30代で知っておきたい「お金」の習慣

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  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478015315

感想・レビュー・書評

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  • FPなのに詰めが甘過ぎでは??自分ら世代の得を今の若年層に見せたくないの?

    >自分たちの世代は損しているというが現高齢者も年金だけでは暮らしていない
    →負担額増、給付額減、老後生活費の自己負担率増が問題

    >(妻が正社員で働き続けると)年金が親世代より多く貰える
    →親世代は「妻(又は夫)が働かなくても生活できた」、今は「共働きしないと生活できない」なのに。(残業代が支払われる前提で)10時間残業するより20時間残業した方が給料が多いんです!ってくらい何言ってんだ感

    >老後期間が短いから老後資金が少なくて済む
    →昔より「長く働かなくてはならない」のであって、悠々自適に過ごせる期間が減っているだけ

    >30代で家を買うより40代で買った方がトク(自己資金を用意してローンを減らす)
    →頭金は多いに越したことはないけど、その10年間の家賃はどこから出しているの?年150万貯金している計算だけど、子持ち設定で賃貸に住んで、それなりの金額になるはずだけど。子供いて家賃払いつつ年150万貯められるなら30代の時点で1500万とか貯まっているのでは

  • ページごとにテーマが設定されていて読みやすい。
    今まで読んだお金の本とは視点が異なり、なるほどと納得できた部分も多かった。
    以下文は、忘れたくないのでメモがきとして模写した。


    P102
    お金の管理は「年間」でできれば合格。
    1年ごとに収支決算してみよう。

    「月」単位のお金の出入りは把握しているのに「年」単位の総額になるととたんに即答できなくなるケースが多い。

    支出や貯蓄額を「年間」でとらえられるようになると、さらにお金に強くなる。
    貯蓄額を年単位で把握していると10年後にはいくら貯まるかも簡単に予測ができる。

    P120
    結婚、出産を乗り越えて「細く長い」働き方ができれば、年収は下がらない。

    女性は結婚で市場価値が下がる。
    フルタイムで働いても収入が独身の頃の3分の1に下がる場合もある。

    P144
    「独身」と「結婚しても子供ナシ」は医療保険のみでOK。
    子供ができたら死亡保障を追加しよう。

    結婚後も、共働きで子供がいなければ、医療保険だけでよい。と覚えておきましょう。

    子供が生まれたら、あなたが死んだら、生活費や教育費などで経済的に困る人ができるので、子供が独立するまでの間は「死亡保障」が必要な時期。

    P148
    高額療養費がある。医療費の自己負担は最高で月9万円弱。月2万までしか、かからない会社もある。

    P150
    医療保険で必要なのは「入院給付金」と「手術給付金」だけ。無事故ボーナスやお祝い金などの「特約」をつけると割高になる。

    P152
    30代の医療保険の保険料は、月々5000円では払いすぎ。月々2000円前後で十分な保障が手に入る。

    医療保険はあくまで「健康保険の不足分をおぎなうもの」という位置付け。入院しない可能性もあるので、必要最低分の額に抑える。

    身内にがんが多く、医療保険と別にがん保険に加入するなら、医療保険は「60日型」で十分。統計データを見ても、がん以外の病気の入院日数はとても短いからです。
    ちなみに、がん保険は入院日数に制限を設けていないのが特徴。

