- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478013977
作品紹介・あらすじ
お金・人・時間なし、業務量300%、味方ゼロから、ウイメンズ大ヒット商品が生まれる土壌をつくった著者の「集団的問題解決法」。
感想・レビュー・書評
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2413
★中心管理職として前始末、共犯者を作れ★
★データ見て、戦略立て、しつこくFB
★嘘でもいいからビジョンを語れ
★テンション高める3C chance change can
今あるリソースでやるしかない
キーマンを抑えろ
走りながら考え抜け
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まわりの力を上手く活用してやりたい事を達成する。戦略的巻き込み術はすごい。
やりたいことの規模が大きいほど人間観察が必要不可欠と分かりました。
あとは忍耐 -
365日読書 13冊目
「ユニクロ流巻きこみ仕事術」田中雅子
いかに人を巻きこみ、チームとして成果をあげるかについての仕事術本。
キーワードは
チームのメンバーにいかにして「当事者意識」を持ってもらうか。また、その方法をチームのメンバー選定、資料作成、相談、言葉遣い、提案などプロジェクトを完遂するまでの過程に合わせて紹介してある。
「働き方改革」と「研究」を両立する本校にとって刺さるものが多い本だった。
いかに短い時間で中身のある研修をうつか
「当事者意識」を持ちたいと思う研究環境をどうデザインするか
附属中の中でも、附属中を出た後も考え続け、本で学んだことを実行し続けたいと感じた。
チームのリーダー役、まとめ役、教職員におすすめの一冊です -
自分の経験を元にした、仕事のポイント本。内容が簡潔に纏められており、読みやすい。コンサルで事業会社にプロジェクトマネージャーとして入り込む人のスキルとして役立つと個人的に感じる。
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色々あるが、一緒に仕事をするのは「人」。
職人のように個人のスキルを磨くのも大切ではあるが、
まわりの「人」とのコミュニケーション・つきあい方を
徹底的に突き詰めるのも大切。
Amazon書評↓
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4478013977/ref=cm_cr_pr_top_link_1?ie=UTF8&showViewpoints=0&sortBy=bySubmissionDateDescending
■相手を知るための10項目
1.理論派か、感性派か・・・判断の基準は?
2.組織内での影響力・・・発言は社内でどう受け止められているか?
3.部下からどう思われているか・・・部下からの印象は?
4.実行力があるか、口先だけか・・・有言実行かどうか?
5.性格・・・パーソナリティは?
6.専門分野、得意分野・・・仕事やプライベートでの特技は?
7.バックグラウンド・・・今のポジションに着くまでの背景
8.誰と通じているか・・・人間関係は?
9.トップにいえる人か・・・モノ申せる人か?
→データベースを作成。これを元に「巻き込み仕事術」を実践。口説く相手を分析。相手を口説くために巻き込む同行者の選定にも使う。
「巻き込み仕事術」実践フロー
1.データベースを整理する・・・中間管理職→中心管理職へ
2.口説く相手を分析して「戦略」を立てる・・・提案する相手のタイプ別に資料を作る
3.口説き方の「戦術」を練る・・・同行者と会話の流れ、コミット目のと期限を決める
4.「コミット&期限」の確認・・・メールを駆使して、忘れられないようにする
5.議事録にかぶせた「リマインドメール」の活用・・・しつこく確認の連絡
3分という時間内で意図が正確に伝わるようなプレゼン資料を徹底的に作り込み、会話の流れも考える
概要・・・一瞬で分かるように大きく箇条書きにする
→策や説・結論(案A,B,C)
→理由・・・案Aを選んだ背景、会社にとっての有益度
→提案・・・お願いしたい事項、スケジュール、必要人数と時間
→数字的根拠裏付け
→追い込み漁
ここで、心地よく「ウン」と言ってもらう、もしくは、「案Cを検討してみて」と言ってもらう。
コミュニケーションのポイント
1.フットワークは軽く「自分から足を運ぶ」
2.経営陣の言葉を変換して「自分の言葉」で話す
3.ネガティブなこともポジティブに変換する
4.一方的な発言はしない
5.上下意識は「捨てる」
「何度も、何度も、何度も、分かるまで繰り返し言ってください。」
(玉砕するのも想定内、あきらめない) -
チームで仕事をする。
どれだけ、多くの人と一緒に仕事ができるような仕組みを作るか。
経営者に、して欲しいことを、三センテンスで伝えられるようにする。 -
どういう戦略を立てるか
ただ正面突破では埒があかない
知恵が大事 -
言ってることはシンプル。
ただ、本書にあるように徹底力げあるかは重要! -
協力を求めるのではなく、共犯者をつくるつもりで、周りの人間をプロジェクトに巻き込んで、一人の力より大きな力を発揮できるチームを作る仕事術に関する本です。
全体的に、図を活用し、わかりやすい文章だったと思います。
内容自体も考え方としては良かったのですが、活用できるかどうかは企業風土によるように感じました。
