クラウド誕生 セールスフォース・ドットコム物語―

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478012482

感想・レビュー・書評

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  • SaaS企業に勤める人は読んだ方がいいです。
    多分、SaaS業界でやっていることのほとんどはこの111のアドバイスに従ってやられているような気がします。

    一時期、藤田田のユダヤの商法がめちゃくちゃバイブルとして値段が上がりましたが、SaaS業界にとってのそういう本多と思います。

  • SaaS業界で働いておりますが
    業界の常識がここから始まったことを知りました。

    IT業界で働く人はこれを知っていないともぐりなのかも。
    年配の方とお話しするときに役に立ちそう。

  • 既存産業と対峙し、新規産業を産み出していくための考え方や手法を体験談をもとに幅広くまとめてあり、とても参考になった。

  • 稀代の起業家マーク・ベニオフ氏の10年間の成功物語。
    toC向けのサービスではないのでスティーブ・ジョブズやジェフ・ベゾスと比較して、
    日本での知名度は低いが同格に扱うべき起業家ではないかと考える。

    新たな巨大市場を創造するには絶対的な思想リーダーの存在が不可欠であり、
    クラウド、SaaS、エンタープライズというIT業界の未来を占う重要なキーワードから
    想起されるべき起業家はマーク・ベニオフ氏なのではないかと思う。

    セールスフォース社及びベニオフ氏自らを思想リーダーに仕立てる巧みな戦術の数々。
    また氏が言及する戦術に再現性があり複数回利用可能な場合は、
    より上位概念の戦略へと昇華できるという持論は共感せざるを得ない。

    アップルの時価総額は2014年7月時点で57兆円、Amazon19兆円、セールスフォース6兆円と
    現時点における時価総額という評価軸においては見劣りするが、
    成長余地が大きくセールスフォースの更なる一手に注目していきたい。

  • ■参考にした点
    無料体験、事例紹介、シンプルな価格→自信があるようにみえる。広告ではなく広報。事例紹介は顧客に語らせる。「なぜ、SFDCが選ばれているか…」から始める。未実施→トレーニングを有償化。主催者の戦略。パートナーコントロール。


    ■その他
    V2MOMがよかった。花尾さん

    Vision
    Value
    Method
    Obstacle
    Measure

  • セールスフォースのトップの成功体験に基づく、起業・事業成長に関する各種アドバイス。
    様々なアイディア、こだわりによって、成長がなされてきたことが良くわかるし、セールスフォースでの実施状況に基づいて語られているので、とてもわかり易い。
    領域は、起業戦略/マーケティング戦略/イベント戦略/セールス戦略/テクノロジー戦略/CSR戦略/グローバル戦略/財務戦略/リーダーシップ戦略

  • 起業本として秀逸。

  • 起業本として秀逸。

  • 月額課金制のビジネスモデルは非常に興味深かった。
    まさにベンチャー企業で同じくクラウドサービスに取り組んでいることが大きいが、マーク・ベニオフ氏の成功体験を追体験している感覚になり、エキサイティングな内容だった。特に、前半に出てくるマーケティングの方法については面白い。
    また、成長に合わせて変えるところは変えてきており、企業規模によって少しずつ課金モデルなどをカスタマイズしている。最初から完璧なモデルだったわけではなく、走りながら変えてきていることが素直に書かれており、当たり前のことながら気付かされることが多かった。

  • 企業したい気持ちが少しでもある人にオススメ。
    ラッキーな展開もあるが、ITバブルも乗り越えられたのはきっとV2MOMのおかげ。自分も社内事業展開にも活用してみよう!

    例えば賃貸マンションの仲介手数料を無料にして、住んでる間ずっと払う っていうモデルはどうだろう?その分、管理サービスを充実。とか妄想の域でず。

著者プロフィール

マーク・ベニオフ
セールスフォース・ドットコム 会長兼CEO
セールスフォース・ドットコムを創設し、会長兼CEOを務める。クラウド・コンピューティングの先駆者であり、フォーブス誌の「過去10年のトップイノベーター」、フォーチュン誌の「世界最高のリーダー」、ハーバード・ビジネス・レビュー誌の「最高業績をあげたCEO上位10人」に選ばれている。平等に関するリーダーシップで数々の賞を受賞している。フォーチュン500社に入り、従業員数が5万人を超えるセールスフォースは、フォーブス誌の「世界で最もイノベーティブな企業」やフォーチュン誌の「最も働きたい企業」に選ばれ、フォーチュン誌の「世界で最も称賛される企業」では10位となっている。ベニオフは創業時に、フィランソロピーの「1―1―1」モデルをつくり、自社の資本、製品、従業員の就業時間の1%を使って世界中のコミュニティを支援してきた。今日、8500社以上が「プレッジ1%(1%の誓い)」運動を通じて「1―1―1モデル」を採用している。


「2020年 『トレイルブレイザー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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