- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478014790
感想・レビュー・書評
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キーエンス評判
・キーエンスにとっての価値創造の鍵は、「世の中に無い商品」によって「顕在化していない潜在ニーズ」を発掘することにある。
・マス・カスタマイゼーション
個々の顧客に対応しつつも(=カスタマイゼーション)、標準化して大量生産(=マス・プロダクション)する戦略。
・キーエンスでは全社員の活動は、「最小の資本と人で最大の付加価値をあげる」ことに向けられている。
・開発職を希望する人に特有の特徴
→一つのプロジェクトを少人数で対応することで、自分が開発した商品だという実感をより強く得たいというものがある。
キーエンスがさらにわかるブックガイド
1.カンブリア宮殿 村上龍×経済人2 村上龍著 日本経済新聞出版社
2.経営戦略を問いなおす 三品和広著 筑摩書房
3.新商品開発マネジメント 小日向秀雄著 日本実業出版社
4.こころから感動する会社 泉谷渉著 亜紀書房
5.コミュニケーションのノウハウ・ドゥハウ 野口吉昭/HRインスティテュート編 PHP研究所
6.マーケットパワー 日本経済再生の鍵 島田晴雄著 PHP研究所
7.MOT“技術経営”入門(マネジメント・テキスト) 延岡健太郎著 日本経済新聞社
8.デジタル革命とニュービジネス 大前研一/アタッカーズ・ビジネススクール編 プレジデント社
(9.プロフィット・ピラミッド 浪江一公 ダイヤモンド社)
キーエンスの経営課題
・キーエンスは現在、製造業であるが、将来にわたって製造業しかやらないと決めているわけではない。
・唯一最大の縛りは、「高い付加価値を継続的に生み出せるビジネスであるか」どうかということ。
キーエンスの考え方
・「判断は市場原理・経済原則に照らし合わせて行う」ということが、現場の隅々にまで浸透している。
・『Good 4 C's』
→「Good Chance, Good Challenge, Good Change, Good Communication」
→「チャンスと思え、見方で変わる」
→「良い目標が成功を促す」、「同じことにこだわるな、より良いやり方はないか」
→「Chance for Change, and Good Challenge!」
技術系職について
・「世界初」、「業界初」
・少人数開発
・これは自分が手がけたといえるものを開発したいという思い
内定者、採用担当者からのアドバイス
・「その興味って本当に一生をかけるほどのものなのか」を考えて欲しい。
・キーエンスの能力=“社員のレベル”ד組織のレベル”=(「能力」×「モチベーション」)×(「経営システム」×「風土」)
・キーエンス独自の「経営システム」
→商品企画・開発の仕組み 「顧客の欲しいというモノは創らない」
→営業の仕組み 「コンサルティングセールス」
→生産の仕組み 「ファブレス」
→人事の仕組み 「人件費は経費にあらず」
・就職はゴールではない、走るコースを決めるだけのことだ。
・「自分は何によって動機付けられ、頑張れる人間なのか」を深く深く考えて欲しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示