ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478025802

感想・レビュー・書評

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  • 自分にとっての「働く意味」を考えさせられた一冊。


    ほりえもんにとっての働く意味とは?
    ・働いていれば1人にならずにすむ
    ・生きていることを実感し、
    人としての尊厳を取り戻すことができる

    などなど。

    人それぞれ「働くこと」に求める価値は違うが、本質は同じだと感じた。

    自分を含め大多数の人は、自分の時間を引き換えに対価としてお金を貰う。

    それに疑問を持たない人、満足している人はその中に求めている価値が手に入っているということ。

    ずっと今の働き方に疑問を抱いていた自分にとって、改めて自分が働くことに求めている価値を考え、言葉にすることができた。

    その価値を手に入れるためには?

    やりたいことがない、のではなく、できないと自分で決めつけてフタをしている。

    そのフタをとって、どうしたらできるか考える。

    自分でルールを作り、能動的に、その決めたことを一日一日取り組む。

    シンプルにこれを実行する。

    結果、経験となり、やがて自信につながる。

    そうして没頭したことが好きになり、自分の武器となる。

    そうして得た武器で、自分の求める価値を手に入れていく。

    そうした足し算を積み重ねていくことでしか、その先の掛け算(楽な方法)は見えてこない。

  • ホリエモンの幼少時代の話から始まり、学生時代や会社を起業するようになった話まで、ホリエモンを作り上げた様々なエピソードが書かれている。

    世間でのホリエモンの印象とは正直全然異なる印象を持ち、何もないところから、少しずつイチを足していく過程でしか成長できないということに共感を持った。

    出来ない理由を述べるのではなく、どうやったらできるのかを真剣に没頭して考え続けることが重要だと改めて感じた。

    考える。とにかく考える。

  • 社会人になって6年が経ち、中堅と言われるようになってきた自分にとっても働くことについて強く考えさせられる本だった。自分はコモンセンスに囚われてないか。労働ではなく時間をお金に換えてないか。何のために働いているのか。ドキっとするいくつかの文章に巡り会え、この先の自分の将来にわくわくしながらページをめくっていった。
    今から小さくてもいいから、イチを足していこうと思った。

  • ホリエモンの事をよく知らないが、おすすめされていた本で興味があったので読んでみました。

    印象に残ったのは「ノリの良さ」というワード

    「でも..」、「だって...」と、保守的に走るワードを使ってしまいがちなので、私には欠けている言葉であった。

    この人いい加減なのに、何か上手くいってるんだよなぁと思う人は、ノリが良い人が多く感じた。


    ホリエモンの人生、ノリ、やりがいの見出し方が詰まった一冊である。

  • 堀江さんの大事にしていることが、
    わかる本でした。

    ほとんどの人が、「労働力」をお金に換えてるのではなく、費やす「時間」をお金に換えているという内容は、稼ぎ方の本質をついていて、まさに納得でした。

    自分自身を信用すること。
    「ゼロからイチ」は、まずは自分を信じること!
    僕自身も、とても大事なことだと思いました。

    仕事もお金も喜びも、みんなとシェアするからこそ、本当の幸せを実感できるというところで、仲間の大切さを改めて感じました。
    孤独を体験した堀江さんだからこそ、その大切さが痛いほどわかるのだと思います。

