[新版]問題解決の実学

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 136
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478013779

作品紹介・あらすじ

「本質的問題の発見と解決」で業績を継続的に伸ばす。BBT大学大学院の人気講座「問題発見思考」の教授が説く実践の知。今すぐ実践できる「事業強化施策」を加筆し、大幅改訂。

感想・レビュー・書評

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  • 実益となる指針が示されており、経営学に活かしたい。

  • 学術的すぎて実践的ではない

  • ほぼ文章で構成されているため大変読みにくく、頭に入ってこない。著者が記述している通り図表を駆使した構成にすれば良いと思った。Ⅲ部まで読了。

    Ⅰ部の事業計画立案については、顧客GP率の他、成長性と収益性、安全性等等の購買力も考慮したターゲット顧客絞り込みが必要。加えて顧客の分類を実施することで松竹梅による計画値作成。

    Ⅱ部では帰納的な仮説構築までの流れを通して、情報収集の大切さが説かれている。特に仮説構築や検証を目的としない社内管理データでは限界があること、そして精度が悪い企業は総じて業績も悪い点には深く同意。データ精度、管理は仮説構築の出発点になるため極めて大事である。

    Ⅲ部の分析編では、単なるデータをグラフ化したデータチャート、いくつかのグラフを組み合わせたグラフチャート、定性情報を入れたコンセプトチャートを作る。加えて情報の整理にはフレームワークを駆使する。

  • 特に向上問題をどのように捉えて、どのような作戦で解決するのかという事を、"考え方"重視で語られており、この種の本の中では一番参考になりました。
    内容的には、問題解決に対する経験をある程度されている方で、マネジャークラスの方が対象でしょうか。

  • BBT大学院の齋藤教授、問題発見講座の課題図書。問題は表層の現象をなんとかすることではなく、根源を探ることができていないこと。3Cで整理した情報から、仮説を導くこと、それを社内で味方となる人物に共感と協力をもらいながら進めることが本書のエッセンスだ。チャートをつくり、一つのメッセージを生み出すコンサルの手法をわかりやすく企業内での適用策として提示している良書。自身の成長レベルに合わせた感想と感動がある。

  • 新版が出たということで読了。

    かなり珠玉の指摘が随所にあるのですが、斎藤先生の真骨頂はもしかするとこの本を読んだだけでは伝わりづらいかも…
    いつも推薦している下記講座受講経験者にはお勧め。行間を埋められるので。

    http://www.lt-empower.com/course/index.html

  • BBT大学大学院の教授、斉藤先生の本です。
    問題解決の実学のタイトルの通り、問題をいかに正確に把握し(ここが難しい)、対策を考えて実施するかということが丁寧に書かれています。
    先生の提示するフレームが懐かしい、というのが最初の正直なところ。
    問題解決に当たる3つの力や、企業文化が改革を妨げる等、改めて身につまされる内容が多かったです。

  • もちろん問題解決のプロセスや、ロジカルシンキングなどのある意味ハードスキルは理解している(実践できているかは別として。。)が、それにくわえて後半の人を巻き込むソフトスキルの重要性を再認識できた。本当に問題解決をしたかったらやはりここまで踏み込んでいかなければいけない。

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著者プロフィール

斎藤 顕一(さいとう・けんいち)
大阪府出身。国際基督教大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。人材育成責任者、パートナーを経て、1996年にフォアサイト・アンド・カンパニーを創業。これまで経営コンサルタントとして企業業績向上に取り組むとともに、問題解決者の育成プログラムを数多く手がけ、企業の業績向上に大きな成果を上げてきた。ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学において、2005年4月に大学院経営学研究科 教授、2010年4月に経営学部教授に就任。企業研修や塾生を含め、すでに2万人以上を指導。2016年退任後、eラーニング講座の開発、問題解決塾、問題解決実学会、ようは会等、後進の問題解決者の指導に余念がない。2017年に一般社団法人問題解決力検定協会代表理事に就任。2022年英語版eラーニング講座を発表。

「2023年 『サクッとわかる ビジネス教養 問題解決』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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