投資信託にだまされるな![新版]

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478013922

作品紹介・あらすじ

人気の投資信託にはプロの仕掛けた巧妙なワナがたくさん隠されている。本書では、広告例を通じて「投信のワナ」の見破り方を解説し、その後に、数少ない良質な投信の使い方をやさしく解説した。

感想・レビュー・書評

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  • hiichan78さん (2011-03-20)

    「こんな広告本当にあるの?」と思って読んでいたら、翌日の新聞広告にまったく同じ内容の広告が入っていました(笑)

    挿絵と具体例を交えながら、金融機関がおすすめする投信のカラクリが分かりやすく書かれています。
    この本が他の積立投信の本と異なって印象に残ったのは、投信の選び方や積立の仕方だけでなく、取り崩す方法にも触れられているところでしょうか。

    投信の手数料や信託報酬の意味など、最低限の知識はあるが具体的に何を買えば良いのだろうか・・・騙されたくはないけど、自分で色々考えるのもはちょっと面倒・・・なーんて方にオススメの本だと思います。

  • 投資信託初心者にはお勧めの一冊。
    また、具体的な例も多く、実際の投資信託やファンドを挙げてあるので、初心者にも理解がしやすく、やってみようというやる気も起こりやすいのではないかと考える。
    実際には数年が経過しているため、見直しが必要だろうが、考え方は大いに参考になった。

  • 投資信託の入門書。

    投資対象としてはとてもオススメできない現実の投資信託に、とても類似した架空の投資信託を題材に、
    なぜだめか?
    を解説してくれています。

    分かりやすいし、具体性もあり、分かりやすかったです。

    銀行の窓口で勧誘されるがままに投資信託を購入している人は必読です。

  • 三十代までに読む本かなと思う

  • 一番最初の、タイプ別投信の注意点は参考になった、後半はあまり

  • 1

  • 攻撃的なタイトルだが真っ当。

    やはり無知と怠慢は罪である。自分にとって。

  • 積み立てるだけじゃなくて、その後の使い方も言及されてて新鮮だった。

  • 投資信託とは何かを知りたくて読みました。
    周りから投資信託はダメだと言われますが、その仕組みを知ることで理解を深めることができました。
    投資信託の手数料ビジネスを知ることができ、進めない理由を知れました。

  • 再読。1回目は自分自身が無知すぎて、いまひとつ良く分からなかったけれど、今回はとても分かりやすい本だと思えた。投資信託を始めようという方にはお勧めの1冊。

  • 投資信託のことがよくわかる1冊。
    銀行預金に寝かせておくのはどう考えてもばからしいので、
    こういう良書をみて、リスクも理解しつつ投資がすすんでいけばいいなと思った。
    手数料がやすいインデックス型を国内国外、商品も分散投資。
    言っていることは勝間和代氏の「お金は銀行に預けるな」とほぼ同じ。

  • 前半は要注意な投資信託の特徴の説明、後半は投資信託を使った運用方法の説明になっています。特に要注意な投資信託に使われている金融機関が儲ける仕組みは、よく思いつくなあと感心してしまいました。投資信託は買うより売る方が儲けられるのかも。
    後半の運用方法は他のインデックス投資の本とほぼ同じでしたが、文章が読みやすかったです。

  • 昔投信を始める前に一番最初に買った本。
    投信とはなのぞや?銀行がすすめる商品には裏がある!等の基本のノウハウが解った。
    初めて投資信託をする人向けには素晴らしき良本。

  • 売る側の戦略がわかるので、買ってはいけない投資信託がよくわかった。わかりやすく、まとめられていると思う。

  • このあたりの知識、僕にはまったくないのだけど、幅広く紹介してくれていて、なんとなくわかったような気がする。
    著者は投資信託自体を否定しているのではなくて、世の投資信託には怪しいのもたくさんあるよ、という警告をしている。

    読者は50歳以上を対象としている印象。

  • 維持費が安い、インデックス型ね。それを長くもつ。何歳までにいくら貯めるか、目標を持って商品を選ばないとね。

  • かなり参考になりました。

    常々銀行預金のバカらしさに憤りを感じていたので、投資信託の勉強をし始めたのですが、どんな物を買えばいいのか、という初歩の初歩から教えてもらった感じです。

    内容的に、前に読んだ「投資信託は、この8本から選びなさい。」とほぼ同じなので、確認が出来たという感じでしょうか。

    どちらか一冊というと、こちらの方がオススメですが、あちらは具体的な商品が書いてあるので、ちょっと甲乙付けがたいです。

    これから投資信託を始めようと思っている方は、一度読んでおいたほうが良いと思います。

    わかりやすいので、投資初心者にオススメ。

  • 投資信託を行うときの教科書として使いたい。

  • 金融機関のおすすめ投信はワナだらけ。架空の広告例をあげてこれが見破るポイント、とわかりやすく解説した本

    先に「投資信託はこの8本から選びなさい」を読んでしまったので、内容としてはダダかぶりでした。
    面白い点はこんな商品は販売会社のカモ!と架空の広告例をあげてるもの。これがまた、いかにもありそうなもので苦笑。。

    タイトルは投資信託にだまされるな、とありますが、投資信託そのものを否定しているのではなく、手数料を稼ごうとする販売会社にだまされるなよと言ってます。
    以前(2007年)にも出版されたものの2010年版ということで、Q&Aなどがのっています。
    2007年時点からの変化点としては、
    ・手数料の安いインデックスファンドやインデックスファンドを組み合わせたバランス型投信が登場
    ・大手ネット証券で取り扱い本数が増えた
    ・積み立ての最低金額が1000円に引き下げられたなど。

    市場も商品も常に変わっていくことを考えていくと、このように同じシリーズを変化点で出してもらえると助かりますねー。
    こちらは2010年ということで震災やユーロ危機の情報は入っているので、それらを織り込むと現時点でどうなのか見解を聞いてみたいです。
    でも内容としてごくベーシックな事なのであまり変わらないのかな。。

  • 読始:2011.10.25
    読了:2011.10.26

    確定拠出始めることにして、社会人になって”保険”や”年金”、それら資産運用により興味を持った今日この頃
    そんな今だから たくさんあさったてる中の一冊
    でも
    大当たり!

