日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル

  • 539人登録
  • 3.57評価
    • (19)
    • (74)
    • (49)
    • (15)
    • (3)
  • 52レビュー
著者 : 橘玲
  • ダイヤモンド社 (2013年3月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478024379

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
クリス・アンダー...
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印

日本の国家破産に備える資産防衛マニュアルの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 「リアルすぎて怖い」そんな近未来小説から物語がはじまります
    その最悪の状況(ミニ)を考え、その中で最善の行動(マックス)を提案しているのが今回の内容です

    「あとがき」には本書のメッセージが書かれています

    ①日本の財政がたとえ破綻に向かっているにしても、当分は金融資産は普通預金で持っていればいい。

    ②日本の財政が破綻したとしても、手近にある金融商品だけで資産のかなりの部分を守ることができる。

    ③たとえ「海外投資」をする必要があるとしても、ネット銀行の外貨預金でじゅうぶんだ。

    今回の作品も橘玲ワールドが満載で著者の言葉の使い方がたまらなく好きで文中で書かれている投資手法を真似することはなくとも関心ある中身です
    コラムではわかりづらい金融の話題も難しい言葉や難解な数式を用いない著者の解説は頭に入ってきます

    疑問点をいくつか・・・。
    文中では「国債ベアファンド」が登場していますが[長期的に減価していく仕組み]のリスクを書かれていますがもうひとつ[高コスト]という問題もあります
    右肩下がりのファンドを買い待ちするのはまったくおすすめ出来ません
    文中にもあるように宝くじを当てに行くようなものです

    もうひとつコラム9では世界市場に効率的に分散投資する方法として「上場MSCI世界株」を紹介していますが説明のところで
    『「上場MSCI世界株」は円建てで取引されていても、すべての資産が外国株で構成されています。』
    ・・・とありますが実際の「上場MSCI世界株」は投資対象の大半が現物株ではなく指数先物中心の運用を行なっています
    新たに登場するiシェアーズのETFがJDR(日本型預託証券)形式で東証に上場したのでそちらも大きな選択肢となりそうです
    つくづく金融商品は日進月歩なんだな・・・と思い知らせれます

  • 【知識として必要】
    日本が国家として破産することが、ありえなくもないような状態になってきたと感じます。知識として、知っておく必要のあることが書かれています。

    本書の中で株式等の「売り」から入る説明はすばらしいです。いままで「売り」から入るイメージがつかめていませんでしたが、すーと胃の中に入るような感じで理解できました!

    今、アベノミクスでインフレ策が講じられています。しかし、経済はどうしてもやり過ぎてしまいます。ちょうどいいところでは終わらないものです。
    株価も○○ショックが発生したら、必要以上に下がります。下がり過ぎます。それが買い時ではあるのですが。。。
    インフレもちょうどいいところでやめることができません。行き過ぎてしまいます。経済は基本的に効率的に動いているのですが、ときどき集団心理的な感情的な動きを見せます。不思議です。

    だからヘッジをしておく必要があるのですね。(←自分で納得)

  • 後半のくだりは過去に読んだ内容と同じような感じがしたが、前半部分のデフレになるから円高になっていくという他国との為替の関連がすごくよく分かった。
    金利と為替がよく分かる本だと思う。

  • 課題図書。
    序破急で、日本がどのように崩壊していき、どのタイミングでどんな運用をして資産を守るかシンプルに書かれてある。導入としては読み易い。結局、「理論上は」という内容なので、一情報として自己判断材料の一つにすればいいと思う。どうせうまい話なんて、人に教えるわけもなく。そこをカバーできるほど印税が入るわけでもないだろうしね。シンプルで国家崩壊の危機についてわかりやすいので、導入本としてはいい。

  • 国家の財政破綻と言っても、戦争などと違って突然起きるものではなくある程度時間がかかるので、以下のような対応をすれば良いということです。下にごく簡単に要約的なものを書きましたが、私のレベルでは内容的に結構難しいので、本当にこういう状況が来たら改めて読み直さないといけないと思いました。


    第1ステージ ・・・・・ 国債価格が下落して金利が上昇する
     → 普通預金:現在がデフレ状態なので、実質的金利はプラス。リスクはほぼ0で
            何かあったときの自由度の高い。

    第2ステージ ・・・・・ 円安とインフレが進行し、深刻な金融危機が起き、国家債務の膨張が止まらなくなる
     → ・国債ベアファンド:国債価格が下がると価格は上がり、上がれば下がるが、
         現在の金利が非常に低いので、下がる余地は小さい。ただし金利が変動
         しないと、長期的には価格は下がっていくので、投資タイミングが重要。
       ・外貨MMF:米ドルが一番無難。
       ・物価連動国債ファンド:物価が上がると価格も上昇するが、逆にデフレに
        なると下がってしまうので、その点は注意が必要。

    第3ステージ ・・・・・ 日本政府が国債のフェフォルトを宣告し、IMFの管理下に入る
     → ・海外銀行に口座を開いて外貨預金。日本人にはHSBCが一番メジャーで、
        香港に行けばパスポートと住所証明で口座が開ける。
       ・米国の証券会社で、日本国債ベアETF(JGBS、JGBD)を購入する。


    また海外投資に最適なのは、ACWIやACWIから日本株を除いた上場MSCI世界株1554などのETFとのこと。ただし1554はまだマイナーで売買数が少ないのが難点とのことです。
     
     
     

  • ●要約:破綻には予兆があり段階的に起こる。知識を貯め、その段階に応じた対応をすればサバイバルできるかも。
    ●所感:いつもの橘節。コラムがとても良い。2013年刊行だが考え方の基本は変わらんので参考になる。
    ●メモ:・国家の財政危機は国債価格の下落から始まる
    >第1ステージ(国債価格下落→金利上昇)
    >第2ステージ(国債下落、円安と物価上昇)
    >最終ステージ(日本国債デフォルト)

    物価連動型国債、世界株式連動ETF(除、日本)、ACWI Index
    上場MSCI世界株(1554)
    http://www.ifinance.ne.jp/glossary/index/ind150.html

  • 楽観、悲観、破滅の3つのシナリオごとに展開される。漠然と不安を抱えるのではなく、しっかりと知識武装したうえでどうすべきかを考えて実行していきたい。平たい表現なので読みやすかった。

  • 日本経済の未来は楽観シナリオ,悲観シナリオ,破綻シナリオの3つの可能性が考えられるというが,国家が市場をコントロールできず政治家が選挙第一で財政再建ができない現在,先行きを考えると暗澹たる思いにかられる。救いを求めこの本を手に取った。リスクはヘッジできるので資産に対し最適なヘッジをかけさえすればいいしその方法を示して入るが,素人に果たしてそれができるのか…

  • 【分類】338.18/Ta13
    社会科学のコーナーに並んでいます。

全52件中 1 - 10件を表示

日本の国家破産に備える資産防衛マニュアルを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

日本の国家破産に備える資産防衛マニュアルを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

日本の国家破産に備える資産防衛マニュアルを本棚に「積読」で登録しているひと

日本の国家破産に備える資産防衛マニュアルの作品紹介

恐れる必要はない、しかし、備える必要はある。たった3つの金融商品で「国家破産」は怖くない/経済的リスクを"奇跡"に変える。

日本の国家破産に備える資産防衛マニュアルはこんな本です

日本の国家破産に備える資産防衛マニュアルのKindle版

ツイートする