「気づく」技術

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.34
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本棚登録 : 242
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478013915

感想・レビュー・書評

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  • 気づきにフォーカスを当てた話で、楽しく読めました。いくつか自分でも試してみようというアイデアあり。

  • 「気づき」は大事ですね。

    この本で気になった言葉―
    ・「語れるレベル」までディテールを意識する
    …アウトプット出来るとこまで意識を向けることが不足していることに反省。

    ・あえてやらない。あえて行かない。あえて選ばない
    …当たり前という既成概念にとらわれないことに対する考えは同感。
    まこは「普通」と「一般的に」という言葉が嫌いです。
    時々まこの行動や思考にたいして、「普通は…」とか言われるけど、逆に、“普通”ってなんですか?と聞きたい。

  • わたしも最近やけに流行っている「気づき」という言葉がキライだ。
    何か非常に「あいまい」なことでも「気づき」といえばサマになる、というような風潮。
    『たくさんの気づきを得られました!』
    それって、具体的にはどんな?
    何が身に付いた、得られたのか?
    これと同意語が「インスピレーション」。
    この本のレビューとは少し離れてしまったが、文中にたくさんのこの「気づき」ということが使われているので、このイメージがつきまとってしまい、大きな雑音の中で大切な話を聴いている、そんな印象があった。
    この著者の言う「気づき」とはもっと平たく言えば『ヒント』であり、次の具体的な行動につながるひとつの原動力と言っても良いものである。
    いちいち脳内で置き換えながら読み進めて行くのだが、それでもこの書の内容は非常に濃く、興味深いものであった。
    どうやって、アイデアを引っ張り出す、ひねり出すのか、しかしこのアイデアというのは実際、「無」から「有」を産み出すのではなく、「記憶」の組み合わせとその化学変化なのだ、ということ。そのそれぞれの過程で、それぞれの訓練の仕方があり、この書で紹介されており、その多くは誰でもすぐに実行可能レベルのもの。
    わたしはこの書から多くの気づきを得られました。

  • 『気づき』で人生かわる。

    『気づき』の研修を受けたのは
    15年ほど前。
    そこのとはまた違った見解で面白かった☆
    気づかない人生より、今の人生のが確かに楽しいし、充実してる。

    タイムテーブルは「円」ではなく「球」をイメージ
    って、まさに、その通り(^ ^)

  • ポジティブプランニングとネガティブシミュレーション。
    旗印は数字ではなく理念。話にタイトルをつける。 『要するに』力。
    相手の想像を超えるタイトルをつける。
    あきらめる=明らかに見極める。


    →常にアンテナを張っておくということ。
    運転中の、ランニング中の、シャワー中の、何気ない思いつき的な・・・。

  • 人気プロデューサーが日頃習慣付けしている「気づき脳」の作り方・生かし方のご紹介本。


    ・企画を生み出す3ステップは、「き・づいて」「か・んがえて」「く・らべる」ことだと思います。気づくことはその最初のステップ。

    ・「気づき脳」は毎日の日常の延長線上にはありません。いつもと同じ考え方や見方をしていては決して動いてくれない。

    ・「本当の自分」に対する感度を保つこと。本当の自分とはすなわち、ほかの人とは違う自分。勇気をもってさらけ出していかないと、気づきが遠ざかる。

    ・「ポジティブプランニング」と「ネガティブシミュレーション」

    ・何でもやるのではなく、あえてやらない、あえていかない、あえて選ばない。「お決まりコース」から意思を持って外れることで、人とは違う気づきに出会える。

    ・毎日いろんな角度から、自分に突っ込みをいれて、自問自答して原点回帰してみる。当たり前になっている自分を疑う。

    ・企画は合気道である。制約を合気道のように生かして、一人だけで考えたものよりも遠くに飛ばす。

    ・浮かんだことをそのままにせずに、妄想をどんどんと広げていく。

    ・初対面の人には、突っ込み嫌いかどうか見極めるところから。褒めつっこみで反応を見て、タイプを見極めよう。

    ・「あきらめる」=明らかに見極める。何をあきらめる・捨てるかを選ぶことこそ、企画なり。

    などなど。
    わかっちゃいるけどついついおざなりになってしまうマインドセットをもう一度思い出せた一冊。こうやっていろいろな高みにいる企画術の本なりお話なりを伺ってきているここ1年間だけど、共通点が見えてきました。来年はそこを、自分でも突いていきたい。

    • diver0620さん
      面白そうですね。
      >・何でもやるのではなく、あえてやらない、あえていかない、あえて選ばない。「お決まりコース」から意思を持って外れることで、...
      面白そうですね。
      >・何でもやるのではなく、あえてやらない、あえていかない、あえて選ばない。「お決まりコース」から意思を持って外れることで、人とは違う気づきに出会える。

      興味深いです。
      2011/12/18

著者プロフィール

1965年12月23日東京都生まれ。プロデューサー。 数多くのヒット番組やWEBサイトの企画、ファッション、企業ブランディングまでジャンルを越えて活躍。「対談の名手」として雑誌や書籍のインタビュアーを務めることが多く、またブログやツイッターが高いアクセス数を誇り情報キュレーターとしても信頼度が高い。企業・学校などでの講演活動も展開。厚生労働省イクメンプロジェクトメンバー、経済産業省「クール・ジャパン戦略推進事業・企業マッチンググランプリ」総合プロデュースも務める。

「2013年 『人の話は9割聞くな』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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