地球に残された時間 80億人を希望に導く最終処方箋

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制作 : 枝廣 淳子  中小路 佳代子 
  • ダイヤモンド社 (2012年2月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478017739

地球に残された時間 80億人を希望に導く最終処方箋の感想・レビュー・書評

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  • プランBとは
    「気候の安定化」
    「人口の安定化」
    「貧困の根絶」
    「経済を支える自然システムの修復」

  • 世界は危機に瀕している。英題「World on the Edge」から、切実な著者の訴えが聞こえてくる。正に瀬戸際、ギリギリだぞ、と。しかし希望はある。既得権益による情報操作を打破して正しい情報を獲得し、正義の行動を始める時は今である。具体的な行動として著者は、教育水準の向上による人口抑制、エネルギー効率の向上、再生可能エネルギーへの転換を挙げている。どれも重要で、既に各国で対応が進んでいるものであるが、特に人口抑制が重要と感じた。今こそ、子女の教育水準の低下⇒出生率の向上⇒貧困の拡大⇒児童労働⇒教育水準の低下、という負の連鎖を断ち切らねばならない。
    石油・自動車に基づいた経済・産業構造からの脱却も急務だ。このパラダイムシフトにより、車体製造に必要な原材料の削減、石油消費量と二酸化炭素排出の削減、健康増進が期待出来る。

    そのような状況の中、トヨタから燃料電池自動車MIRAIが発売された。これが意味するところは何か。地球温暖化に対する自動車というものの免罪符か、はたまた真の救世主か。人間存在に必須の水資源を人間と「奪い合い消費」する悪魔の利器とならない事を願う。

  • 請求記号・519.04/Br
    資料ID・100058636

  • エネルギー、環境、食糧難が今そこに迫る。地球と人類に残された時間は本の少しである。課題を解決し、未来を平和に暮らすためにしなけらばならないプランBとは?。省エネやリサイクルなど、提示された具体案は極自然で少し拍子抜けの感あり。差し迫る世界の恐怖として知っておくべき内容。この現実に直面した各国が、奪い合い、争うことのないことを切に願い、努力したい。

  •  タイトルからは、ありがちな「恫喝系終末論」を連想するかもしれない。、だが、けっしてトンデモ本ではないのだ。内容はエネルギーと食糧に関連したグローバルな環境問題。客観的な実例をあげながら、いま現在、地球上で何が起こっているかを淡々と紹介する。それだけで充分、この世の終わりを垣間見ることができた。
     ただし救いもある。我々がいま、どういう戦略をとるべきかを具体的に指示している。そして、それらは夢物語ではなく既存技術で対応可能だ。
     唯一の、そして致命的な障壁は、国家と企業の思惑だ。旧態依然とした非効率なシステムの上に確固たる既得権益を築いた一部の特権階級が、例によって環境安全保障を無視し、崩壊へのシナリヲを加速しているのである。いまこの瞬間も。

  • すごいタイトルである。副題もさらにスゴイ。危機感をひしひしと感じることになるのだろうか。そしてそのあとに希望の兆しを見出すことができるのだろうか、と、思わず考えてしまう表紙でもある。地下水位の低下、土壌の浸食や砂漠化、気温の上昇、食糧問題などの危機的状況のレポートとエネルギー問題や貧困問題の現在と今後、そして「処方箋」。
    膨大なデータを駆使して、この地球の危機的状況を伝えている。ただ全体を通してことごとく付いて回る数字は、とても頭には入らないが、状況を把握するには参考となる力作だ。また、……かもしれない、……ことになるだろう、といった文末がよく出てくるが、これは説得力を薄めてしまうので、あきらかに損をしていると思う。

  • 地球環境は崖っぷち。解決策はエネルギー効率化・地球の修復・教育医療支援、財政基盤はある。政治の転換点に向け行動すべし。

    自分の周りのことしか知らなければ、世界は無限。
    グローバルに世界が視野に入ってくることで、その有限性も見えてきた、ということかも。
    処方箋が存在することが、救いです。
    LED、電気自動車、新技術が可能性を示した。そして、政治的な行動があれば。

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地球に残された時間 80億人を希望に導く最終処方箋の作品紹介

刻々と忍び寄る文明崩壊の危機。私たちはどこへ向かい、何をすべきなのか?日本のエネルギー政索が進むべき道も照らす、環境問題の世界的第一人者レスター・R・ブラウンから送られた希望の書。

地球に残された時間 80億人を希望に導く最終処方箋はこんな本です

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