫センセの本。
テーマは世代間格差について。
現代の若者の失望感は日本の老人支配の構造に起因するものととし、
解雇規制緩和による雇用流動化の必要性を説く。
センセがいつもブログで主張していることのまとめ本でブログの読者ならあえて読む必要はないかも。
失われた20年が終わり、新たに始まった2010年代。
ガラパゴスと揶揄されるように、日本経済が停滞してしまった原因は何なのか。
それは日本に大きな閉塞感を生んでいる官僚による様々な規制である。
もし企業側に原因を求めれば、日本型経営といわれる終身雇用と年功序列であるが、それもやはり規制が元である。
民主党政権になり、官僚機構が簡単にひっくり返らないことは十分にわかったこと。
では今後どうするかといえば、この官僚システムをうまく使いながらイノベーションを起こしていくしかないのである。
国は助けてはくれない。
自分の足で立っていかなくてはいけない。
資金力、高い技術力、勤勉な労働力がある国で、足りないのは収益へと結びつけるマネジメント力。
経済の側から日本を良くしていくのだと、経営者が自覚するだ。
これからはブログを読むようにします。
経済学は無知ですが、たまたま読んできた本がうまくリンクしてくれて理解しやすかったです。
ワーキング・プア(非正規) ⇔ ノンワーキング・リッチ(解雇できない正規)
や
ワーキング・プアを生み出さない規制が本当のプアを作り出す
などのロジックは考えればその通りですが、盲点というか目からうろこで、きっと多くの政治家には欠けているもののように感じました。
ゼロ金利の説明も理解しやすかったです。カラクリはそういうことだったのか的な感想を持ちました。
このままだと日本のお先は真っ暗ですね。
この本は、今の時点で読むから良い本ですので、気になった方はブログか即買いをされることをオススメします。
衰退の道を辿るボクらの国、日本・・・ バブルの頃は小っちゃかったので・・・ ほとんど記憶に無ぇです・・・ なので・・・ 生まれてこの方・・・ 日本が力強く上昇している姿を見たことが無ぇです・・・ 雰囲気として希望が、夢が、活力が溢れているのを感じたことが無ぇです・・・ 失われた20年・・・ 経済的に豊かになるのが幸せか?と問われれば・・・ それだけでは決してない、と答えた... 続きを読む »
1990年代から続いている経済の停滞は、まもなく「失われた20年」になろうとしているが、その終わりは見えない。
では、なぜ、政治家や官僚は長期停滞を脱却するかという問題意識を持つこともなく、危機感も薄いのだろうか。
その問題提起をブログや多くのメディアを通して訴え続けている池田信夫氏の経済論である。
全ての章において中身の濃い内容になっており、何度も通して読む必要がある。
国民全員が危機意識を高めるためにもお薦めの書だ。
ノンワーキングリッチ。社畜。
雇用の流動化。新・士農工商。
効果の少ない財政政策。これから迎えるであろう財政破綻。
けつに火がつき、ぼーぼー燃えはじめないことには、だめだということですか・・・。
興味ある内容で、面白かったです。

本の最後に「今の日本に足りないのは希望ではなく、変えなければ未来がないという絶望ではないか。」という一言がある。
著者はこの一言がどれだけ現状に即しているかをざまざまな日本の問題点を挙げて説明してい...





