- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478013038
感想・レビュー・書評
-
会社を、職場を、仕事を楽しくするヒントがここにあります。各企業が実際に取り組んだ方法を紹介してるのですが興味深いです。NTTデータ社長の「公私混合型」という考え方ははなるほど、でしたね。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イキイキした職場に変えるには?
→変化を引き起こす重要なコツは、日常業務のささいなことに対して、自分さら真剣に取り組むこと、その結果のフィードバックから新たな気づきや想いな湧き上がってくる
目の前の状況や出来事について自分にやれることがあると思わないに変化は起こせない
自分は目的をもったメインシステムで、相手はそれを補完すらサブシステムと捉えていると人とはうまく繋がらない
人々の心に共有されたコンテクストから具体的なありたい姿が生まれ、それを実現するための施策が生まれてくる -
336.4||Ta
-
自分も成長し、会社も成長している。
毎日の仕事が楽しい。。。
少しでもこのような状態に
近づくよう努力したいものです。
本日ご紹介する本は、
仕事と職場を、“他人ごと”から“自分ごと”に
変えるヒントが得られる1冊です。
ポイントは
「思い」
自ら取り組み始めるには、思いが重要です。
目の前の状況に対してどのような思い方をするのか。
会社にとって「思いのある社員」こそが貴重な存在です。
「問題意識」
”よしこれに取り組もう”と思う意識、
不十分な状態をなんとかできないかと考えること。
不満になれてしまうと、なにも思わなくなります。
そのとき感じた”思い”を大切にしましょう。
「自立の精神」
指示や命令では、言われた時はやりますが、
言われなければすぐに元に戻ってしまいます。
人から言われてやるのではなく、
自ら必要だと思ってやることが重要です。
「話し合いの場」
話し合いがきれいに型にはまっていて、
ほとんどの参加者が一言も話さず
粛々と流れていく場からは、新しいものや変化は生まれません。
全員が考えていることを話し、
全員がそれを聞くという場ができれば
そこから新しいものが生まれます。
一人ひとりの思いが重要です。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
会社にとって「想いのある社員」こそが貴重な資本
新しい製品を開発する人は、不満を感じる人でなければならない
自分を磨かないと人はついてこない
一人では自分の仕事を変えることしかできない。周りの人にも一緒に取り組んでもらわなければならない
KI(ナレッジ・インテンシブ)活動=職場の課題を発掘し、1年かけて進捗状況を共有しながら遂行していく
茄子栽培計画=職場の問題解決を、楽しく、全員で、納得しながら、取り組む
関わっている全ての人にはそれぞれ想いがある。それを尊重しなければならない
何回か話し合いを重ねて、メンバーがどこでも自由に話しができるようになっら、会社は良くなる
「思っていることは言おう」「人の話を批判しない」「人の話を最後まで聞こう」
「辛い経験は、自分を強くし人生を豊かにする」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆目次◆
第1章 どうすればイキイキと働けるのか―「心」と「仕事」にベルトを掛ける
第2章 会社生活を楽しくする人たち―個人の想いから始まった2つの事例
第3章 私の中の『変える』チカラ―公私混合で、もっとハッピーな会社生活へ
第4章 想いをつなぐ、人とつながる―そして、第3のエンジンが動き出す
第5章 コラボレーションが変えていく―穏やかに、小さく始めて、全体に
第6章 ハイブリッド社員が組織を変える―NTTデータ山下徹社長との対話
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆マインドマップ◆
http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/90445eb84d9e7521.png
-
変えることを強要しない。そのためにはよく話を聞いたり、想いを拾い上げていくこと。周りを巻き込むときには愛が大事ということ。
心と仕事にベルトをかけるという考え方、気に入りました。仕事は人生の一部。公私をくっきり分けるより、こんな働き方で楽しく仕事をしたいなと思います。 -
公私混同型(ハイブリッド社員)のすすめ!
として、会社における社員が、心と仕事にベルトをかけて、
生き生きと働くまでのきっかけや、
アプローチの方法をNTTデータの社員を中心に、
多くの事例を交えて紹介しています。
仕事に対する欲求や動機は、
ガンバリ系、こだわり系、関わり系、刺激系と、
人それぞれの特性があるが、それらは、
セカンドセルフ(通常の欲求や動機を刺激する第二の要素)によって、
高められ、心と仕事にベルトがかかったハイブリッド社員になる…と。
この本は、自社の社長より全社員に向けて配布された1冊ですが、
今の自分にとってもとても心に響く1冊になった気がします。
モチベーションの維持に困ったとき、
新たな方向へ踏み出す際には、また読み返したいと思います。 -
■概要
組織の変革を、トップダウンからではなく、ボトムアップで起こしていく、昨今の潮流を、NTTデータの事例を中心に紹介していく。
自分あるいは周囲の環境を変えていくような、強い想いと行動力を持った社員は、一見、一部の、もともと志の高い人であるかのように思われているが、実際に変革の中心となる人は、何かのきっかけがあるまでは、普通の社員であったりする。
社員の心と仕事に「ベルト」はいかにかけられるのか、かけたられたベルトはどのように動き出すのか、そして周囲はどのように変わっていくのか、その様子を、丁寧なインタビューによりあぶりだしている。
流通業のシステム化に課題を感じていた社員が、コンビニ店長として店舗運営することで、想いの実現、顧客との信頼構築、仕事の拡大、周囲への影響へとつなげていった話など、事例ベースで参考になる。
■仕事に活かせる点
・大規模ファシリテーションの成功事例、想いを持った仲間と行動を起こしていき周囲が変わっていく事例、など。
(千)