ビジネスモデル思考法 ストーリーで読む「儲ける仕組み」のつくり方
- ダイヤモンド社 (2014年11月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478029695
作品紹介・あらすじ
競争戦略では大企業には勝てない。ビジネスモデル発想こそがチャレンジャー企業が取るべき最善の戦略である。ビジネスモデルを専門とする経営学者が初めて書いた!ストーリーを読むだけで、ビジネスモデル発想が身につく教科書。
感想・レビュー・書評
-
「ビジネスモデル思考法」
1.本書のおすすめポイント
スポーツシューズメーカー営業本部所属、直感型30台ミドル社員。
業績ジリ貧。
社長命令で、ビジネスモデル、収益構造の変革を任される。
主人公とともに、理論を学び、トライandエラーを学習できること。
2.学べること
顧客側の視点にたって、
①自社製品の訴求ポイントを見直せること。
②自社製品の利用定着化の現状とこれからを見直せること。
読みやすさ、わかりやすさ、そして何よりも面白いさが揃った書でした。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ビジネスモデルとして今の仕事を見てみると部分最適しか行っていないことがわかりました。 会社全体としての利益を追求する視点を持ちます。 また、読み返し必須ですね。
-
これまでの思考に囚われない発想法がわかりやすくストーリー性を持って書かれている。
-
役立つ
-
製品だけが提供できる価値ではない。
購入時だけが利益の出るポイントではない。
いかに顧客が上手く片付けられない用事を見つけ、過当競争をすり抜けられるような適切なソリューションと課金タイミングを考えられるか。
右脳(顧客満足)と左脳(利益)の両方を使い、ハイブリッドフレームで思考する、ビジネスモデルの本質と基礎を紐解いた良書。
ストーリー仕立て、且つ様々な企業の実例が盛り込まれており、読みやすさも抜群です。 -
ともさん私物
-
多くの事例が掲載されており、面白かった
-
2018.4.6 読了
-
ストーリーでビジネスモデルを考えていく方法を掲載しているので事業企画に携わってる人なんかが読むと参考になると思います。
-
顧客の設定とその用事を考えることが大切。
ハイブリッド ・フレ ームという考え方を用いる。
顧客価値を右側に 、利益を左側に位置させます 。
そして 、それぞれに 、 3つの疑問詞で質問を投げかける。
3つの質問とは 、誰に ( W h o ) 、何を ( W h a t ) 、どのように ( H o w )。
W h o W h a t H o wというのは 、事業を定義するための要素ですが 、これらを顧客価値と利益のそれぞれに対して行う、考えるのが「ハイブリッド ・フレ ーム 」。
既に提供している顧客価値だが利益のポイントを変えることで新しいビジネスモデルに繋がることもある。