もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- ダイヤモンド社 (2009年12月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478012031
感想・レビュー・書評
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本家のドラッカーよりわかりやすく良書.全てのビジネスマン,特にマネージャにお勧めの一冊.
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ドラッカーのマネジメントは読了できなかったが、これは小説で読みやすかった。
それぞれ人に責任をもたせて主体的に動くように環境を調整することが大事だと学んだ。 -
マネジメントを高校野球に例えたら。わかりやすい。
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小説としての肉付けが少なく、脚本家が書く、まさにドラマの脚本といった感じ。これがここまでヒットしたというのが正直分からない。全然面白くない。ザ・予定調和。
見所はドラッガーのマネジメントにはこうある〜という引用のみ。 -
面白かった。
タイトル通り、もしも高校野球のマネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだらどうなるのか、という話。
高校の野球を舞台に、マネジメントのマーケティング、人事などを彼らの社会に置き換えて成功へ導いていく。
この本では、
顧客=部員、監督、観客など
マーケティング=顧客が求めているものを探り当てるところから始まる
マーケティングとして、主人公と主人公の友人夕紀がお見舞い面談で部員たちの内面を引き出していく場面が面白い。
何がしたいのか、何がネックなのかを聞き出しいわゆる市場調査)そこでの調査を野球部マネジメントにうまく活かされている。
イノベーションも面白い。
すべてのことは陳腐化する。
陳腐化していってしまう部活動を、最終目標(=甲子園出場)のために改革を起こして、野球部たけでなく他の部活動へも良い影響を与えながら成長していく。
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この本から得た自分の生活に落としこみたいこと
私、もしくは働く私の事業を明確にする
顧客が誰であるか
顧客は何を求めているか、何を与えられたら嬉しいか
陳腐化しているものはなにか
その問題はどのようにテコ入れしたら解消できるのか
強みはなにか、専門分野はなにか
目的はなんなのか -
「真摯さである。」
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病気で入院した親友から、野球部のマネージャーを任された少女が、
偶然手にしたドラッカーの経営書をもとに、野球部を「経営」していくお話です。
私は野球にも経営にも詳しくありませんが、「野球」と「経営」がうまく絡み合っていておもしろかったです。
野球部の絆にも感動しました! -
流行ものです。
さすがAKB48の仕掛け人だけあって
小難しい経済本をベストセラーにするところは流石ですな~。
しかしまぁ小説としては三流だすわな~
と思いながら、電車の中で泣きそうになって
慌てて閉じた。