どう伝わったら、買いたくなるか

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 179
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478016008

作品紹介・あらすじ

美魔女、つけパン、ひたパン、ワコール「下着によるエイジングケア」…次々とヒット商品&トレンドを手がける独自の発想と「次世代IMC」の手法を全公開。

感想・レビュー・書評

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  • オウンドメディア(自社)、ペイドメディア(広告)、アーンドメディア(PR)を用いたIMC(統合型マーケティング)が今後重要となるという話

  • 客観的で影響力のある情報は4つの視点、ソーシャル、消費者、メディア、流通インサイトで構成される
    PRの信憑性と広告の確実性をうまく統合するのがIMC、統合型マーケティング
    自分ごと化するにはベネフィット、つまり得をすることが必要
    どの立場で誰が言うかとメディアのどこで言うかも重要

  • 資料ID:21101823
    請求記号:

  • 勉強用。

  • 全体的に参考になりました。
    でも、タイトルから私が求めていたものとは違ったので。

    事例紹介が主で分かりやすいけど、もっと図像化してほしいなぁ。構造みたいなのとかを。

    新聞やらCMが影響力を持たなくなったとか、それに伴う発信者側の意識改善の必要性とか、色々参考になりますよ。

  • 要は広告とPRを合わせろ。インフルエンサーも大事って話。事例がいくつかでてきているのでイメージしやすい。

  • んーっと、広告ってつまらなくなったなぁ、と改めて思います。

  • コミュニケーションの在り方は変わった。

    双方向のコミュニケーション、
    メディアを組み合わせて使う、
    などなど。

    その上で、答えは受け手の中にある。
    受け手の気持ちのスイッチを
    どう動かせばよいのか。

    いつ、誰が、何を、どうやって…

    今の原稿作成に活かして行こう。

  • インターネットを中心としたマーケティングコンサルタントを展開する企業の方による本。タイトル通り、どう認知させるかに重点を置き、自社のコンサルタント事例などを交えながらその手法を解説しています。

    カタカナ用語が多用されるため、マーケティング経験の浅い人は、少しづつ理解しながら読む必要があります。事例の部分は具体的な施策や結果があわせて読めるのでそれほど問題ないですが…。

    個人的には最後のほうのテーマポータルについての記述が自分の仕事にも応用できそうで興味深かったです。

    「認知」工程に悩んでいる方には一読の価値ありかと思いますが、私のようにマーケティング経験の浅い方は、ちょっと内容がわかりにくいかもしれません。

  • かつて、「人、モノ、金」と言われた時代があった。そこに「情報」が加わるようになったのは1980年ころのことだろうか。NECでもC&Cと言って、「コンピュータとコミュニケーション」と言っていた。思えばずいぶん先見の明があったような(笑)。それが、情報はどんどん増えていきました。

    かつて、モノ不足の昭和の高度成長期は、モノが欲しかったために貧しくても明日は幸せな時代が来ると信じて突き進んでいた時代。情報もかつては不足していて情報を得ること自体が重要だった。

    それが、情報はどんどん増えていく。平成12年くらいまでは情報流通量と情報消費量は拮抗していたが、今や選択可能情報量は10年間で530倍になってしまった。しかし、吸収できる情報量はそれほど飛躍的には伸びない。

    前振りが長くなったけど、かつて情報不足の時には、マスメディアが重要だった。4番のホームラン打者のみの野球のようなもので、企業から情報を提供すれば、それを顧客は欲しがったということだろう。しかし、今や企業から情報を伝えてもほとんど伝わらないという時代になりつつある。何しろ個人で処理できる以上の何百倍の情報があふれているのだから。

    企業側は、単に伝えるという発想を捨てて、伝えるからどう伝わるかを意識しなければならないという時代になったということだろう。まさに、ソーシャルメディアの時代ということか。しかし、マスメディアの否定ではなく、TwitterやFacebookなど特定のツールのみに依存するのでもなく、あらゆるツールを有効に使う計画的な情報提供が必要と言うことでしょう。野球のスタイルでいうなら全員野球と言うことなんだろうな。

    そんな導入部分の内容はなかなか有意義だった。しかし、この本の事例を見るとどうも違和感がないわけでもない。なぜだろう。

    ソーシャルメディアと言うフィールドで恣意的に何かを動かそうというアプローチそのものが生理的な嫌悪感を持つからかもしれない。顧客も企業側も同じフィールドに立ったと言う新しい次元において、かつてのプロモーション(口コミを誘導するようなやり方も含めて)と言う企業側からのアプローチがどうもなじまない。同じ土俵に立った以上、企業側は顧客をコントロールすることはできないと認識すべきではないか。

    お客様を動かすというよりも、自らは自然体のままでお客様に選んでもらえるような経営でありプロモーションであるというのが新しいフィールドでの重要事項のような気がしてきた。

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著者プロフィール

株式会社インテグレート代表取締役CEO
1964年生まれ。慶應義塾大学卒業後、味の素入社。1992年ザイロフィンファーイースト社(現ダニスコジャパン)をフィンランド人社長と2人で設立。1997年キシリトールを日本に初めて導入、素材メーカーの立場でキシリトール・ブームを仕掛け、ガムを中心とする製品市場はゼロから2000億円規模へと成長。2007年IMC(統合型マーケティング)プランニングを実践するマーケティングエージェンシー、イングレートを設立。

「2023年 『ウェルビーイングで変わる!食と健康のマーケティング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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