- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478015650
感想・レビュー・書評
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仕事の基本を述べた本。社会人なりたての人でピンときた人には合うかもしれない。社員から経営者までと幅が広く、バランスは取れているが、内容は取捨選択して読みたい。自分にとってはすぐ使える/使いたい情報が載っていなかったので、星3つ。
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日本生命を定年まで勤め上げたあと、60歳にして新しい会社を立ち上げバイタリティに持ち主の書。結局、自分をしっかり持つ。これに尽きるのではないかと思う。
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出口氏によるビジネスマン向けの本はいろいろ出ているが、最初の頃に書かれたこの本にすべてが書かれている。
あとから出た本は、この本の薄められた二番煎じという感じ。
それだけこの本は内容が濃い。
落ち着いて読むのにふさわしく、たんなるビジネス本というより、仕事と人生に関するエッセイ集という趣の漂う良書。 -
仕事においてはまずは健康第一。
そして、主体的に分析、集中することが大事だという。
トレードオフ (捨てることで得られるものがある)
長所を伸ばす。 -
就職先なんて10年も経てば、どこも大差がない。
大切なのは入社してからの仕事のやり方。会社の規模も、社会的評価も、あなたを大きくはしてくれません。
帰宅して夕刊に目を通す、そして1時間読書をする。
カップルで喧嘩をしたら星つきのレストランに行きなさい。
陳情(ちんじょう)
古典が分からないのであれば、自分を無能だと思いなさい。
現代人の著者が分からないのであれば、著者が無能なので読む必要はありません。 -
題名はともかく仕事論というよりはエッセイ
ライフネット生命を立ち上げた著者の能力は文句の付けようもないですが、経済や歴史の捉え方でやや付け焼き刃な点を感じ不満が残りました -
著者はライフネット生命社長の出口氏。
具体的なノウハウ本ではなく、どのように仕事に向かうべきかという著者の姿勢やスタイルを書いた一冊。
日本生命時代の体験を中心に、自分がどのように考えて行動したのかをまとめている。
著者の70点主義には共感。お客様の立場に立った取り組み方も参考になる。 -
筆者の仕事に対する考えをインタビュー形式のようにまとめた本。筆者の本はまとめて読みましたが、「タテヨコ」思考やリーダーシップ論など考えが一貫していて分かりやすい。
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仕事のやり方はこうあるべきだ!というありきたりのノウハウ本とは違って、様々な切り口から仕事のスタンスについて書いており、かつ、それに出口さんの経験なども盛り込んであり、非常に具体的にイメージができ、読みやすい。一章、一章も短く、まとめられているので、ちょっとした空き時間にサラっと読める。
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ライフネット生命社長の仕事観・仕事人観。
具体的なノウハウが詰まった本と言うよりは考え方・姿勢の本である。
自分の体験によって立つところが多いのは勿論だが、著者の広い教養や国際的な経験、広い社会問題への認識といった、深い教養がバックボーンにあるところが、類書とは違った雰囲気を醸し出している。
ただ構成としてこの薄さで15章もあるのがイマイチ。一章一章の論がどうも浅いというか高いところからのお言葉に留まっていて、咀嚼して自分の仕事に落とし込むには、類書よりも読み手の努力を要する本。