努力が勝手に続いてしまう。---偏差値30からケンブリッジに受かった「ラクすぎる」努力術

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  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478029367

作品紹介・あらすじ

自分をラクに動かす方法は、こんなにある!ケンブリッジの心理学×超シンプルな行動ルールで、どんなことでもさくさくこなせる驚きの科学的メソッド!

感想・レビュー・書評

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  • 「こんな自分になりたい」。そんなワクワク感(fascination)と明確な目標が強力なモチベーションとなる。そして、実行可能な計画とコツコツ継続。それが習慣化すれば無意識に努力が続いてしまう。要諦はこんな感じだ。特にウルトラCのようなものが紹介されている訳ではないが、著者の実体験に基づいた分かりやすい言葉で記述されているうえ、著者専門の心理学の裏付けで補強されているので、説得力もある。
    印象に残った点を少し列挙しておきたい。
    ・何かを成し遂げている人とそうでない人との差は「努力の差」というよりも、物事に対する「素直さの差」(アドヴァイスを素直に聞く姿勢)の方が大きいのではないか(p.45)。
    ・自分で自分という人間に対して期待を持てているかどうか努力が続くカギ(p.75)
    ・例え進み方が遅くても、ちゃんと前に進んでいる感覚を持てることが重要(p.78)
    ・人間の行動の95%は無意識によるもの。(略)スケジュールに落とし込み、意識してやり続けるうちに、だんだん無意識化していく(p.112-113)
    ・脳が暗記するのは、(略)単純に「接触頻度が高いもの」(p.116)

  • あれこれ考えず、実際に「できた」人の方法をそのままやってみる

    ノートでもPCでもいいので「メモ程度」の記録を毎日続ける

    基本的には、私は勉強をするのなら「朝」の時間をうまく活用することをお勧めします。朝は、ほとんどの人にとって「制約」のある時間だからです。反対に「夜」の時間は引き延ばしができます。

    一日の時間の使い方でいうと、論理的に物事を考えたり、アイデアを出すことは集中力を要するので、その手の「思考系」の作業は脳がよく働く朝にすることをお勧めします。 夜は、その日に入ってきた情報がいっぱいで脳が疲れているので、暗記などの「作業系」に割くことをお勧めします。いわゆる「スキマ時間」も、作業系のことをやるのに向いています。
    だれでも仕事の予定や他人との約束はスケジュール帳に書き込むのに、自分の目標達成のために必要な時間をスケジュール帳に書き込む人はあまりいません。

    どうしても「やりやすいこと」が優先されて、苦手なことや不慣れなことに取り組まないという

    こんなときにテンションを上げるため、私は「心のライバル」をつくるようにしています。こちらで勝手に思っているだけのことですが、身近な人で「負けたくない」と思える人を仮想ライバルにしてしまうのです。

    理解度や点数の目標は「3回目でどれだけわかるか」(何点取れるか)に置いて、1回目、2回目ではそれほど点数にこだわる必要はありません。

    英文解釈の能力はもちろん大事ですが、単語力は、英語の成績を上げるうえでものすごいアドバンテージになるのだと実感しました。

    それもネイティブの会話のナチュラルスピードと同じくらいの速さを意識して読んでいきます。わからない単語がでてきても、線だけ引いておいて、意味はあとで調べればいい。

    インプットをしないまま自分の思考や発想だけで英語を話していると、いつしか定型的な自分のパターンだけでしゃべるようになってしまいます。

    独学などで努力をするときは、「いまから2時間は雑な自分」などと割り切って、あえてゆるいアウトプットを許容するといった工夫をしてみてください。

    とにかく目標を見据えたアウトプットを重ねてください。雑でいいので、何度もくりかえすことで「量質転化」を目指してください。

  • この本を読んで、理想を現実的な表現に置き換える大切さを知りました。
    もう一度勉強のやり方を振り返っていこうと思いました。

  • ▼メモ------------------------------------------------------------

    ・習慣に勝る努力なし

    ・「なんとなくやる気が出ない」というのは、誰でもどんな目標を目指していても起こる現象。仕方ないことだと割り切って「やっぱり来たな」と軽くいなすような気持ちで接する。
    ★・こんな時は、やる気が出ない時期を抜けるまで「一歩ずつでいい」と割り切って進むことです。完全に止まってしまうのが最悪の事態。

    ・「成功」の反対語は「失敗」ではなく、「チャレンジしないこと」。

  • どちらかというと自分が普段している事で新しく取り込みたい事はなかったが、確かに努力できていない人を見ているとそこができてないわ…って思ったり、自分が努力してきたやり方はこういうふうに言葉で表現するんだなと思うことが多かった。

    正直冷やかしというか胡散臭い本の胡散臭さを楽しもうと思って読み始めたが、これは後から見返して読書メモをしっかり取ったり自分のマンガのストーリーを組む時に読み返したいと思った。

  • ・目標を見つめ、嫌な努力感を消す。
    ・最初の一歩を踏み出せる人はごく少数。成功する人、様々なことを軽い気持ちで試している。
    ・最初の3日を乗り越える。3日続くと自動化されやすい。
    ・嫌な感情は細かく吐き出せるところをつくる。Twitterの非公開アカウントなど。
    ・スモールステップで成功体験をつくる。
    ・継続していることを記録する
    ・完璧を目指すのではなく、雑にやる
    ・アウトプット、実践こそが質を上げるコツ

  • 【努力】という頑張らなければいけないイメージだが、方法・仕組み・意識を変えることで、楽に継続できモチベーションも高めることができる!
    また読み返そう(^-^)

  • 著者の英語学習の経験談が多いため、英語を学びたい人には特に良い本だと思います。

  • 努力の仕方ですね。

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著者プロフィール

1984年京都府生まれ。高校時代、偏差値30台、退学寸前の問題児から一念発起し、同志社大学に現役合格。その後、ケンブリッジ大学で心理学を学び、修士課程修了。帰国後、京都にてグローバルリーダー育成を専門とした「ジーエルアカデミア」を設立。心理学に基づいた指導法が注目され、国内外の教育機関などから指導依頼が殺到。これまでのべ4000人に対して、世界に通用する人材の育成・指導を行う。 また、映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』のディレクター兼振付師であるトラヴィス・ペイン氏をはじめ、世界の一流エンターテイナーの通訳を務める。2020年にはスポーツを通じてよりよい地域社会作りを目指すサッカークラブ「マッチャモーレ京都山城」を設立。 著書に『ネイティブなら12歳までに覚える 80パターンで英語が止まらない!』(高橋書店)、『頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き』(すばる舎)、『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』(明日香出版社)などがある。

「2023年 『素敵なあの人特別編集 早起きって幸せ。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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