その点で自分の勤務先では無理そうだ。 -
編集者さまより献本いただく。
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人望がなくても、ある人を巻き込めばいい
メンバーそれぞれをヒーロー、ヒロインになってもらっていきいきと働いてもらう。
中間管理職ではなくて、中央管理職。これはちきりんの考え方にも似てるな。みんなにリーダーシップを持ってもらうというか。
あとは、具体例がたくさん。上を巻き込む方法など。私ももう少しプロジェクトなどを動かすようになったら読み直したい。 -
「周りを巻き込んでチームで考え成果を出すのがユニクロのDNA」と著者が語るように、実例を交えながら、「巻き込み」仕事術をレクチャーしてくれます。自分の組織でも、真似が出来ないか、と模索しながら読んだ一冊です。
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マネージャーは板ばさみの中間管理職ではなく、
上下左右を巻き込める「中心管理職。」
役職がなくとも中心になることは可能。
自分が出来なくてもOK!出来る人に頼めればよい。
出来る人に頼めなければ、頼める人に頼めばよい。
根本的に必要なのはコミュニケーションで
相手を知り、信頼し合える仲間の数が可能にするのだと思う。 -
著者田中雅子氏は外資系コンサルタントからユニクロ(ファーストリテイリング)の経理部マネージャーとして転身。同社のV字回復に貢献した人物。
彼女が説く「巻き込み仕事術」は、「チームで考えチームで実施する仕事」である。仕事が立て込んでくると、ついつい「抱え込み」型の仕事になってしまうが、そういうときこそ、巻き込み仕事術が必要となってくる。本書で書かれたこのポイントの一部を以下に記す。
○「やらされ仕事」を「自ら関わる仕事」に変える。
○上と下に挟まれた「中間管理職」ではなく、円の中心になって周囲を巻き込む「中心管理職」となる。中心管理職は、部署や階層を超えて結びつき、プロジェクト的に動く。また、中心管理職は、関係する全ての人と、一緒になって考え、一緒に行動していく。
○自分が手一杯なら「共犯者」をつくる。巻き込まれた共犯者は勝手に動いてくれる。
○メンバー皆を主役にし、ヒーロー、ヒロインをたくさんつくる。
○「あの人はああいう人」、「自分はこんな人間」という「レッテル」を貼り替える。
○物事の済んだあとの「後始末」より、前準備、段取りという「前始末」に力を注ぐ。 -
中間管理職ではなくて中心管理職、という言葉を初めて知って、なるほどなと思った。上司と部下に板挟みされるのではなくて、自分の周りを全部巻き込む。難しいだろうけど、それができたらとても強いなと思った。
あと当たり前のことを当たり前にやる、簡単なようで難しいこと。これを徹底できたらほんとに強いと感じた。がんばろう。 -
なにごとも一人でやろうとすると
大変な労力と時間がかかってしまいます。
大きな成果を速く出すためには、
うまく周りを巻き込む力をつけることが大切です。
本日ご紹介する本は、
劇的なV字回復を成し遂げた元ユニクロの社員が
現場での仕事術やマネジメント法を
ご紹介する本です。
ポイントは
「自立」
巻き込みとは、自分以外のメンバーを
徐々に増やしながら、自発的に
動いてもらうようにすること。
最終的には自立して動いてもらうことが
ポイントになります。
「忘れる」
人を巻き込んで、動いてもらう場合、
「忘れられるかもしれない」という前提に立って、
巻き込む側が忘れられないような
工夫をすることが大切です。
一度御願いしたからと言って
ほったらかしはいけません。
しつこいくらい確認しましょう。
「選択してもらう」
漠然と話をしても取り合ってくれません。
具体的にA、B、Cという案を見せて選んでもらいましょう。
最終的な意志決定を本人にしてもらうと
決定した本人は実行する確立が高まります。
「前始末」
後始末の逆が「前始末」
つまり、前ダンドリのことです。
きちんと前始末ができていれば
巻き込まれた人は自分の判断で動けます。
人に御願いをするとき、
きちんと十分なほど
ダンドリはできているでしょうか。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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ユニクロの経営を影で支えているのは、一人ひとりの社員の徹底した「実行力」
巻き込み=自分以外のメンバーを徐々に増やしながら、自発的に動いてもらうこと
提案=やるべきことを形にして見せ、経営陣には何をして欲しいのか説明できること
中間管理職の仕事=「メンバーみんなを主役にし、ヒーロー、ヒロインをたくさんつくる」
「忘れられるかもしれない」という前提に立って、巻き込む側が忘れられないような工夫をする
発信者責任主義=物事を伝えるのは発信者の責任→繰り返しわかるまで言う
「追い込み漁」=漠然と話をしても取り合ってくれないが、A、B、Cという案を見せて選ばせる
「念押し」=会議ではホワイトボードに「誰が、いつまでに、何をする」を明記する
ビジョンが壮大すぎると、自分の関わりがよくわからない=自分がどう関わっているのかをイメージさせる
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◆目次◆
■序章 100%の実行力は「巻き込み」から生まれる
■第1章「ないないづくし」でも必ず変化は起こせる!
