A13 地球の歩き方 南イタリアとマルタ 2013~2014 (地球の歩き方 A 13)
- ダイヤモンド社 (2012年9月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478043196
感想・レビュー・書評
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【最終レビュー】
2014年・1/9(木)BSーTBS放映済
『地球バス紀行 イタリア/ナポリ発 長靴半島の突端へ』編。内容に関連して。自身でリサーチし著書を選択。図書館貸出。
◇穏やかな地中海に沿って南下。
「おおらかで、なるようになるさ」南イタリアの人々の姿。そんな光景をバックに、今年最初の放映の旅程は進んでいきました。
〈1日目〉
①ナポリ・出発地
[ナポリを見て死ね!]という名言。
これは、今年最初に読んだ著書・富井義夫さん著書『ヨーロッパ文化遺産』の中でも記載があり、片隅では、「やはり、出てきましたか」という想いを持ちました。
不思議と、「本屋さんが並ぶ界隈、多くの本」が映し出されていて
「神保町(神田)みたい」と旅人。
神保町を歩き進めながら、本を探し求める[本人の姿]、どんな感じかなと、どんな形でもいいから、そんな光景も見てみたいなと。
本の正体は実は意外にも意外。
「教科書の使い回しの姿」だったわけで。
でも、これは、今まで見たことがなかったので、こういう光景もあるなということの「発見」でもありました。
街中を歩き進めると、行列の姿。
開店前の「世界一おいしいピザ屋さん」
開店後、あっという間に埋まりますが、何とか確保でき、オススメの
『モッツァレラチーズ、タップリの「超特大マリゲータ」・5ユーロ』
めちゃくちゃおいしそうでたまらないですよ。本当に、目にして即食べたくなるぐらいになります(笑)
モッツァレラチーズの農家が多くある地域にまず向かうことになります。
*ナポリ→経由地 サレルノ。 1時間 4.1ユーロ
②カパッチョ・モッツァレラチーズ農家のある地域
サレルノ→カパッチョ 3.5ユーロ 青いバス 約1時間半。
チケットは、近くの「タバコ屋」で購入。
途中、ロードレーサーの人達の群れに遭遇。確か、イタリアは、「ロードレーサーも有名」でした。そうでした、そうでしたと。近藤史恵さん著書・サクリファイス(本棚に登録。読破済)をふと思い浮かべました。
運転手さん曰わく、「なるようになるさ」と余裕綽々な様子。ここから、南イタリアの人達の人間像が、どういったものかが、ありのままに分かってきてました。
※モッツァレラチーズ農家がある場所へ。やや時間を要してました。
オーナー・フランチェスカさん(女性)の案内で、工場へ。
なぜ、モッツァレラチーズが、[白いのか?]
それは、『水牛のミルクで作っているから』
だからこそ、作業も「手作業」
「手でちぎって、形を整える=これが、伝統的」だと。
見学後、フランチェスカさんからのお誘いで、モッツァレラチーズを食べていくことになり、近くの彼女の自宅に。
ご主人・マルチェッロさん、2人の娘さん・セレーナさん、アレカサンドラさんがお出迎え。
『厚切りのモッツァレラチーズと、トマトタップリのサラダ』を含めた食事。トマトタップリの鮮やかな感触が見たまま伝わってきました。
そこで、フランチェスカさん一家から、オススメの地域を教えられて、次はそちらへ向かいます。
③カパッチョ→サレルノに戻る→[コセンツァ 経由地・宿泊場所]
随分、旅人の気取ったハイテンションなナレーションが(笑)
『地中海が、俺を読んでるぜ!』と(笑)
16ユーロ 3時間半 行程・260km。途中、サービスエリア20分休憩あり。
イタリアの珈琲屋さん専門店にて、エスプレッソを一杯。
居合わせてた人が、「熱くて甘い、愛のようなコーヒー」と。
それに対し、『苦い恋が多い』と旅人が…果たしてホントなんでしょうか…
到着は、夜・9時。 ホテル・セントラーレにて宿泊 75ユーロ。
翌朝、次の目的地へ。
〈2日目〉
*コセンツァ→2つ目の経由地 ヴィッラ・サン・ジョヴァルニ(地域名のみ掲載あり)
14ユーロ
車内で1人の女性と顔があった時、雰囲気から分かったんでしょうね、ふと
『年上(の女性)に「好かれる」と』
旅人がズバリ言いましたよ(笑)昨年の(京都での)トークショーの握手会、それは確実に「一つ」分かったことで、自分も「その1人」余計に、微笑ましく嬉しく感じましたよ☆
④目的地・シッラ(漁師町)
ヴィッラ・サン・ジョヴァルニから、約20分。
運転手さんの心配りで、周りに1人も乗り合わせていなかったので
、バスで、町を一周し案内してもらいます。上の方へ行くと、素敵な景色(赤い屋根と海の光景)を見れるからと、バスを走らせてました。
バスを降り、街中を歩いてると、漁に行こうとする男性・フィリッポさんと出会います。
彼の船に乗せてもらい、漁に出ます。
フィリッポさん「10歳の時から」、漁をしているとのことです。
1時間経過。しかし、魚は思うように釣れません。
「こんな日もあるさ」とフィリッポさん。
フィリッポさんのエピソードの中でのナレーション、特に印象深かったのが
『一喜一憂しないのが名人だと』
そして、フィリッポさんの自宅でご馳走になります。
奥さん・ティータさん、娘さん・ロレッラさん、息子さん・ジュセッペ君がお出迎えです。
今朝、とれたての魚で[郷土料理]。
魚に、パン粉+チーズをはさんで揚げ、トマトソースをかけて食べます。これもおいしそうでしたよ。
息子さん・ジュセッペ君が、「夜の漁に出かける為の準備をする」と聞き、一緒に出向きます。
「サッカーも、漁も好き。ここまで、父が頑張ってきたおかげだと」しっかりとした目つきで話してるなというのが、自身、そう感じました。
フィリッポさんオススメの地域が、旅のラストです。
⑤レッジョ・ディ・カラブリア(掲載あり。タイトルの長靴の突端の地域)
シッラから、約40分
勧められた、イタリア一の[海岸線]へ
そこから、シチリア島へ行く船に乗る女性と遭遇して
「ゴッド・ファーザー(映画のタイトル)だ」と旅人が。自身、タイトルは知ってますが、未見です…
歩いてはいますが、この時、人だかりがあまりなくやや寂しげな感じでしたが…
『気持ちが大事!』とスッキリ旅人キッパリ言い切りながら…
『行き当たりばったりだったけど、「それも人生と」』その通りですね。
『500km。楽しければよし!』とラストはこう締めくくって、完結です。
この回は、新しく見る女性の方の演出でしたが、今までに比べると、『より、存分にナレーションをさせてもらえているな』と、自身は、そう感じました。
では、これで終わりとします。
ありがとうございました。詳細をみるコメント0件をすべて表示