ロスジェネの逆襲

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著者 : 池井戸潤
  • ダイヤモンド社 (2012年6月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478020500

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ロスジェネの逆襲の感想・レビュー・書評

  • 半沢節は相変わらず。
    組織でなく個人が信頼される為の
    信念・考え方を感じさせられる。

    読むと熱くなれる本。

    ただ敵役が前作よりは弱いと感じた。

  • 半沢直樹 第3作。3作目ともなれば、展開が少しマンネリ気味に感じられないでもなく、また、本作では、いくらなんでもそれはないだろう、、という展開もあったりするのですが、やはりサラリーマンのツボをついていて、読後感よし。サラリーマンは与えられた場で全力で戦うしかない、という半沢の言葉には、特に励まされました。

  • 半沢直樹シリーズを1,2,4、と読んできて、ついに3を読み終わりました。ちょっと企業戦略のスキームが複雑でわかりにくいところがありましたが、面白かったです。1日とちょっとで読めました。ロスジェネが爽快に逆襲撃を遂げる展開を期待してましたが(それはありましたが)、やはり主人公の半沢が大活躍する、というのが中心の話題でした。

  • 2017.05.IT企業の雄である電脳雑技集団社長の平山が東京スパイラル買収のアドバイザーの件で東京セントラル証券を訪ねてきた.しかし,諸田のリークにより親会社の東京中央銀行証券部にアドバイザーを横取りされて,諸田は銀行に戻る.東京スパイラルの買収防止策としてフォックスが新株受け入れ先とする証券部のスキームを半沢が見破る.証券部は増資して何とか電脳による東京スパイラル買収を成功させようと画策するも,半沢とロスジェネ世代の部下の森山が電脳の財務状況を割り出し,証券部の伊佐山たちの大きな見落としが明らかになる.半沢直樹シリーズ第3弾.やはり,痛快で面白い.

  • 半沢直樹シリーズの前2作と比較すると、銀行内部事情がさらにリアルに描かれている。よりなれた書きっぷりというか。相変わらず「銀行では人事がすべて」というようなところはその通り。半沢の敵に回る側の銀行員のヒールっぷりも、描写に無駄な贅肉を落とした、よりリアル感がある。

    また、前2作ではバブル世代である半沢直樹とその同期組が物語の中心だったが、本作では、タイトル通り、その後の「ロスジェネ」世代の「森山」という人物を登場させて、物語の軸をずらし、ロスジェネ世代に少し焦点が移った構成になった。エピローグに入ってから、半沢に語らせている「これから世の中を変えていくのはロスジェネ世代」という部分などは、団塊世代からバブル世代の間ぐらいの自分としては、確かにそうかもな、と思えて、興味深い。

    シリーズものは、お約束の面白さに安心できる気持ちの一方で、どこか期待はずれな作に当たらないか警戒心も持ってしまうのだが、本作を読むとこの著者については期待を裏切られることがなさそう。すぐに次の作品をまた読んでみたいと思わせた。お見事。

  • 説明するまでもない、半沢直樹シリーズの第3弾。「ロスジェネ」とは「ロストジェネレーション」の略で、団塊の世代、バブル世代に続く「なんたら世代」を「ロスジェネ世代」と名付け、バブル崩壊後の就職氷河期にちょうど当たってしまった年齢層としています。

    東京中央銀行の系列証券会社への出向を命じられた半沢はバブル世代。今回の話をもり立てるのは、その部下でロスジェネ世代の森山。森山にとって、バブル世代はろくに仕事もできないのに大きな顔をしている奴ばかり。半沢部長が自社に出向の身になった理由など知らないから、どうせろくな奴ではないと踏んでいます。

    半沢直樹シリーズを読んだり観たりして好きだった人にはたまらん、企業買収にまつわる痛快劇。読んでいるうちに頭に血がのぼり、倍返しに超絶スッキリ、読み終わったときには「面白かったぁ」と声に出して言ったぐらい面白い。

    正しいことを正しいと言える人間に。仕事の質は人生の質。そんないくつもの名台詞が心に残ります。何も大企業に勤めているからといって仕事の質がいいわけではない。仕事は自分のためだけにするのではないということ。これほどの面白さの話は、いくら池井戸潤といえどもそうそう頻発はされませんが、続編ができそうな話に以降も期待してしまうのでした。面白い!

  • 4.0 下手なビジネス本より仕事の本質を教えてくれました。

  • 全2作はバブル世代vs団塊の世代という構図だったが、今作はロスジェネ世代がまずバブルに噛みつき、そして共に団塊に挑む。

    卑劣な手で攻めてくる敵に対しての対抗手段は「正義」「誠実」「友情」

    そして痛快なまでの半沢の決め台詞とともに敵を討ち果たすという、まさに少年マンガの王道のような話が心地いい。

    つぎはゆとり世代が出てくるのだろうか。

  • 銀行内でのめんどくさいイザコザや嫌がらせ、出世競争を主人公と仲間達が生き抜いて行く。続編。証券会社に出向した話。
    最初の劣勢から徐々に巻き返し、最後にはすっきりと勝つ。本当に読んでて気持ちが良いです。
    自分に与えられた仕事に不満があっても、文句を言わずどれだけ全力でこなせるか。主人公のような生き方は本当にかっこいいと思う。
    仕事が嫌になった時に読みたい。元気が出そう。

