- Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478012192
作品紹介・あらすじ
あえて「ムダ」は残せ。なぜ、ムダをそぎ落とし、バランスの取れたシステムが機能しないのか。なぜ、「過剰な」生産能力が重要なのか。本当に絞るべきムダとは何か。どこに集中して、何を変えて、そして何に変えればいいのか。21世紀版『ザ・ゴール』誕生。
感想・レビュー・書評
-
非常に身近で学びの多い内容なんですけど
どうしても女社長の奮闘記って感じで、
終わってみると中身薄って思っちゃいましたね
でも、それぐらい読みやすくてポイントを押さえていて
かなりの良書とも言えます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
THE GOALの続編
制約理論、ボトルネックがあるシステムの最適化方法を小説の形式で解説
読みやすい -
『ザ・ゴール』の焼き直し。
前作を読んでいたら特に読む必要は感じないかなと。前作より「無駄」の扱いが重視されているくらいで内容はあまり変わらず。
読みやすさわかりやすさは上がってると思う。 -
The Goal ⇒ It's Not Luck ⇒ ときて本書を読んだ。
個人的には前に読んだ2作の方がよかった。
・TOCのDBRや思考プロセスは前2作がより詳細。
本書でTOCに対する新しい発見はない。
・LSSを全否定はしていないものの、
良さが十分には伝わってこない印象はあった。
・前2作は理論を理解しやすくすることを目的に
小説風にしている印象があり好感が持てたが・・・
本書はどうでもいいストーリーが無駄に多く感じた。
(ただ、本書はあえて無駄を残すことを重視するので、
それはそれで狙い通りなのかもしれないけど。)
読むのに相応の時間がかかることを考えると、
前2作を読んでいれば、
本書は読まなくてもよかったかな、というのが本音。 -
The Goal等と比較すると、イマイチかな。
-
プロセスや改善に魂をこめる人全員に送りたい良書。
物語形式なので冗長に感じるかもしれないが、それがまた臨場感や登場人物の内面を深く表していて共感を呼ぶ。
ラストの描写は「人の成長」を伝えたかったのだろうか。ビジネス書でありながら少し泣けた。 -
現状考えられる業務フローのムダとして、個人で出来そうなものは、あまりないようです。クレームのワーディングくらいでしょうか。
今のところ自分で短縮できるフローは「明細書の読み込み」だと思います。明細書を読むためには、それなりの知識が必要です。知識さえあれば速く読めます。大人が絵本に接するくらいの感覚で読めれば、かなりの短縮になるのではないでしょうか。
知識の吸収が急務です。司馬遼太郎のようにはいきませんが、今担当している技術分野に関連する書籍5冊くらいは読破したいと思います。 -
ゴールに出てきた手法との組み合わせで面白かった。実際にこんなに上手くいけばいいけど中々難しい
-
ザ・ゴールシリーズの中で、本書で初出と思われる内容
・リーンシックスシグマのような部分的な改善手法は、所構わずやっても効果が薄い。TOCの考え方で制約条件を見つけ、全体のスループットを向上させるような改善のみに注力すべし
・TOCの5つのフォーカシングステップで、4ステップ目に制約条件の向上が挙げられているが、無闇にこれを実行すると制約条件があちこちに移動して混乱を招きがちなため、管理しやすい所に制約条件を固定するように他行程を調整すると良い
前者はわりと想像がつく範囲のものだけど、後者はTOC実践の中で得られたノウハウっぽくて参考になった。
TOC をある程度勉強している状態で読んだので、前半の展開がやたらストレスフルだったなー。あと、リーンシックスシグマの具体的な方法はほとんど出てこないので、他の本で勉強するかも。