99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る

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著者 : 岩佐大輝
  • ダイヤモンド社 (2014年3月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478027455

99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実るの感想・レビュー・書評

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  • 震災後、GRAがどう何を誰と成し遂げていったかの話。

    自分だったら、99%の絶望があったときに、1%に希望を見出せるだろうか。たぶん無理だ。それを岩佐さんたちはやっている。実際にカタチにもした。

    先日、GRAの農場を見せてもらう機会があった。先端農場という名前の通り、先端技術のつまった農場。ものすごく大変なことだらけなんだろうけど、働いている人たちが魅力的な人たちばかりで、楽しそうだった、それが一番印象的だった。

  • 私のメンターが務めるGRA。その代表の岩佐さんの著書。

    震災があって地元に戻り、IT×農業を始めた。
    ビジネススクールに通うと、いくつものケースを当たり前のように見てしまうが、一度GRAを訪問し、ガラリと印象が変わった。無の土地にあれほどのビニールハウスを立てて、美味しいイチゴを作り上げる。並大抵ではできないこと。

    キーワード:「今日だけの命だ」と思って100%で生きよう。

  • 震災復興を例にしつつのビジネス書。何か起こしたい時に、熱い気持ちだけではダメで、ロジカルな見立てと、それ以上にやはり最後は人のつながりが大切なんだな、ということが分かる。これ、経営層やマネジメント層に限らず、普段の仕事を進める中でも、大なり小なり忘れてはいけない大切なエッセンスだと思うよ。

  • "たった3年でここまでここまで変わった。
    だから確信している。
    3年もあれば、世界はガラリを変えられる、と
    さて、これから3年後、あなたは何をしているだろうか?"

    勝間和代が言っていた。
    「毎日自分の行動を0.2%改善すると、明日の自分は1.002%になり、これを365日続けると2.073%になる。つまり毎日0.2%ずつの改善するだけで、1年後に2倍の変化を達成できる」

    毛並みは違うが、1%というチャンスは意外と大きいのかもしれない。

    絶望、マイナスからのスタートだったにも関わらず、前を向き社会起業家のような社会的責務を果たすために、リーダーシップ、決断力、世代間コミュニケーションを放棄せず、ブランディングと、あらゆることの選択肢の中で悩みに悩んで結果良い方向へと進めている。

    はっきりいって、ここまでスゴイ人もなかなかいない。
    絶望を知ることで、今この瞬間の大切さを知るということなんだな。

    また本の中で語られていた
    ・偶発的必然を起こすために、弾を撃ちまくろう。
    ・7割スタートのほうが、むしろ早い。大成功するために、さっさと失敗しよう。
    ・「今日だけの命だ」と思って100%で生きよう。

    は響いた。

  • 東北大震災で自分の街を失った、若者。
    東京から故郷に帰り、故郷を復興させるのではなく、
    全く新しいステージに持っていこうとする。

    既存の"農業"の考え方ではなく、
    東京に行っていたからこそ、
    若いからこそ、考える、既存の農業に対する疑問を
    織り交ぜながらの活動。

    凄く共感できた。
    特に農業ではないけども、
    製造業の立場からしても、現場でしか磨かれない知識・技術をどう数値化して共有できるか、という点には特に共感した。

    ベテランの知識を軽んじるわけではなくて、
    凄く貴重なものだからこそ、後世に出来る限り多く伝える必要がある、そしてそこから更に発展させる必要がある。
    だからこそ、出来る限り伝わりやすい方法を模索する必要がある。

    全ては自分の考え方次第。

    ☆KEY WORD
    ・「今日だけの命だ」と思って100%で生きよう。
    ・やるからには日本一、世界一を目指さなければ、やがて滅びる。
    ・壁にぶつかったら「同じような例がなかったか」歴史をひもといてみよう。
    ・誰かを巻き込むときは、まずはビジョンを語り、あとは現場を連れ回そう。
    ・その道のプロに聞くときは、その分野のセミプロくらいまで勉強してから行こう。
    ・7割スタートのほうが、むしろ早い。大成功するために、さっさと失敗しよう。
    ・「偶発的必然」を起こすために、弾を撃ちまくろう。
    ・ルールに従って勝てないなら、新しいルールを作ろう。

  • 1粒1000円の高級苺はどのようにして生まれたのか。
    日本人はやると決めたらどんなことにも120%本気だよねって言われたのを思い出しました。
    将来、社長になりたい人、経営者になりたい人、マネジメントに興味のある人に是非読んで欲しい本です。

  • 経営とは「その活動が、社会にどれだけ資するのか」こそがとても重要であり、そこを出発点にしなければ話は始まらないと気づいたのだ。(p.45)

    世代間のギャップ、立場のギャップを埋めるには、とにかくコミュニケーション量を増やすしかない。価値観が違うのは仕方ないため、こちらはこちらで思いっきり意見をぶつける。そして相手の話を、その倍ぐらい聞く。それが一番重要なのだ。(p.92)

    実は、経営は見た目も重要だ。どんなに面白いことをしていても、それが面白そうに伝わらなければ意味はない。(p.113)

    お金を借りるという「リスク」よりも、何も変わらないことの「リスク」のほうが強い。いつ人生が終わるかわからない中で、動かないことのほうが、よほど大きいリスクなのだ。(p.120)

