組織行動セーフティマネジメント―「仕組み」でリスクを回避せよ

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著者 : 石田淳
  • ダイヤモンド社 (2011年2月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478014868

組織行動セーフティマネジメント―「仕組み」でリスクを回避せよの感想・レビュー・書評

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  • 石田淳『組織行動セーフティマネジメント』(ダイヤモンド社、2011年)は、BBS(Behavior Based Safety)と呼ばれる安全管理の原則と組織への導入方法を紹介したものだ。単純なので、現場で応用しやすいように思う。

    BBSは、その名の通り(態度ではなく)「行動」に注目し、職場での安全行動を拾い上げて「できる」ことを「確実にできる」「習慣化する」状態に持っていくというアプローチをとる(p.122、p.135)。なお、行動かどうかを判別する方法としては「死人テスト」がある(p.138)。死人にもできることであれば、それは行動ではない。

    著者によれば、BBSは行動分析にABCモデルを使用する(p.82)。ABCとはAntecedents(先行条件)、Bhavior(行動)、Consequenses(結果)の略で、BBSは行動が先行条件ではなく結果によって引き起こされる、と考える。たとえば近視の人がメガネをかけるのは、目が悪いから(先行条件)ではなく、メガネをかけることで見えるようになるから(結果)である、という(p.84)。

    そして行動に影響を与える結果を、次の3つの観点でパターン化する。1つ目はタイプで、ポジティブかネガティブか(P/N)。2つ目はタイミングで、即時か後か(S/A)。3つ目は結果が生じる蓋然性で、確かか不確かか(T/F)。以上で2の3乗で8通りのパターンができる。この際、タイミングについては「即時」の影響力が大きく、蓋然性については「確か」の影響力が大きい。(小難しく書いているけれど、人は目先の確実な利害に吊られる、という単純な話である。)そこで、「PST」「NST」の結果から安全行動がもたらされる仕組みを作ることが重要である(p.112)。

  • 曖昧になりがちな安全行動への取り組みに如何に仕組みをもてるか。説得力はとてもあったが、肝心な実践は少し薄い。同筆者の行動科学マネジメントを別に読んでおくと多少はよいのだろうけど。

  • リスクを個人ではなく組織で回避しようという、BBSという考え方。態度よりも行動に着目するところがポイント。
    特に従業員に確実に正しい行動をとらせるシステムがなかなかできない部分でもある。

  • 上司に読んでもらいたい。

    私が上司に提案する内容がそのまま書かれていて、
    ものすごく心強かった。

    みんなで楽しく仕事しようよ!

  • 日本の企業では、とかく安全活動などと言って何にでも当てはまるようなスローガンをつけたりしてますが、言いはするが、不祥事減らずデスね!
    具体的な誰にでもわかる行動を促すこと、褒めること、習慣になるまで続けること… 理にかなった方法です。

  • キーワード
    ABC分析
    先行条件、行動、結果
    PST分析
    ポジティブ、即時、確か
    ネガティブ、後で、不確か
    ポジティブな強化が必須
    数値化、具体化SMORS
    安全、計測できる観察できる、信頼できる、具体的
    ベースライン、習慣付け
    危険行動の排除より安全行動の推進

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