存亡の条件

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著者 : 山本七平
  • ダイヤモンド社 (2011年3月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478013748

存亡の条件の感想・レビュー・書評

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  • 原著を半分以上カットした割高な単行本を、わざわざ買う必要はない
    http://www.amazon.co.jp/review/R2C2RFJRK0ZSMF/ref=cm_cr_rdp_perm

  • 原著は1975年に出版された。これは日本沈没どころか日本国滅亡の予言書でもある。
    平成維新というが、明治維新とは何だったのかを知らなければ言葉が空回りするだけだ。明治維新を端的に記述しているところをやや書き方を変えて引用する。(p118)
    「太政官制度を廃止して内閣制度を置く、逓信省・法制局設定、正貨兌換開始、帝国大学令公布、師範学校令・小学校令・中学校令公布、海軍条例・鎮守府官制公布、教科書検定条例定む、憲法起草開始、学位令公布、保安条例公布、新聞紙条例・出版条例改正、枢密院設置、師団司令部条例・陸軍参謀本部条例・海軍参謀本部条例公布、徴兵令改正、大日本帝国憲法・衆議院議員選挙法・貴族院令公布、土地台帳規則を公布(地券廃止)等々、これらが明治20年前後のわずか4年で行われた急速な『改革』だったのである。」
    法令の善し悪しが議論の対象ではない。これらの「急速な改革」がなければ「坂の上の雲」がなかったことは恐らく確かであろう。いかに現代の政治家や我々がぬるま湯に浸りきっているかがわかる。

  • 日本人の一方向的歴史編纂方法は現在ありき。


    セム的な一神教文化思想 対 インド・アリアン的な多神教文化思想


    契約とは平和的対立であり、1+1=2であるということが、決して一つにはならないということ。


    平和とは言葉であり、啓蒙思想であり、また平和という言葉の中に契約はない。


    すべて模倣から生まれた日本。
    指導者を求め続ける日本。
    根底の多神教文化。
    ジャパンアズナンバーワンの亡霊。
    リアルとは何だったのか。


    大量生産大量消費の方向付けが終わった今。前提は崩れた今。


    人は二度死ぬのかはたまた永遠なのか。

  • 東日本大震災の直後に読みました。前書きが自民党の議員さんだったり副題が「日本人を動かす原理」だったりしますが、内容はユダヤ人の滅亡についての話をベースにしているので政治色があるのが苦手だ、という人のほうがむしろ面白く読めるかもしれません(現代政治・政局に関心がある人は想像力豊かだと楽しめるかも)。個人的には7章への持っていきかたと締め方がものすごく好みでした。世の中には結構いるものですね、奴隷たちが。

  • 東北関東大震災の中で日本人の行動様式はより明確に現れる。

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存亡の条件の作品紹介

今われわれは、「真の対等」を要求されている。

存亡の条件はこんな本です

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