A30 地球の歩き方 バルトの国々 2009~2010 (地球の歩き方 A 30)
- ダイヤモンド社 (2009年4月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478056905
感想・レビュー・書評
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ちょつと難易度高いけど行ってみたくなった
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【最終レビュー】
13年・12/19(木)BSーTBS放映済
『地球バス紀行 エストニア/タリン発 古きを訪ねる島巡り』編。内容に関連して。自身でリサーチし著書を選択。図書館貸出。
来週(12/26)で、今年の『地球バス紀行』放映終了。あっという間でした。一度もチェックし損なうことなく、全回見ることができました。
ここまで来たらほぼ
[日常の「日課の一つそのもの」]って感じです。
只今、来週の紹介地域に関する図書館貸出著書をチェックの真っ最中。
今、手元には、読む予定の図書館貸出著書が、○冊。今しばらくは、返却日を気にせず読めるかなと。
では、放映内容に。
今回は、女性に関する内容が結構ありました。
「女性に対するささやかな想い」
といいますか、そんな雰囲気の下で、旅は進んでいった感じでした。
〈1〉タリン 首都・出発地
タリン中心部へ向かう、バスの車内からスタート。
旧市街地(中心部)=世界文化遺産のエリア
綺麗な女性たちとすれ違っては、その度に見とれてしまうんですが(笑)確かに、それは分かるんです。表情の裏側にある
「目には決して見えない、健やかさが備わっているかのような」
彼女達の光景を自身は感じました。
楽器を弾いている姿には、敏感に反応してますよ、やはり(笑)
「カンテレ」という、バイオリンに近い楽器=民族楽器
1600年代に、エストニアで作られたもの。音色も心地よく落ち着きを感じます。
腹ごしらえということで、「中世のエストニア料理店」へ。
[ローソクのみの照明から醸し出している雰囲気=ヨーロピアン風]
こういうのが、自身は好きなわけでして…
オススメ料理・バラエティーに富んだ[珍味盛り合わせ]をいただき、次に向かうオススメスポットを聞き、そちらへ向かうことになります。
島めぐりということで、バス+フェリーの繰り返しですが、空気は「サラッとして」いる感じ。こういった
「淡々とした旅程」
も楽しそうで、むしろ自身は
[より肌で感じられる]かなといった所でしょうか…
〈2〉ハープサル(掲載有) 西の島の玄関口
タリン→ハープサル 2時間 6ユーロ
行く途中の車内で、家族連れの女性客から、奇妙?(それは後程)なスポットを聞いて、翌日にいくことにします。
何故なら、バスの時計表示が
「19:38」ですが、まだまだ明るさ存分にあります。
*宿泊先
朝食(豪華で種類豊富でした)付・95ユーロで。
〔翌朝〕
昨日、バス車内で教えられた場所へ。そこは
『教会にオバケがでるというエリア』に
ホラーのようでないような、そんな感じですが、何故そのような由来になったのか。
「かつて、教会の僧侶と[恋に落ちた少女]が、教会の[掟を破って]、密かに変装して、僧侶に会いに行くものの、つかまってしまい、教会の壁に塗り込められてしまった」という悲哀。こういう風なスポットになったということです。
それを聞き、『なぜ、恋をしただけなのに、こんなことを…』と旅人、切なくなりながらこんな風に…ふと、複雑な心境になったのかもしれません。
「旅人の、心からのありのままの優しさ」
と、自身、そう純粋に思わずにはいられなかったですね。
異様な雰囲気に、だんだん耐えきれず、即退散です。
近くのお店で、吹っ切ろうと、腹ごしらえをします。
豚肉のソテイ+赤かぶのすりおろしソース=ランチに近いです。
値段、41.5ユーロ
本格的に島めぐりを始めます。
〈3〉ヒーウマ島(掲載有)
二階建てバスに乗り、バスごとフェリーに乗ります。
曇りがちの中で。20km・1時間半で到着。
*エストニアで一番古い灯台(1530年に建築)に
500年現役で活躍中です。
灯台近くのお土産屋に立ち寄り、灯台が描かれた雑貨=5ユーロを購入。
そこで、店主の男性が、さりげなく、民族楽器を生演奏♪音色も心地いいです。
海が一望できる灯台でしばらく佇んで…
〈4〉サーレマー島 島の中で最も大きな島(掲載有)
島へ向かうヒーウマ島南端・スルへ向かい、そこからはフェリーで。 料金・6ユーロ
フェリー代…6ユーロ・1時間
ただ、この日は、海風がかなり強く荒れていた環境下だったので、バスが島へあいにく来れないことになり、バスでの行程を断念し、予定を変えなければいけないという状況でした。
バス停の近くにある、バーに立ち寄って、スペシャルカクテル(ウォッカ+10種類のハーブ)をいただきます。
ホテルはないので、「民宿ならある」と聞いて、やや時間がかかりながらも、民宿を探し出します。
そこは
『1819年に建築された「小民家」』
人が泊まれるように改装しながも
[昔の名残がそのまま存在する「匂い」=丸太に囲まれた部屋の装い(ロッジ風)・茅葺きの屋根。日本の農家の落ち着いた雰囲気が漂う中で]
にて、切り盛りしているご夫婦にお世話になります。
ご主人は、主に、首都・タリンをメインにし、実質的に奥様が民宿を切り盛りしてます。
2000年~営業し、旅行客が泊まれるように創意工夫をなされたとのことです。
一泊・31ユーロ。豪華な朝食(洋食)でした。
バーベキューハウスもあったり、できたてのソーセージも味見したりと、リフレッシュできる環境にしているなといった感じで。
そして、風車があると、あらかじめ聴いていたので、そちらへ向かい、ここがラストの目的地になります。
*アングラ風車群(掲載有)
4台の風車。受付で、爽やかな装いをした、飾り気のない女性(シキリット・アノさん。23歳)が迎えてくれて、旅人も、ややホロリきたようです(笑)
彼女は受付から離れられないので、別の方(年配の方)に案内してもらいます。
風車の、実年齢【100歳】
手作業で風車の「角度」が変えられたりと
[風車そのものの風情]が伝わってきました。中にあった大きな「歯車」がその証であるかのように…
案内してもらった女性と、受付の彼女と、容姿がよく似ているので、よく「親子」と間違われると言われていて、確かに似ていましたが、[実際は、親子ではないとのことで]
受付の彼女に後ろ髪をひかれるように去っていくわけで、相当に、存在感に惹かれてしまっていたかのようでしたが…
そんな感じで、和やかさある雰囲気を残しながら。
『優しい人達に囲まれて、一期一会の仲間達、古きよき…暖かい笑顔』
ということで、完結。
ありがとうございました♪