  • 半沢直樹シリーズ第1弾、第2弾と読んできたけれど、この第3弾が一番好き!
    後半はもう大興奮で、一気に読んだ!
    半沢直樹のような人にはなれなくても、こんな上司の下で働いてみたい…。
    全ての働く人は、自分を必要とされる場所にいて、そこで活躍するのが一番幸せ。その通りだと思う。

  • やっぱり「半沢部長」はかっこいい。
    親会社が相手であれ、臆せず正しいことをしようとする。
    親会社東京中央銀行に、電脳雑伎集団のアドバイザリー契約をかっさらわれたら、「倍返し」で、その買収しようとしていた東京スパイラルのアドバイザーになり、逆買収を仕掛ける。
    その攻防は、スリリングで、一気読みしたくなる。
    ロスジェネの部下、森山に、誇りをもって仕事をする姿を見せ、信頼を勝ち得る。
    ロスジェネと、その下の世代が、世の中を作り直せ、というメッセージは熱い。

    しかし。
    ロスジェネの端くれとしては、割り切れないものが残る。
    ロスジェネ世代も、もう中年に差し掛かっている。
    暮らしを支えうる仕事につけた人はいい。
    半沢部長の言うように、その仕事を全うすればいい。
    誇りを持って頑張れば...という精神論はちょっと苦手だけど。

    でもね、ブラックな労働環境に置かれ、それさえ雇止めになっていく同世代たちに、何ができるのだろうか。
    己の無力を痛感するがゆえに、申し訳ないけど、きれいごとだなあ、と嘆息せずにはいられないのだ。

  • 半沢直樹シリーズ第3作。

    系列の証券会社に出向中の半沢に、またもや難問が降りかかる。取引先から企業買収の相談をもちかけられるが、親会社の銀行にビジネスチャンスを横取りされてしまったのだ。管理不手際を問われた半沢の逆襲が始まる!

    人事を盾に取って意のままに操ろうとする人々に対し、毅然と立ち向かう半沢のかっこいいこと。読後感、爽快。

  • やはり池井戸潤は面白い。
    読んでいて次の展開が非常に気になる。

  • 面白かったです。最後は絶対勝つと思っていても、途中ハラハラさせられる展開はお約束ですね。やられたらやり返すタフな半沢直樹を読むと頑張ろう!って前向きになれます。

  • “これは現代の侵略戦争だ”

    まさにそうだった。会社と証券会社と銀行の頭脳戦。
    内容は相変わらずの痛快爽快倍返しで、面白かった。
    面白いだけでなく普段見られない経済(今回は会社買収や銀行、証券会社のあれこれ)の一面を知れるから勉強になりました。
    裏をかき、意表をつき、展開も早くグングン進む。
    先が気になってあっという間に読み終わってしまいました。
    頭取の遠回しで本人の耳には入らないような“最大の賛辞”はとてもよかった。
    見ている人は見ている。
    読んでいる側が嬉しくなるお言葉でした。

  • 池井戸潤という名前、きいたことあるな・・と思って読んだ。「やられたら倍返しだ」というセリフまで全然気づかなかった!!!でも倍返し1回しか言わなかった 

    それはそうとして、こういうジャンルの本はあまり読まないのだけど、なかなかおもしろかった
    経済とか銀行とか苦手な分野だなと思ったけど、難しい言葉や言い方もなく、結構分かりやすく書いてあって読みやすかった。

    結構早めに順調な倍返しできたなーと言う気持ち
    なんだか、森山の成長が一番良かった

    ココ最近読んだ中では一番スッキリするストーリーでした

  • 半沢物語。IT会社の買収やら粉飾やら、わかりやすい勧善懲悪話。

  • 大逆転が面白い。ここまで強い意志で仕事したいものです。

  • 半沢直樹シリーズ第3弾。
    系列証券会社に出向中の半沢直樹。
    これも登場人物同士が幼馴染であったというパターン。
    出向先で出向元と戦うという趣が違うけど、結局旧Tと旧Sの戦い。
    まあ面白く読めました。

  • 「バブル」というキーワードに比べ、「ロスジェネ」というキーワードはそれほどは普及していないと思われる。しかし世代としてはやはり異なる世代であり、なんらかネーミングが必要なのもわかる。
    それはそれとして、半沢である。もともとネタがある世界で構築されているとはいえ、痛快に大逆転し読み手としては心地よく、一気に読みきった。
    親会社と子会社の関係がここまで露骨にでてくることがあるのかないのかわからないが、にしてもこれはヒドイ、という展開で、その親会社からの出向者が出向先で出向社目線で戦っていく姿はある意味理想だが、そこまで勧善懲悪的な姿なのかは疑問。またそこに世代間のやりとりみたいに組み込んでくるのは少々無理があるような。IT会社世界でもそんなにくっきりとしているわけでもないような気もする。
    でもでも、読み物としては気持ちよく、一種爽快感を味わえてた。

  • 半沢はとにかく格好良い。


    お客様のために仕事をするのだ!

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ロスジェネの逆襲の作品紹介

『下町ロケット』『鉄の骨』の池井戸潤のエンタテイメント企業小説!

ときは2004年。銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。そこにIT企業の雄、電脳雑技集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受ける。アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。
ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入る。責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森下雅弘とともに、周囲をアッといわせる秘策に出た――。

『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』の続編に位置する作品です。

ロスジェネの逆襲のKindle版

ロスジェネの逆襲の文庫

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