当たり前の経営---常識を覆したSCSKのマネジメント

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  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478039526

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  • 「当たり前の経営」
    SCSK。
    売上高1500億同士同規模のSCSとCSK。
    合併後、SCSKとしてどのように融和を図ったのか?

    1.購読動機
    SCSKという事業会社の沿革に関心をもったから。
    企業風土、文化そして業務プロセスで大切にしていること。
    これを知ることが、自身の業務に役立つと考えたから。

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    2.SCSK初代代表取締役社長中井戸氏の決意
    ①SCSとCSKの両社の部長の合宿
    →数ヶ月 経営理念策定、腹落ち→自身の部、グループに置き換え
    →互いの会社の探り合い→強みによる補完
    ②住友商事のしがらみを捨てる
    本社オフィスの移転。
    ③環境構築
    1人あたりのオフィス面積、ドクター、薬局、休憩スペース
    ④健康経営
    酒、タバコ→社長直筆で社員の家族、とくに奥様への協力依頼
    ⑤働き方改革
    仕事が遅いひとに、早いひとをサポートにつける
    →チーム力、業務変革へ。

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    3.目からうろこ。共感内容。
    代表取締役社長中井戸氏が嫌う3K。
    ①紙、資料→1枚へ
    ②会議→20分で結論を。
    ③委員会、コミュニティ。→②に同じく。

著者プロフィール

野田 稔(のだ・みのる)
明治大学大学院専任教授。一橋大学商学部卒業、株式会社野村総合研究所入社。1987年一橋大学院修士課程修了。野村総合研究所復帰後、経営戦略コンサルティング室長、経営コンサルティング一部部長を経て2001年3月退社。多摩大学経営情報学部教授、株式会社リクルート新規事業担当フェローを経て、2008年4月より現職。リクルートワークス研究所特任研究顧問を兼任。著書は『組織論再入門』『中堅崩壊』(以上ダイヤモンド社)、『二流を超一流に変える「心」の燃やし方』(フォレスト出版)、『野田稔のリーダーになるための教科書』(宝島社)、『あたたかい組織感情』(ソフトバンククリエイティブ)など多数。

「2022年 『ひと目でわかる マネジメントのしくみとはたらき図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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