銀翼のイカロス

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478028919

感想・レビュー・書評

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  • 半沢直樹シリーズの4作目。「銀翼のイカロス」

    これはちょっと、アレなんじゃない?
    民主党政権時代と、日本航空を強烈に皮肉ってる。
    間違いなく蓮舫さん使ってるよね?
    ドラマは全く見なかったんだけど、この辺りまでドラマに盛り込んだのだろうか?
     
    逆境を覆して、見事に逆転すると言う、もう定番化した「半沢パターン」ですが、やっぱりコレが面白い。
    痛快です。
    読了時の2016年5月現在では、コレが最新刊。
    次が出ても、また読みます。

  • このシリーズは安心して読める。
    正義は勝つ!

    現実の社会で
    正義は絶対に勝たない・・・と思う。
    少なくとも
    正しいことを言えば
    「五月蠅い」と言われ
    1回貶められたら
    沈没したまま定年まで
    浮き上がることは不可能である。

    米つきバッタが最後までのさばる・・・
    私の会社だけか?(笑)

    このシリーズは
    世間の会社員の理想と希望である。

  • いや久しぶりに面白いの読んだ。今回の半沢の宿敵となる政権与党の進政党は、まんま旧民主党だし、白井亜希子は蓮舫。箕部啓治は小沢だ。でも、今となっては白井の役柄は、蓮舫よりも山尾しおりのキャラにそっくり。文才だけじゃなく、預言者かよって感じ。
    惜しむらくは、映像化を意識しすぎて、最後のタスクフォースとの対決で、頭取に替わって半沢登場っていうのは、あまりにリアリティーなさすぎかな。

  • ふーむ。
    日本で起こっているいろんな事件が、
    こうやって、物語になって、
    ノンフィクションをこえるフィクションを
    つくることが出来るのか?
    と言う訳ではないなぁ。

    現実は、もっと複雑で、ドロドロしたものだろう。
    中野渡頭取ー検査部 富岡ー半沢直樹。
    このチームワークで、合併した銀行のうみを
    あからさまにする。

    舞台は 帝国航空を救済する 方法論をめぐって、
    政治が絡み、そして、政治屋が暗躍し、
    大臣がスタンドプレーをする。
    まるで幼稚な 大臣で、自分のことしか考えない。
    あぁ。節度もない。

    勧善懲悪を 現代に当てはめる編集能力は
    優れていますねぇ。
    ただ、なにかが 欠落しているようで。
    怖いものを感じる。

  • 続きがあれば読みたい‼️

  • 半沢直樹第4段。

    JALの再建をイメージしてるのだと思うが、これまで銀行内部→金融庁→出向先と話の舞台が企業内だったが、今作は政界にまで広がっており、半沢のスケールがかなり大きくなっていた。

    もちろん最後に半沢が勝つのは分かっているが、この典型的な勧善懲悪のストーリーがやっぱり面白い

  • もはや水戸黄門、大岡越前、遠山の金さん化した感がある。最後には必ず正義が勝つと分かってるのでハラハラ感はシリーズを重ねる毎に減ってきている。
    とは言っても安定感抜群の面白さ。あっという間の読了。

  • 言わずと知れた、半沢直樹の最新作。
    今回のテーマは航空会社。

    破産目前の航空会社、そして
    様々な思惑が蠢く政治家達。
    半沢直樹、そして東京中央銀行が
    出した決断とは?

  • 面白かった。でもバンカーという言葉が鼻につく感じ。箕部と白井だけでなく、紀本、乃原、三国の負け姿も見たかった。映像化されたら最後の対決シーンは相当面白くなりそう。

  • ドラマ半沢直樹の原作。
    ドラマの続きを小説で。

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著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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