    P162
    30代は保険で「貯蓄」をしないこと。年金保険、変額保険などの「貯蓄型保険」には入ってはいけない。

    低金利のいまは、保険でお金は貯められないと心得る。

    p168
    なぜ、結婚と同時に家を買ってはいけないのか。住宅購入は「遅いほどトク」と心得よう。

    頭金はなるべく多く、返済期間はできる限り短く。

    支払う利息が何100万も異なる。

    P170
    賃貸と持ち家は、「どちらがトクか」と比較せず自分のメリット、デメリットで選ぼう。

    賃貸と持ち家の比較は、家賃や金利の水準といった条件をちょっといじるだけで、いくらでも資産結果が変わってくるから。

    P188
    繰り上げ返済すると利息分の返済額が減るけれども、必要な貯蓄は残しつつ、計画的に実行しよう。

    いざという時の貯蓄200万円と子供の教育費は残したうえで繰り上げ返済する。

    貯蓄を増やしながら繰り上げ返済する。

    少し溜まったらすぐに繰り上げ返済して一向に貯蓄が増えない
    「繰り上げビンボー」になってはいけない。

    P200
    預貯金は「徒歩なら」、投資は「自転車」投資の勉強は、実際に「やってみる」ことが大切。

    銀行や郵便局は向かない。手数料が安いネット証券に口座を開くといい理由。

    30代だったら、まず10万円を投資。痛い思いやおいしい思いを体感するのは大事。

    投資するのなら、練習向きの「投資信託」から。
    なぜ、日本株の「インデックス・ファウンド」がお勧めなのか。

  • 超基礎的な内容過ぎなのと、金額に根拠が示されてない箇所もあり、色々な情報の寄せ集め感満載。あまり意味なかった。

  • 子供のいる会社員の夫が死亡したときの遺族年金
    妻が死んでも夫は遺族年金をもらえないので、共働き夫婦の場合、夫よりもつまの死亡保障が大切
    ただし18歳未満のこともがいる場合、子どもが受給権者になるとうい道がある。
    万が一に備えてお母さんに何かあったら見るファイル(保険証券などのファイル)をつくり、このページのコピーを入れる
    医療保険はある程度貯蓄できたら卒業しよう

  • ちょうど10年前の本だった。
    でもやるべきことは変わらないと思う。

  • 「お金が貯まる人には、共通する3つの習慣がある」
    この本は、30代に限らず20代や40代にもおすすめできる本。いくつかのトピックは30代のライフイベントにフォーカスしているが、大半は人生全体のお金戦略について具体的な金額を例に考えられている。ただし、典型的な日本の制度にのっとった基本に忠実な内容。
    お金戦略初心者向きといえる。

    3つの習慣
    ・先に積み立てでお金を貯め、その残りで生活していること
    ・保険と住宅ローンで、お金をムダに減らしていないこと
    ・男女とも、できるだけずっと仕事を続けること

    90歳まで生きるとしたら、老後資金として最低限用意しておくべきお金は50万円×25年間=1250万円

    一年以内の急な出費、年に何度か出て行くお金をいれておく一時的な貯蓄用としてのサブ口座(振替できるようにメイン口座と同じ銀行)があるとよい。

    お金の管理は年間でできれば合格。

    教育費は子供が高校までは生活費から捻出しよう。この期間で貯金ができないのは家計の破綻の第一歩
    オール私立コースの場合
    私立小学校年間140万円
    私立中学校年間124万円
    私立高校年間98万円
    私立大学(文系)年間100万円

    国が保障してくれる遺族年金は、共働きの妻が死亡したら、夫は原則もらえない。
    →18歳以下の子供が受給権者になれば、妻の遺族厚生年金は受け取れる(重要)

    子育てしながら共働きを続けるなら住宅購入前に以下の点をチェック
    ・保育園の待機児童の状況
    ・子育てに向いている環境か
    ・妻の職場の通勤は便利か
    ・私立中学へ行く層が多く住んでいる地域はなんとなく受験ムードに流されやすいので避けたほうがベター
    ・なにかあったら頼れる人はできるだけ近くにいたほうがいい

    マイホームを買うなら「物件価格の3割+200万円」を用意してからの方がよい。
    2割頭金、1割諸経費、200万円いざというときの貯蓄

    住宅ローンは60歳で完済できるプランを組もう

  • 斜め読み。
    思っていた本と違った。

    将来が不安で不安で仕方がなく、
    低年収であろうとも
    地道に働き、コツコツ貯金すれば
    なんとかなるよというような本。

    生命保険の見直しだけは参考になった。

    お金の事など考えたことがないという人や
    無駄遣いが顕著な人には
    めあたらしいかもしれませんが
    ある程度、お金の知識がある人には
    大した材料にならないと思います。

  • 家や保険を検討した時にある程度勉強したため、既知の内容が多かったが、ちょうど結婚する世代向けによくまとまっていてわかりやすい一冊でした。

    家や保険を検討する前読みたかった!

