大いなる不安定

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制作 : 山岡洋一  北川知子 
  • ダイヤモンド社 (2010年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478012291

大いなる不安定の感想・レビュー・書評

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  • 「悲観論の帝王」等と称されるルービニ氏だが、本書は巷に溢れる大仰な金融パニック本とは一線を画す。近世以降の金融危機の歴史を振り返り、そもそも市場とは本質的に安定したものではなく危機を繰り返すものだという説が冷静に、ロジカルに語られ説得的である。危機は回避された、あるいは最大の危機はこれからだ、等という期待される結論から逆算された「楽観論」「悲観論」はいくら読んでも腑に落ちないものだが本書はそのような類でない。ただ残念なのは新興国や先進国の今後の見通しに触れた最終章。ここにはそれまで封印されていた先入観が少しばかりはいりこんでいる印象を受ける。

  • 金融危機は偶然ではない、必然である/
    Crisis economics:
    A crash Course in the Future of Finance ―
    http://www.diamond.co.jp/book/9784478012291.html

  • サブプライムローン問題については他でも記されているので目新しいものはなく、今となっては面白みがない。それでも、この問題に対して早期から警鐘を鳴らしていたルービニ教授による欧州、日本、中国をはじめとするBRICsについて言及している後半は一読の価値がある。

  • 金融危機の原因を、CDSやCDOといったデリバティブ商品の生成・破綻に見るのではなく、FRBの緩和的な金融政策にあることを詳細に解説。

  • マクロ経済学で金融危機やその後の説明していて面白いが、ルービニはベアとして有名だからか、過度な悲観論が多過ぎるのような感じがある。日本について記述について読んでみてもわかるように運用先が日本国債しかない日本の銀行がわざわざ日本国債を売却してまでそれよりもリスクの高い資産を買うだろうか?元々日本国債に向かっている資金は為替リスクを冒すほどの資金ではない。

  • 再読。最近ちょっと再読多し。

    真面目な議論。提言が退屈に見えるのは、ちゃんとした議論の流れの延長線上にあるから。
    「金融危機」っていうフィルターを通さずとも金融界の現状を分析できるのが、ルービニの強みだろうなと思う。「あったこと」と「あるべきだったこと」。これを区別できてない本は、たぶんあんまり読む価値なし。

  • やっと今年初めて本を読み終わった・・・。今年初めてとか言いながら去年から読んでたのは内緒。

    なんか金融系の本読みたいなーと思い読むならルービニでしょwwwとか思ってみんな大好き図書館で借りて読んでみたがやはりむずかったwww内容の6~8割理解できた感じかなー意外に吉野くんの「金融投資サービス論」の授業の知識が役立ってた。吉野くん侮るなかれですな。

    まあスティグリッツよりは理解できたかなーと信じたい。

    しかし金融界は面白いなー経済学のなかでもかなり面白い分野だ。まあ俺理論系なんだけどねテヘッ

  • リーマンショックに至るまでの状況を細かく書いてあり処方箋も多岐に渡る。分かりよい。

  • おもしろかった

    ちょっと暗すぎるけど笑

  • 発生当初はよく「百年に一度の危機」というフレーズが使われていた、リーマンショック。

    このリーマンショックに象徴される先年の経済危機の到来をいち早く予想したのが、著者であるルービニ氏でした。

    この経済危機は、予測が不可能であったという意味でブラック・スワンに例えられることがあります。しかし、ルービニ氏によれば、これはそのような偶然ではなく、必然的に発生したものであるということ。そして対策を十分に講じなければ今後も同様の事態が発生しうると警告しています。

    本書では、さらに再発防止のための対策も提案されています。

    今回の金融危機が、どのようにして起こってしまったのか、一体何が問題だったのかを理解するためには良い本だと思います。

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大いなる不安定の作品紹介

金融危機はブラック・スワンではない。リーマンショックを言い当て、いま世界で最も注目される経済学者ルービニ初の邦訳。

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