    人を巻き込むときに心がけているのは「巻き込まれる人がどういうものを得られるか」ということを利他的に考えて進めることだ。(p.130)

    大事なことはポジションを取ること。極を取ることだ。自らを敢えて批判にさらす。それによって自分の考えを研ぎ澄ませ、人間力を鍛えるのだ。(p.178)

    イノベーションは異質の組み合わせから生まれやすい。だから、どれだけ自分と関係ない人に多く会えるかも重要なのだ。できるだけ多くの人と、しかも自分とは畑違いの人と多く会うことだ。(p.178)

    人工的な先端農業を否定し、自然農法に執着する人がいる。人工的な農業は自然の摂理に反しているのではないか、というわけだ。しかしその意見は、食料に対する要求に応えていないのではないか。自然農法にこだわるべきだというのは、食べ物が十分にあって、雇用も十分にあるような「満たされた者の論理」なのではないか。(p.195)

  • 著者は東京でITコンサルタントをしていたが、東日本大震災をきっかけに故郷の宮城県山元町に帰り、全く未経験だったイチゴ栽培に取り組み、ビジネスとして成功させます。絶望的な状況をどう変えて行ったのか?、無謀で不可能と皆が反対するチャレンジをどうやって成功させたのか?。その答えは、1%でもチャンスと捉えること。そのヒントを、企業の心得、スピード感、人との付き合い方、マーケティング、研究開発など、幅広い視点で、事例と共に提案します。そして全編を通して、人への愛情が感じられ、心が暖かくなります。

  • 震災後、何もなくなった宮城県の地でいちごの農家を始め、大成功を納めるまでの話。
    この本では、経営者としてのマインドが多く語られていて、良本だと思った。

    ここからすぐに実践に移せるようなスキル的な要素は少なかったが、
    働く上で常に意識をしていたいことがたくさん詰まった本。

    この本にあったお気に入りのフレーズは、

    「迷うということは可能性があるということ。進もう。」

    これ!
    この言葉が響く人はいろんな気づきがあると思う。
    その他にも好きな言葉がたくさんあったので、長いけど全部転記。

    ----------------------------------------------
    今日だけの命だって思って、100%で生きよう。
    周りの人や社会のために力を使おう。それは最後に自分に返ってくる
    仕事は社会にどれだけインパクトを与えられるか。やがてそれがお金に変わる
    やるからには日本一、世界一を目指さなければやがて滅びる。
    ビジョンと熱意さえあれば、応えてくれない人などいないだろう
    プロに会う前には、その人のこと、その分野について徹底的に調べ上げる。それが礼儀。
    壁にぶつかったら同じような例がなかったか歴史を紐解いてみよう
    大成功をするためにさっさと失敗しよう
    偶発的必然を起こすために弾を打ちまくろう。
    リーダーはコミュニケーションを最後まで諦めてはいけない
    ギャップや小競り合いはイノベーションの源泉だから大切にしよう
    うまくいかない裏には、うまくいかない仕組みがある。最初にそれをあぶり出せ。
    ルールに従って勝てないなら新しいルールを作ろう
    ロジカル、情熱、ストーリーで人を巻き込もう
    一人だけで成し遂げられることは少ないと知ろう
    チャンスは人が連れてくることを知ろう
    ボコボコにダメ出しをしてくれる人はそばに置こう
    絶望の中でこそ、一歩を踏み出してみると道が開ける
    新しいことを始める時は、とにかく動き回り、人と会いまくるのが原則
    勝負はギリギリのところで決まる。時間を一秒も無駄にしてはいけないことは経営者にとって絶対条件
    それぞれがそれぞれの現場を持っていることを知ろう
    反発があったら新しいことをしている証
    中途半端は意味がない
    人生一度きり。なるべく多くの人と会い、なるべく多くのチャンスに出会いたいものだ
    新しい国に入る時は7割スタートではなく3割スタート。
    同じ波は二度と来ない、と肝に銘じよう
    迷うということは可能性があるということ。進もう。
    高い壁を乗り越えられれば、誰も追いつけない差になる。
    商品なのにユーザが必要としている時に供給できないものは産業になり得ない

    自らをあえて批判にさらす。それによって自分の考えを研ぎ澄ませる。

    説明責任を取るときに重要な3つ
    1.その仕事が儲かるか
    2.潰れないか
    3.社会的な意義はあるか

    組織をうまく回すコツ
    離脱してもいいが、戻ってきて欲しいと伝える
    その人のプラスになることをやってもらう
    誰が、いつまでに、何をやるか、をきちんと決める
    リーダーは2人置き、メンバーの離脱に対処する
    人の気持ちに寄り添う

  • 経営の心構えと実践を描いた一冊。

    絶望は大きいほど、その裏に隠された希望は何にも代え難いほどに強い。

    人を動かす、ひいては自分を動かすものは、圧倒的な情熱と圧倒的な冷静さ。そして、質を上げる圧倒的なスピードでのPDCA。

    本気で生き抜く果てに、未来はいかようにも変化する。

    ソーシャルインパクトを実感できるほどに一切の妥協ない取り組みは、必ずや成功確率を高める。

    狙うなら、圧倒的な1番でなければ意味がない。

    そのためには、最良の場所でブランディングすることと、事業や取り組みを「形式知化」することが重要だ。

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