「29歳貯金ゼロ! 年収300万! このままで大丈夫か!?」と思ったら読む本
- ダイヤモンド社 (2012年11月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478022863
感想・レビュー・書評
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厳しい環境に置かれている日本の若者が身につけるべきファイナンシャルリテラシーが分かりやすく網羅されていて、人生設計に役立つ内容だった。
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29歳はとうにすぎたがとても参考になった。今後の日本のお金にまつわる情勢もかんがみ、いかに資産を増やしていくかとてもいい。奇を衒うような投資内容ではなく、時間を味方に比較的安全に着実に資産形成できる内容や人生ステージにおいての対策が書いてありイメージしやすく大変参考になった。まずは資産運用を少額でも始めようと思った。
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ライフプラン導入本として購入。非常に分かりやすく、また部分部分で具体的。理想の支出割合とか投資割合とか。完全に同世代がモデルというのもありがたい。詳細は実践しながらさらに勉強と思っているが、まずはこの本で述べていることを一つ一つやっていこうと思います。
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第1章 貯金(29-30)
第2章 結婚(30-32)
第3章 出産・子育て(32-35)
第4章 キャリアアップ(35-40)
第5章 資産形成(40-50)
第6章 老後の準備(50-65)
第7章 資産の取り崩し(65-)
と29歳以降のライフサイクルにおける状況と資産の考え方が順を追って解説
いわゆる「積立投信」をやれと進める本ではなく、各時期においてはこんなことが問題?になるよと紹介してくれる
不妊治療や転職活動、昔と比べた(世代毎の)生涯年収の違い、夫婦のワークライフバランス(「共働き」の考え方)等、資産運用系の他の本にはあまり載っていない内容が書かれていた -
ストーリー仕立てで読み易かった。29歳、貯金ゼロでも、結婚して、子供を作って、老後も安泰に暮らせると知って安心した。
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まずはじめは家計を見直して貯金→ある程度溜まってから結婚…。当たり前のことしか書いてなかった。
ざっくりとした人生計画で読んでもモチベーションが上がらなかったのが残念。 -
非常に読みやすく、わかりやすい本だった。
将来のお金について漠然と不安を持っていたけど、少し光がさしたように思える。
資産運用についてもこれから少しずつ勉強していきたい。確かに老後いきなりはじめたらリスクがデカそうだ。 -
p127
若い転職者ほど転職のタイミングで給与が増える人の割合が多く、年齢が上がるにつれて、その割合は少なくなっていくことがわかります。
「労働力調査」(総務省)
「人口動態総覧」(厚生労働省)
p139
「価値が落ちない中古マンション」の7つの条件
大都市のオフィスエリアまで30分以内で通勤可能
土地の区分所有面積が大きい
景色、見晴らしがよい部屋
いろいろな世代が住んでいるエリア
近くに大きな商業施設がある
大手ゼネコンの単独施工
近くに評判のよい学校や塾がある
「東洋経済2012年7月9日号」
p140
ニュータウンのように同じ世代ばかりが住んでいるエリアは、老後に備えた転売が同じタイミングで大量に発生するので、リスクが大きい
p156 英語と年収の意外な相関関係
英語力と年収には明確な相関関係がある
TOEICの点数と、年収にはあまり相関関係がない
株式会社ジェイ・エイ・シー・リクルートメントのフェローである黒澤敏浩氏のレポート
「英語力・TOEICと転職決定年収・転職決定率の関係」
p158
転職の際には、英語力は重要視されていますが、英語力の判断はTOEICの点数ではなく、過去に英語を用いてどのような成果をビジネスで上げてきたのか、経験により見極められている。
p186 「分散・積立投資」を月1万円からはじめよう
今では、コストが非常に安いeMAXISシリーズなどの投資信託を使うことで、毎月1万円といった少額から、オススメしている分散・積立投資ができます
p187 一生使えるオススメクレジットカード
p188 「SBIカード」は、キャッシュバックがすごい!
特典の中で最も利便性が高いものは、現金が還元されるキャッシュバックでしょう。キャッシュバックの還元率が高く、現金還元率の手続きも簡単でオススメなのが「SBIレギュラーカード」です。
100円のり用で1ポイントがたまり、1000ポイント以上で1ポイント=1円のキャッシュバックが受けられます。
p189 ネットをよく使う人は「楽天カード」
楽天ショップを利用すれば100円=2ポイントと還元率が倍
p190 海外旅行が多い人は「ANAカード」
p192 すぐできる!口座開設の7ステップ
ネット証券がオススメです。
本書でオススメする分散・積立投資を行う手間の面でも優れています。
SBI証券やマネックス証券、楽天証券、カブドットコム証券など大手のネット証券では、最初に積み立てる商品の組み合わせと金額、毎月の積立日を設定すれば、後は自動で積み立てていく仕組みが用意されているので、手間がほとんどかかりません。
p193
カブドットコム証券では、本人確認資料をメール添付や電子ファイルのアップロードという形で行えます。最短で申し込みを行った翌日には口座開設が完了するのでオススメです。
p195 ネット証券で投資を行うまでの7ステップ
<ネット証券での口座開設>
Step1 口座開設を行う証券会社のHPにアクセスし、「口座開設」のボタンをクリック
Step2 メールアドレスの登録を行う
Step3 メールアドレスに送られてきたURLにアクセスし、個人情報や投資経験など必要事項を入力
Step4 メール送付、ファイルアップロードなどの手段により、本人確認資料を送付
<分散・積立投資のはじめ方>
Step5 口座開設を行った後に送られてくる、特定口座の申込書に記入して申請
Step6 HPから、入出金や積立引き落としに用いる銀行口座を登録し、銀行口座からの自動引落を申し込み
Step7 HPから、毎月積み立てる投資信託を選択肢、毎月積み立てる金額と積立日を設定
p260 さらに勉強したい人のためのオススメ本
第1章 貯金 「20代で知っておきたいお金のこと」
第2章 結婚生活 「夫婦で年収600万円をめざす!2人で時代を生き抜くお金管理術」
第3章 出産・子育て 「生命保険のウラ側」
第4章 キャリアアップ 「サラリーマンは2度破産する」
第5書 資産形成 「完全レベル別 30代~50代のための海外投資「超」入門」
第6書 老後の準備 「だまされないための年金。医療・介護入門」
第7書 資産のとり崩し 「退職金は何もしないと消えていく」 -
多少役立つ情報があった。