ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング
- ダイヤモンド社 (2013年12月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478020999
感想・レビュー・書評
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◼️要点・まとめ
・A4用紙1枚を1分で書く
・頭に浮かんだままを書けばOK
・「メモ」を書くと、頭の中が整理される
・メモを「書かない」→時間のムダ
・多面的にメモを書くと、相手の立場で考えられる
・思いついたら、すぐその場で書く
・アイデアとは一期一会
・メモは3ヶ月後、6ヶ月後に見直して、
その後は捨てる
◼️なぜ読もうと思ったか
・判断力、決断力のスピードアップ
・考えをまとめる方法を身に付ける
◼️何が書かれていたか(要点・まとめ)
・いちいちメモを書くのは面倒だが、長期的にはメモを書かない方が時間の無駄
・多面的(いろいろな角度から)にメモを書くと、様々な人の立場で考えられるようになる
・あれこれ考えずに、頭に浮かんだことを書き出す
◼️どう活かすか
・紙がない場合には、スマホで良いのですぐにメモ
・嫌なことがあった時にも使える
・頭の中(モヤモヤ)を書くだけで良い→即実行!!
◼️どんな人にオススメしたいか
・いろいろなことを考えるのだが、いまひとつ考えがまとまらず、いつも頭の中からモヤモヤが消えない人
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著者やまわりの人の経験から、0秒思考を実現する「メモ書き」の方法が、かなり具体的になっている。
すごく言い切っているけど本当かな、上から目線だなと思いつつ、それが戦略コンサルぽくて(一般のイメージとして)、みんなやってみてしまいたくなるかんじがある。
なによりタイトルがキャッチーだし。
優柔不断は変わるだろうか?やってみる。 -
とにかく頭に浮かぶ内容をA4ヨコの用紙に書き出していく(1分間で)。
書き出すことにより、頭の中を空っぽにする。
思考をクリアにする。
同じことでも新たな用紙に書く。これにより、同じことを考えていても、その書き方で進歩しているかどうかが確認できる。
一つのタイトル(議題)について、項目4から6個。1個当たり20から30文字くらいは書く。
実践が必須 -
一通りさっと流し読みして、YouTube大学などの要約動画をみた後に、再びしっかり向き合って読み進めました。解説後では内容にコントラストがついて一層深く理解できたかなと思います。(それだけ私の読解力がない証拠ですが)
さて内容に関しては他の方に譲り、よく比較される『メモの魔力』と本書についての印象ですが、結論から言うとこちらが導入コストも低くて取り入れ易いかなと感じました。メモの魔力では「気づき→抽象化→具体化」のプロセスを手帳見開きで使って行うわけですが、この手法は1件のトピックに関して大変に深めていけるかと思います。これに対して著者も言うように、0秒思考では「1件1ページで完結している」「整理や体系化にまったくエネルギーを使わない」ことこそが最大の武器で、一切のフォーマットを排除していわば超高回転の一人ブレスト状態を作り上げることを目的にしています。
これは著者の境遇の違いかもしれません。どちらかの優劣ではなく、私のように手帳術などというものが壊滅的に身に付かない人間にとっては呪縛的な「様式美」からストレスフリーになることが大助かりです。加えて言うなら、黒革の手帖とA4裏紙のコスパが優しい。裏紙なので誤字脱字も気にならない。とにかく最速で思考を外在化し、余計な推敲をせず、嫌いな人間の名前も書いてもよし、これは究極の頭の4Sなのではないでしょうか。
最後に、バッグを持ち歩かない人にとってはどうやってA4バインダーを持ち運ぶかが問題だと思いますが、私は二つ折りできるバインダーを使っています。(PLUS FL-502CP/Amazon2冊で¥990)これで1日10ページ定着を目指します。
長文にお付き合いくださりありがとうございました。-
2022/08/10
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今度ぜひ紐みせてください!mina4102さんに英語の勉強法も教えてもらいたいです!(笑)今度ぜひ紐みせてください!mina4102さんに英語の勉強法も教えてもらいたいです!(笑)2022/08/12
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思考の瞬発力をつけたいという方は多いと思いますが、そういった方は是非この本のプラクティスを経験してください。私自身もまだ取り組みの最中ですが、メモをすることで心がスッキリしてとても達成感が得られています。
ただし、裏紙が使える状況なら気になりませんが紙を結構使うのが気になるところです。実際に紙を半分に切り、A 5サイズで実践してみましたが、机の幅をあまり取らず、自分の基本文字サイズだと十分に書けたので、私は基本的に半分に切って実践しています。 -
メモのタイトル、つまりどんな問をたてるかが大切。問のたて方次第で、答えも自ずと出てくる。タイトルの参考例がたくさん掲載されているのは、くどいように見えて親切。
メモを一日10枚書くのは、たかが10分程度といえども、習慣化するまでは構えてしまう。
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やってみる。生産性上げるメモの取り方。
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メモ書きを始めて1年後にようやく購入して読みました。
メモ書きの効用は実感して、現在も継続中ですが、
最近悩みやモヤモヤがないのが悩み?的な感じになっていて、すぐにタイトルが出てこないので改めて読みました。
先日読んだ本音磨きの書籍同様に、考えや思いを素早く文字に起こすことが大事だと思い、今後もメモ書きを10分からもう少し時間増やして、思いつくままにメモ書きしようと思います。 -
よくある自己啓発系の書籍かな、と思ってはみたもののそれなりに長い期間影響を出している書籍の様なので読んでみた。
本書で提案しているメソッドは非常に単純で、やるだけなら誰でもできると思う。時間も1分なのでできないという方がおかしい。
実は以前、『マンガでわかる!マッキンゼー式ロジカルシンキング』という書籍を読んだことがあるのだが、同じ著者の書籍で、ゼロ秒思考のメソッドも紹介されていた。
当時も試してみたのだがあまりピンと来なくて継続はしなかった。
本書を読んで改めて試してみたところ、けっこう良いかも、というのが感想である。
今の私にとっては、頭をよくするという目的よりも不安とかもやもやする気持ちを解消するという目的で効果がありそうだと思う。
もともと、不安とか自分の気持ちを紙に書きだすというのは効果があるというのは知っていたのだが、どうも億劫でやらなくなってしまうのである。それが、この方法だととりあえず1分という低いハードルがとりあえずやろうかという気にさせてくれる。しかも、日記の様に細かく書くのではなくてとりあえずは箇条書きなのでサクッと終わらせることもできる。
更には、とりあえずでも1分でも始めてみればしめたもので、そこからやる気も出てくるので、そのまま何枚かのメモを作成することになる。
ただし、この手法を用いることで思考能力があがったかどうかは現時点ではわからない。頭がすっきりして、もやもやや不安が低減することは実感する。
とりあえず、考えを頭の中で堂々巡りさせるのではなくて書いてみるということの重要性にも気づく。
なお、著者はA4の紙に書くことを推奨ししているが、私は型を破って、iPadとアップルペンシルを活用している。複数のメモを並べて見るようなことはできないが(アプリによっては可能かもしれないが)、とりあえず1分でメモを作成するに不足は感じない。画面のサイズもほぼA4だし。