ビジネスモデルを見える化する ピクト図解

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  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478012727

感想・レビュー・書評

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  • ビジネスモデルを単純化して図解してみると、いろいろなアイディアを引き出すきっかけにできそうだ、というお話。整理の方法としては使えそうではある。が、しばらく続けたら、になるでしょう。頭の体操として割り切ってやるのは良さそう。

  • ビジネスモデルの型を理解する導入書としてはありかも。
    あのビジネスとこのビジネスはじつはおなじビジネスモデルなんだと気づけた。
    いろいろ適応してアウトプットに活用したい。

  • 物事を理解するのに、効果的な図解。
    これを新たに身に付けようと、以前話題となったこの書籍を手にとってみました。
    このピクト図解が意図するところは、ビジネスモデルの理解であるために、しべての仕事に応用できるわけではないかもしれません。しかし、見えないものから発想するのではなく、見えるものから発想するという考えは、どの分野でも応用できるのではないでしょうか。

    図解もシンプルで誰でも取り組むことができる気軽さであり、自分なりに考えて、物事を見える化し、理解するように心がけることが必要です。

    <この本から得られた気づきとアクション>
    ・「見えるもの」から考えよう。
    ・シンプルに考えることで、物事の原理原則が見えてくるかもしれない。
    ・単純な図解でも理解は大いに進む。絵が下手でも何とかなる!
    ・アナロジー思考はよく聞くが、ピクト図のように単純化した後のほうが効果的な気がする。

    意味したいことをシンプルな絵文字で表すツール=ピクトグラム
    「ピクト図解」とは、ピクトグラムを使ってビジネスモデルを「見える化」する手法
     エレメント・・・ヒト・モノ・カネ
     コネクタ・・・関係性を表す矢印
     オプション・・・ピクト図を見やすくする補助ツール(タイムライン・まとめ)
     ビジネス3W1H(誰が、誰に、何を、いくらで)

    代表的な8つのビジネスモデル
    ①シンプル物販モデル
    ②小売モデル
    ③広告モデル
    ④合計モデル
    ⑤二次利用モデル
    ⑥消耗品モデル
    ⑦継続モデル
    ⑧マッチングモデル

    「ダイアグラム発想法」とは、元のピクト図に線をどんどん描き足し、新たなビジネスモデルを生む手法
    ピクト図解チェックリスト
    ①足したらどうか(複数のビジネスモデルを足したらどうなる?)
    ②分けたらどうか(1つのビジネスモデルを分割したらどうなる?)
    ③逆転させたらどうか(ピクト図の中の矢印の向きを逆転させたらどうなる?)
    ④流用したらどうか(別のプレーヤーに流用したらどうなる?)
    ⑤長さ(時間)を変えたらどうか(課金時間の長さを変えたらどうなる?)

    「アナロジー発想法」とは、ある複雑なことを同じ構造を持つ身近でわかりやすい例に置き換え、ビジネスに持ち込んでアイデア発想を広げる。

    <目次>
    はじめに

    Part 1 ビジネスモデルを見抜く
    Chapter 1 ビジネス想像力クイズ
    1 ビジネス想像力クイズ1――仲間探しに挑戦!
    2 ビジネス想像力クイズ2――微妙な違いはなに?
    3 ユニクロ、『ドラクエ9』の成功の裏にビジネスモデルあり!

    Chapter 2 ピクト図解とは
    1 ピクト図の描き方
    2 ピクト図はビジネスの「レントゲン写真」
    3 ピクト図解の3つのメリット

    Chapter 3 ビジネスモデルを解読する
    1 代表的な8つのビジネスモデル
    2 「ビジネスモデル」と「収益モデル」
    3 ビジネスモデルを解読する1――居酒屋
    4 ビジネスモデルを解読する2――100円ショップ
    5 ビジネスモデルを解読する3――雑誌の広告
    6 ビジネスモデルを見抜くトレーニング法

    Part 2 ビジネスのアイデアを発想する
    Chapter 4 ダイアグラム発想法
    1 ビジネスモデルを次々と生み出す「ダイアグラム発想法」
    2 ビジネス事例からダイアグラム発想法を学ぶ
    3 新聞記事からダイアグラム発想法を学ぶ

    Chapter 5 アナロジー発想法
    1 ビジネスモデル応用力がつく「アナロジー発想法」とは
    2 アナロジー発想のためのトレーニング
    3 アナロジー発想法で業績を改善させたA社

    Chapter 6 アイデアの風呂敷をたたむ
    1 OBゾーンに入っていないかを考える
    2 目標数字に照らして考える
    3 実現可能性を考える
    4 3つの軸から風呂敷をたたむには?

    おわりに

    参考文献

  • 「ビジネスモデル」の可視化技法に関する書籍。

    これまで安易に「ビジネスモデル」という言葉を使ってきたけれど、それって何なんだろう?モデルというからには、現実世界にある何かを抽象化したものであって、その抽象化技法自体もみなで共有できないといけない。それに対するひとつの提案だと思って読みました。

    また、ビジネスに限らずものごとの分析には「モデル化」が不可欠。ピクト図解のメソッドを自ら構築した氏の発想を辿れば、抽象思考そのもののトレーニングにもなりそう。

    ちなみに、電子版なら図表が紙芝居形式で動きます。より分かりやすいはず。

  • 図にする事よりも、他人、他社が行った事を自分、自社に置き換えてみると言う所が印象に残った。

  • ビジネスモデルの表記・解析について書いてある

  • 新しい知識を得るために読む本ではない、定型化して実践できるために読む本だ。定型化するメリットは、自分の中にノウハウをツールとして蓄積しすぐに取り出せること、そして他人と共通言語化できること。この本を読みながら、ご縁があった他社のできるビジネスマンが私の話を聴きながらスラスラとピクト図解にして理解していた姿を思い出した。あれがツールとして使いこなしている人の姿なんだろう。


    ☆私にとっての本書のポイント
    ・ピクト図解とはシンボル(ピクト)を用いてビジネスモデルを見える化する図解手法。
    ・3つのエレメントと2つのコネクタ
    ・我流で書かずにルールを守ることで共有化できる
    ・ビジネス3W1Hに注目しながら書く
    ・ビジネスモデルをピクト図解でストックしておく
    ・ダイアグラム発想、アナロジー発想法、でストックしておいたビジネスモデルから発想を広げる
    ・やってはいけないこと、目標数字、実現可能性により発想をたたむ

  • 書きやすい、わかりやすいピクト図解でビジネスモデルを視覚化するということが書かれており、わかりやすかったです。
    本書のルールだけではなく、他の人が作ったルールで書いたピクト図解などを追加したらもっとおもしろいと思いました。

  • 興味深く読んだけれど、言い古されていることも多くて、正直、そんなにインパクトはなかったな。自身のコンサル案件で顧客にアウトレットをやらせた話も「え、フツーじゃん」という感じだったし・・・。

  • 手元に置いてる。

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