    年間の収支、ぜひちゃんと把握しよう。

  • お金持ち お金の心配をしなくていい人
    30代で賢い選択
    年金 昔は女性は加入していないので、今後の方が多くもらえる☆危機感を煽っている報道
    老後は65歳から→5年少なく設定できる

    年金で収支トントンの生活は可能→50万円不足×25年=1,250万円あれば良い

    住宅 30代では貯める→40代で購入

    年金不安に振り回されない ①支出の見直し②積立金額③世帯収入アップ④住宅ローン・生命保険の見直し
    貯蓄分を給与からの先取り確保

    住宅・生保 大きな買い物はコツを知り支出カット

    老後は1億円必要説 ゆとりある生活月38万円必要×12月×20年 不安を煽るセールストーク

    思い立ったら一日でも早く始める
    3ヶ月の収支を計算してみる☆家計簿ソフトで管理している/駐車場/公共料金未計算

    お金は使いながら貯めていくもの/大きなお金が必要になる時期 人生にはお金のためどきが3度到来
    ①子供が生まれる前 二人の生活を楽しむが貯蓄のペースアップ
    ②子供が小学生の頃 高校・大学は教育費
    ③子供の独立後 定年退職後☆今からでは定年退職と同時期に大学卒業 奨学金制度 YouTubeで教育可能 自分も大学受験程度の学力必要→実生活で有効(英語、数学、株)

    コンビニ  1日で500円→月1万5,000円→年間18万円☆大した額ではない?ジャンクフード絶ちをすること

    ATMでちょくちょく引き出し 月の支出がわからない
    クレジットカードは2枚まで☆楽天カードとVISA

    クルマの支出はいくらか?☆駐車場・保険余計…マークXジオへシフトすること

    生保 死亡保障 死んだら困る人がいる場合
    医療保障 病気怪我 経済的に困る場合

    医療費の上限 高額療養日 月9万円以上はかからない☆制度の確認
    必要な保障 入院給付金、手術給付金のみ

    親世代が個人年金保険を勧める金利が高かった時代のおいしい思いから→貯蓄型保険は貯蓄機能が低下

    住宅ローン→遅いほど得
    どんな住宅が欲しいのか?ライフスタイルが決まる40代以降にするのが合理的 30代では賃貸→子育てしやすい環境かどうかは視点が異なるので見えてこない

    住宅の情報は売り手の都合

    住宅ローン 銀行へ行って計算してもらう☆自分ですべき

    本を読んで基礎知識をため全体像を把握→家、保険

    中古住宅の魅力 アメリカでは買った後の価値を高めるために手入れ、植栽

    30代は投資のトレーニングの開始時期 退職金で初投資→あっという間に半分という悲劇

    投資→お付き合いで結婚へ☆適切な銘柄は?優待・配当金・ストーリーがある会社

  • 住宅購入の部分は参考になった。やっぱり一旦買うとずっとローンを支払うことになったりして身動きが取りにくくなるのはデメリットだなと思った。買うのが40で仮に80まで住んでも40年住むことになる。共働きは当たり前、妻はパートよりも正社員、みたいな極端な意見もあったが、本全体の内容は簡潔でわかり易かった。

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著者プロフィール

個人のお金の相談を受けるFP(ファイナンシャルプランナー)。生活設計塾クルー取締役。金融商品や保険商品の販売を一切せずに、中立な立場で一般の方の退職後の生活設計などの相談を受けている。特に高齢者のお金のアドバイスに定評がある。ダイヤモンドオンライン、現代ビジネスなどのWEBサイトや新聞での連載も。著書『知識ゼロの私でも! 日本一わかりやすいお金の教科書』『図解 老後のお金安心読本』(ともに講談社)など多数。『かんたん年金家計ノート』(講談社)は創刊以来監修をしている。

「2022年 『これからの生活どうなる? に備える 記入式 年金生活ビギナーのための家計練習帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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