- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478022108
作品紹介・あらすじ
会計とファイナンスの違いは何か?実務でどうつながるのか?Amazon、ユニクロ、ユナイテッドアローズ、ポイント、東急電鉄などの実例をもとに、キャッシュを増やし、企業価値を最大化するための「財務戦略のポイント」を詳細に解説。
感想・レビュー・書評
-
ファイナンス部分は私にとって少し難易度が高かったが、非常にわかりやすく解説されており理解が深まった。これは何度も読みたいと思う。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
利益・キャッシュをどう増やすか、投資判断方法(NPVとIRR)、企業買収時の価格算定方法などかなり難しいトピックだが、わかりやすく入口として解説されており、初心者にとても良い本だった。図解が多く頭にイメージしやすいのが特徴
-
ゼニの最大化。
会計とファイナンスの結びつきと言えばこの本と聞いて。
ブロック図で会計を考えるとめちゃくちゃわかりやすかったのだが
本書ではファイナンスも交えて話をしている点が元祖たる所以。
こんなにも固定費削減や単価の値上げ値下げが企業実態に直結するものかと理解できた。
社会人なら知って行きたいと思いつつなかなか頭に入らない箇所がスッキリした。
ROICまでは頭に入れて、後半はやや専門的だがキーワードを覚えておきたい。 -
実務で使いこなせるようになりたい知識がたくさん書いてありました。
-
ファイナンスの骨子=企業価値を増大させるための方法論というのは良くわかった。
重要な要点が、大変わかりやすく、コンパクトにまとめてある。とりあえずこれさえ読んでおけば基礎は把握出来るんじゃないでしょうか。
若干のケーススタディもあり、ROAの無差別曲線のところはとても勉強になった。
有利子負債と株主資本のところで、実際のケーススタディが見てみたかったけれど、たぶんそれ書いちゃうと内容が難しすぎる事になっちゃうのかしら。
巻末に紹介されてあった文献にもさらに当たってみようと思う。 -
会計もファイナンスも分からないど素人の私にも分かった気にさせてくれます。
というか、だいぶ分かりやすいです。
それでも、後半に出てくる3、4文字くらいの略語たちが私を責め立てます。
でも、ど素人だから、一旦、それはいなして置いておくことにしました。
それでも、お勧めできます。0から学ぶには、全体像が見えてとても良いです。
後半の難しいところは木の枝でしか無いのでしょう。(おそらく) -
会計とファイナンスがどのように繋がってくるのか知りたいと思い、手に取った。
ファイナンスと会計の位置付けをはじめに説明し、その後は終始ファイナンスの話。私はファイナンスの基礎を学びたいと思って読み始めたので良かったが、両方をバランス良く勉強したいと思う人は、表紙に騙されそうな気が笑
そもそも会計とファイナンスの関係性的に、"あわせて学ぶ"(表紙に書いてある)のは、無理なんちゃうかな
まぁ何がともあれ、学部で履修したファイナンスの知識が整理されてよかった。深夜2時の気合の読了 -
会計とファイナンスの違い、つながりに関して平易に解説してくれる良書。
ファイナンスを専門にするプロフェッショナルでも、DCFやWACCなどに触れない人(multipleでvaluationする人とか)にはおすすめできる。
本書を読んでから、より発展的な理解をしたい人が他の専門書に手を出すという流れが良いだろう。
最後に付属されている多くの良書からエッセンスを抜き出し、実践で使えるようにカスタマイズされている点が特徴。 -
会計とファイナンスの違い、中小企業の社長や大企業の財務部長の視点でこの2つをどう繋げればいいかが分かる本。ファイナンスは企業価値を最大化するのが目的であり、その計算方法を知ることで何を変えればいいかという経営戦略が分かるようになる。