    今まさに自分がほしかった情報、知識と レベル・量ともにマッチ!!
    学ぶことが多すぎた

    とても一読では吸収しきれなかったのでざっと二週目も終了
    買うか?というくらい気に入った

    一冊前に読んだ本とともに 週末にでも自分なりにまとめてみようと思います


    本作は投信の選び方のポイントを説明してくれる
    数ある投信を分類し、それぞれの特徴、なぜ売られるか、なぜダメか等等図解付きでわかりやすく解説してくれる

    第一章 こんな投信を買ってはいけない!
    として要注意7つの投信を紹介
    各ページにイメージの絵があり、親しみやすい♪

    第二章 これだけ知っておけば金融機関にだまされない!
    として、基本中の基本でも意外にちゃんと説明できない人も多い「投資家、販売会社、運用会社、信託銀行、株式・債権市場の関係」について説明
    それらを理解することで把握すれば投信にかかるいろいろな手数料の仕組みもわかる
    ここではパッシブ運用アクティブ運用、リスクとはといった基本を説明

    その後の章で「ではどんな投信を買えばいういのか」「投信の疑問にすべて答えます」など どの章も勉強になった。

    これから投信を始めよう と思っている人にはぜひ読んでみてほしい一冊

  • 役に立つ。具体例を示して説明するのでわかりやすい。投資信託を始めるにはこれさえよめばよいのでは⁈

  • rennyさん経由で竹川 美奈子さんより寄贈(2011/2/6)
    真喜志さんより借用(2011/5/21)

    Y.M.さんへ貸出中

    • atushmさん
      これからインデックス投資・投資信託を考えている人には、かなりオススメの本です。わかりやすく、投資信託とはどのようなものか?などが理解しやすい...
      これからインデックス投資・投資信託を考えている人には、かなりオススメの本です。わかりやすく、投資信託とはどのようなものか?などが理解しやすいです。
      2011/04/25
  • 資産形成のツールとして、投資信託を有効活用するための良書。現在巷で売られている投資信託のダメな点を説明してくれる点が助かる。積立、分散投資と大金を掴めるような内容ではないので、本当の投資(投機?)をしたいなら最良の手段ではないかだろうが、一般的なサラリーマンが投資をするなら投資信託がもっとも適しているのではないだろうか。

  • 投資信託の仕組みや騙されないための基礎が分かった。
    これだけですぐに投資信託ができるわけではないが、これから始める人はまずこの本を読むことをオススメする。
    ただし、本当に良い投資先は自分で考えて選ぶことは忘れずに。

  • これから投資をしようと考えている方に最適。買ってはいけない投資信託広告の具体例も載っているので分かりやすかったです。

  • なぜ売れ筋の投信を買ってはいけないのかを広告例をあげて説明するところから始まり、どういう投信がいいのか?を簡単に説明。

    さらにQ&Aまであって、これ一冊で将来に向けてお金を貯めようと思った人に説明したい事は網羅されていると思います。

    竹川さんの新書も良かったけど、やっぱりこの大きさの本になると絵もふんだんに使われていて値段はちょっとするけど、それだけのわかりやすさがありますね。

    投信を既に買っている人もおかしな商品を買っていないか確認する意味で、これから預金だけではない資産形成を考えている人は最初に読むのがオススメ。

  • 余り新しいことがなかったです。

  • 初めて投資を始める人、考える人に丁度いい本だと思います。
    竹川美奈子さんの本は言い方もきつくないので、まったりと読めます。
    でも、書いてあることは本質を付いていて、うまくまとまっていると思いました。

    これ1冊で大まかな投信の仕組みや考え方、陥りやすいポイントは回避出来ると思います。この知識を元に著名人のポートフォリオ等を見て組み合わせを具体的に考えていけばいいと思います。

    ただ、投資オンリーの話なので、余裕資金の測り方(バランスシート作成・ライフプランニング)については、別途知識を入れる必要があるかなと思いました。
    ※「損しても良い金額」という観点からはQAに回答がありましたが。

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著者プロフィール

LIFE MAP 合同会社 代表/ファイナンシャル・ジャーナリスト
出版社や新聞社勤務などを経て独立。2000年にFP資格を取得。取材執筆活動を行うほか、投資信託や確定拠出年金(企業型DCやiDeCo)、マネープランセミナーの講師などを務める。「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ(東京)」共同幹事などを務め、資産形成・投資の裾野を広げる活動に取り組んでいる。2022年8月~金融庁 金融審議会「顧客本位タスクフォース」委員。主な著書に『50歳から始める! 老後のお金の不安がなくなる本』(日本経済新聞出版)、『改訂版一番やさしい! 一番くわしい! はじめての「投資信託」入門』『[改訂新版]一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門』(以上、ダイヤモンド社)、『臆病な人でもうまくいく投資法 お金の悩みから解放された11人の投信投資家の話』(プレジデント社)などがある。

「2023年 『大改正でどう変わる? 新NISA 徹底活用術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹川美奈子の作品

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