    何かを始めようと考え出した人、
    1歩踏み出すための勇気が欲しい人にオススメです。

  • とても良かった。
    特に前半から中盤にかけての幼少期の話は感動して、病院の待合室で泣いてしまった。職場の仲のいい読書家もこの本を以前読んだそうだが、この本に対しての感想は異なり、さほど記憶に残っていないと言う。私とは比にならない量の本を読むので、そういうものなのかもしれない。私は息子を産んだ母親視点も加わって、また、保育に関心があるため、観点が他の方と違うのかもしれない。この本を通して、幼少期の体験は大きな影響を与えるのだなと感じた。この本ばかりではなく、人との会話を通じて私は自分が親から愛情を注いでもらって生きてきたのだなと実感するばかり。昭和の一般的な家庭のもとで育ったので、多少父親とは距離を感じたり、私なりに孤高で逆境を逆手に…のような生き方をしてきたつもりだったけれども、自分の中の燃えるような何かは、もうだいぶ前に鎮火していることには気づいていた。ホリエモンは良いな、と呟く前に、今の自分の努力不足を承認する必要がある。そして、その自分の中にある消化不良は、視点を自分以外の人に当てると、なんら葛藤の要素にはなっていないことに気づく。今、育休明けて職場復帰してまだ3ヶ月しか経っていないというのに、体の不調が見つかり、思うように勤怠が続かない。入院や検査をしていたらそんなもんだ、まずは体を第一に。周りもそう言ってくれているし、その言葉に偽りなど無いのに、みんなの役に立てない自分が歯痒い。10年は猛進してきた仕事に対しての自尊心が崩壊している。この歯をくいしばるような思いは、周りには理解されない。とってもバカらしい話で、ここが私の突破口だと確信している。自分の幼さなんだと感じている。
    どうしたら自由に?起業はどうやって?私の中身は青いままだ。もうすぐ40になります。自身の健康に向き合う機会をいただきました。本を読んだりして、自分の幼さに向き合います。本当の自立を達成します。この本は、図書館で借りましたが、買っても良いなって思える、手元で何回か読みたいなと思えるものでした。

  • 哲学書だった。普通に感動する。
    すぐやる、やりたいことは全部やる、稼ぐより信用が大事。
    時代を駆け抜けたホリエモンだからかける一冊。

  • テレビで見るホリエモンとは違う一面を知った一冊だった。
    次は私の物語だと奮い立たせてくれる!

  • ■書名

    書名:ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
    著者:堀江 貴文

    ■概要

    堀江貴文はなぜ、逮捕され、すべてを失っても、希望を捨てないのか?
    ふたたび「ゼロ」となって、なにかを演じる必要もなくなった堀江氏が
    はじめて素直に、ありのままの心で語る、「働くこと」の意味と、
    そこから生まれる「希望」について。
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    堀江さんの本ですね。
    生い立ちとか興味ないのでどうでもいいですが、考え方には共感できる部分
    が多いです。
    この人、本とネットで言葉遣いも、言葉のチョイスも違うから違和感はある
    のですが、言っていることはぶれてないという感じです。

    ■気になった点

    ・キョドるのは性格の問題ではない。経験の問題なのだ。

    ・少しでも面白いと思ったら、躊躇せず飛び込む。そこにチャンスを見極める目
     なんて必要ない。

    ・すぐに行動できるかどうか。それにより、つかむチャンスが変わってくる。

    ・どんな仕事でも取り組み方次第で楽しくできる。逆に、つまらなくもできる。

    ・何かに没頭すればそれが好きになる。仕事も没頭できれば仕事が好きになる。
     没頭するには、自分でルールを作ること。そのルールを達成すること。そして
     それを積み重ねること。

    ・できない理由を考えていても何も進まない。できる理由を考えていく必要がある。

    ・やりたいことは全部やれ。

    ・決断の時に、両親がどうこうという考えが出てくる時点で、自立できていない。

    ・責任と自由は同時に発生する。
     責任が伴わないものに自由はない。
     自由があるところには、責任がある。

    ・ネガティブなことを考える人はヒマなのである。

    ・答えのない問題に思い悩むは非合理的だ。

    ・行動とはスピードと実行力である。

    ・金持ちを貧乏人にしても、貧乏人が金持ちになるわkではない。(サッチャー)

    ・他人のことはわからない。どうせわからないなら、他人を信じることにしている。

  • 読みやすい。1を足すという言葉にはっとさせられた。

    あと、堀江家がお世辞にも「いい家庭」と言えなくてびっくり。育児書とか見てると、優秀な人材はまず優秀な家庭から産まれるのかと思ってしまってたけど、いろんなパターンがあるんだなあ。
    反骨精神(?)でのし上がってきたあたり、エリートというよりもミュージシャンとかみたいな経歴だなと思いました。

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著者プロフィール

1972年、福岡県生まれ。実業家。ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『多動力』(幻冬舎)、『時間革命』(朝日新聞出版)、『最大化の超習慣』(徳間書店)など著書多数。

「2023年 『(仮)2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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