2014年日経平均9000円割れ相場が始まる!

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著者 : 中丸友一郎
  • ダイヤモンド社 (2013年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478026144

2014年日経平均9000円割れ相場が始まる!の感想・レビュー・書評

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  • とうとう消費税が今週(2014.4.1)8%へ増税となりました。1989年に3%で導入されて以来、5%に増税された途端に税収も減少して不況になってきたので、増税するのはかなり慎重になっていたようですが、とうとう安倍首相は決断をして実行しました。

    私もいろいろ調べましたが、消費税を増税する意味が分かりませんでした。その中で、長谷川慶太郎氏はただ一人、現在の消費が順調なのは金持ち層の消費がメインなので、3%程度の増税でその勢いは変わらないと述べていますが、果たしてそうなのでしょうか。

    この本では、消費税が増税されたことにより、日経平均が 今年(2014)には、9000円まで起きてしまうとしています。この本の結論はあと8ヶ月程度で明らかになるので、今年の株価の動向には目が離せませんね。

    以下は気になったポイントです。

    ・3本の矢からなるアベノミクスは、デフレ不況脱却のための必要条件であっても、必ずしも必要かつ十分条件ではなかった(p30)
    ・日経のマネタリーベースに関する流通速度は、毎年減少する傾向が見られる。(p43)

    ・借入金を用いた投資手法はレバレッジといい、わが国では通常は3倍が限度、つまり買い持ちのポートフォリオ価値が33.3%を超えて下がれば、資本金は理論的にゼロ以下になる(p70)

    ・米国(失業、対外収支赤字)、ギリシア(インフレ、対外収支赤字)、中国(インフレ、黒字)、日本(失業、黒字)は、それぞれ異なった4つの不幸から抜け出すためには、為替調整と国内需要変化の組み合わせを、それぞれ独自の方法で見つける必要がある(p118)

    ・現在の米株価は割高であると示唆されている(1株利益の10年平均値に基づく株価収益率)ので、いつ16%もの下落をしてもおかしくない(p216)

    ・スターバックスのカフェラテでみた購買力平価は、1ドル=128.57円に対して、まだ30円近くドル安である、マックとカフェラテで測った101円と、インフレ率格差で求めた104円の中間値=102円あたりが、ドル円ルートの長期的な購買力平価とみてよいだろう(p243,246)

    2014年4月6日作成

  • 年始の本屋での買い出しで目についた本書と、同時に3万円が夢物語でない、という本と両方を購入。まずは厳しいこちらから。
    著者はアベノミクス2本目までの矢による2013年の相場の上げを見事に予想。そして本書では消費税増税と第3の矢の不十分さを「ブレーキとアクセルの両方を同時に踏み込むアベコベミクス」と皮肉る。
    日本は外債を溜め込んでいるために「大きな債権国」であると主張。日本が大幅な債務国である、と国民に印象を与えている政府と日経新聞を痛烈に批判する。なるほど債権国と債務国では行うべき政策が違う。
    より積極的な財政政策により景気刺激策を行うべきであり、消費税増税で景気を冷やす行為は全くもってナンセンス。
    中国と欧州の経済問題から、溜め込んだヘッジファンドが雪崩を打って売りに出ると売りが売りを呼んで日経は暴落。
    そんなシナリオ。
    「株価は最終的にはファンダメンタルズに戻る」という至極真っ当なことが最後に書かれている。短期的には上下するものの、本来の価値に修練するというものだ。
    著者が消費税増税での消費マインドの低下を加味して日本株の理論値を計算すると1万円を割り込む。そこに投資家心理を加味すると9000円割れ、というのが見積もりだ。
    理論的な裏付けは冷静でうなずける。信用売りのタイミングも解説されているので読むべき1冊ではあると言える。

  • 10か月ほど前に発刊した「日本経済大逆転」から真っ逆さまの主張の根拠が知りたくて前著と共に読んだ。どうやら消費税増税により「9000円割れ相場が始まる」ということだ。消費税増税による経済の落ち込みは避けようがないが、作者のシナリオがどこまで現実となるか注視したい。

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2014年日経平均9000円割れ相場が始まる!の作品紹介

すでに日本株バブルの兆候は見えている。保有株はみな含み損へ!!アベノミクス相場をいち早く予測した元世銀エコノミストが明かす、景気回復に仕組まれた大暴落の罠。

2014年日経平均9000円割れ相場が始まる!はこんな本です

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