■第2章 中間から「中心」になったメンバーの「データベース」を集める
■第3章 「巻き込み」で大ヒット商品誕生の土壌をつくる
■第4章 できない・やならいと言わせない「巻き込み強化法」
■第5章 ユニクロ流「プロフェッショナル・マネジャー」5つの条件
■第6章 伝え方を激変させる!即効「巻き込みフレーズ19」
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◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/e667ba13f741c0f7.png
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外資系企業のマネージャからユニクロに転職した著者が、
自身の体験に基づいて書かれたとても具体的な「巻き込み」仕事術。
状況がイメージしやすく、とても参考になりそうです。
アジャイルなプロジェクトのリーダーに必要なヒントが詰まってる気がします。 -
多くの人を巻き込んで仕事をしないとならないが、チーム内に閉じて仕事をしがちなので、打開策がないか知りたく購入。
ただ、目新しいことはなかったし、社員のデータベースを作ったり、上から攻めたり、、、理論としてはわかるのだが、有効性ややり方がわかりにくい点があったりした。 -
自叙伝になってしまっているのが残念。
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書いてあることは正しいが、根拠がない。根拠とは心理や歴史による裏付けだ。根拠がないと読み手は「フォームを真似する」しかない。フォームは細分化されたものだから、3つのことまでしか同時に意識することができない人間には基本的に向いていない。
「具体的に何をどうすれば良いか」を一つ一つ教えるのはティーチングの考え方。一個身につけたら一個忘れる。もっと根本的な考え方さえコーチングすれば、その葉先はインターネットでなんとでもなる。 -
新年度なので、こんな本も。
上と下の板挟みの中間管理職ではなくて、チームを和として考える「中心管理職」。
仲間を知る。
仲間と共有する。
仲間の工夫を期待する。 -
社内調整の大事さの新しい視点での言語化本
ユニクロのファーストリテイリングに外資系企業から入社した田中雅子さんの本。
社内人脈や何を言うかではなく誰が言うかを大事にするといった内容にも取れる、ある意味昭和的なサラリーマンが大事にしていたような事を非常にスキルとして捉えた本。
すごくネガティブな言い方をすると、「頑張って社内でネゴしました」とも読めなくない内容なのですが、全く中にいやらしさが無いのは、おそらく著者が本当に「スキル」と感じている部分に起因するように感じます。
こういった暗黙の了解的な社内調整の大事さを語る本は、年配の男性が年下の部下に「会社とはな・・・」と語るイメージですが、 「外資」「女性」という視座からだと非常にスキルや機能面としてフォーカスされているようで、新しいと思います。
社内調整とかうまく出来るようになりたいけど、説教くさい本は嫌だ!という方にはかなり違った視点で面白いと思います。 -
野中郁次郎氏の知識創造企業の一部を著者が実践しています。それがとても分かりやすく描かれています。キーワードは、中間管理職ではなく、中心管理職。今の自分の原動力になってます。
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野中郁次郎『経営は哲学なり』では、ファーストリテイリングの匠プロジェクトを解説!!
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仕事の現場では、所属部署内だけではなく、まわりや他部署の垣根を越えた、いろいろな人と調整・協力を取り付けながらすすめていくことが必要とされるもの。また、これが非常に難しい><
この著書は、ユニクロでの筆者のプロジェクトマネジメント経験談をもとにした、さまざまなコミットを取り付けるためのテクニックが紹介されています。