ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用

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制作 : 篠田 真貴子;倉田 幸信 
  • ダイヤモンド社 (2015年7月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478062579

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ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用の感想・レビュー・書評

  • 関係を続けること。


    働くときは期間を決めて働くこと。
    お互い何がしたいかを擦り合わせておくこと。

    卒業しても関係は継続すること。
    卒業生ネットワークを作ること。

  • 高度成長期に最適だった終身雇用モデルが崩壊した今日、あえて企業と社員の関係を「契約」に基づく”権利と義務の取引”から、「信頼」に基づく”互恵的な提携”に見直すことを提唱した一冊。

    特に変革期の企業に有効な人事戦略として、企業と社員が「お互いに」果たすべきミッションを明確化し、目標達成までの「コミットメント期間」を設定した上で、誠実な対話を通じた丁寧な相互フィードバックを繰り返すことで生まれる(もし社員が転職した場合でも続くような)長期的な信頼関係をベースに、社員の社外人脈や「卒業生」も含めた巨大なアライアンス・ネットワークを構築することにより、企業の変化に対する適応力が高められると主張する。

    Linkedin創業者である著者の知見が凝縮された本書は、社員は成果という価値を、企業は成長やキャリアという価値を、相互信頼に基づいて提供し合うという、フリーエージェント時代の雇用関係の理想を描いている。どんな企業でも実行可能とは限らないが、本書をもとに目の前の部下や上司との関係を少しでも見直すことは可能だろう。終身雇用を前提とした硬直的な人事制度が早晩弱みに転じることにも改めて気づかされる。

  • 「定年まで働くことを期待すること」「終身雇用を期待すること」「個人の価値観やなりたい姿は会社に持ち込まずシェアしないのがむしろ美徳とされる傾向」「転職は会社にとって良くないこと?」就活の時から感じる違和感や上手く整理できないもやもやを明快に言葉にしてかつ代替案を提示してくれたような一冊。リンクトインのリード・ホフマンらが書き、ほぼ日の篠田さんが訳したこの本では、「アライアンス」関係という、個人と会社の新しい関係性が示されていました。読みながらひたすら共感して、こんな関係にできたらいいな、とただただ憧れながら読んでいました。

  • 全て同じように導入することは無理だろうし、同じものを導入してもうまく機能するとは思わない。その点から考えても本書は「参考書」という位置付けになるだろうが、特徴として捉えられる部分に、実践した結果に基づき非常に基礎的なところから書かれていることがある点が挙げられる。

    つまり、ただ参考となる事例が羅列されているだけではなく、読み手が個々の解釈に従って汎用していくことが可能な手本的な要素が満載なのだ。

    まあ、滅多にビジネス書を読まなくなった自身としてはこれで1500円+税は安いな。と思ったが、この本を読んだ御蔭で、生物の連鎖・関係のあり方を研究した書物を読みたくなったので高くつきそうです(笑)

    これからの社会の一つのあり方の参考として良い示唆をあたえてくれる書籍。

  • こういう社会を作りたい

  • まさにこれから先の働き方、雇い方、雇われ方のスタンダード。
    マネジャーサイドとしても、一個人のビジネスパーソンとしてキャリアを考える際も有益なスキームだと感じた。

  • このタイミングで改めて『ALLIANCE』を再読。今後は一つの会社に属するのではなく、複数のチームを股にかけながら、プロジェクト単位で仕事を回し、ポートフォリオを組んでいくのが当たり前の社会となっていくと個人的には思っているし、自分も実践していこうと思っている。そんな働き方の兆しを先取りするLinkedinのリード・ホフマンらがしたためた本著で思考の整理を。

  • 海外の人材会社といえばリンクトインが有名で、リンクトインが目指す会社にとっての人材マネジメントのあり方を学びたかったため読んだ。

    「まとめ」
    ・背景として、長期雇用は変化の激しい時代に対応できなく社員の成長も望みにくい、フリーエージェントは短期的過ぎてそれだけでは会社の持続的成長につながらない
    ・そこで会社と社員が互恵的な関係を結び、プロスポーツチームのようにお互いの信頼関係に基づいて仕事に取り組む。


    「感想」
    ・高度経済成長期から続いていた終身雇用制度の問題点が数多く取り糺され制度的欠陥を生んでいる事はおそらく誰もが暗に実感しているのではないか。一方でこの本に書かれたアライアンスという関係性は非常に理にかなっていると感じた。多様性という観点で改善点はあると感じたものの、そこは各個人のネットワーク情報収集力をマネジメント層がうまく把握しておけば問題になることもないと感じた。

    ・では、なぜ多くの日本企業はこうした形態を取らないのか(取れないのか)。ここでも最近のホットワードである”既得権益”が引っかかる気がしている。すでにある程度の役職をもらい収入も安定している4,50代からすればあえて制度を変更するインセンティブはないに等しい。おそらくそうした状況を変えるには”危機感”しかないと思うためこうしたアライアンスのような考え方がもっと学生から認知できるようになると社会が少しずつ変わっていくのではないかと感じた。

    ・「ネットワーク情報収集力」という考え方は、先日読んだデザイン思考的な観点からも、会社の成長に必要なことだと感じた。

    「学び」
    個人と会社、2つの視点からアライアンスについて考える

    個人
    ・会社の成長に対して何ができるのか、逆に自分の成長のために会社に何を求めているのか明確に説明できるようにしておく必要性を感じた。特に意識高い系就活生は後者の”成長できる環境”ばかりとらえがちだが、実際に”終身関係”を続けるには自分が会社を成長させたいと思うか、思うのであればどういった観点でという切り口も重要である。
    ・自分のネットワーク情報収集力を知っておく事はすぐに役立たないとしても中長期的に実を結ぶのではないかと感じた。

    会社
    ・上司と部下という一方的な関係ではなく、お互いがお互いのために何ができるかという視点で話し合いを続ける必要性を感じた。そのために会社の中の個人だけではなく、その個人が将来的にどういうことを成し遂げたいのか何を大切にしたいのかという大枠から一緒に連想してあげることを意識する。これは採用を含め、社外の人間関係についても言えることだと考えている。

  • - リンクトイン 創業者 リード・ホフマン著書
    - 「雇用」は「取引」ではなく「関係」として捉えるための枠組みであり、
    自立したプレーヤー同士が互いにメリットを得るために期間を明確に定めて、
    会社と個人がお互いの信頼関係をベースにフラットな関係を構築する「アライアンス」である。

    - 社員は会社の成功のために時間と労力を投入し、会社はその社員の市場価値向上のために時間と労力を投入する。
    そうすることで互恵的な提携関係を結び、お互いにより大きな果実を狙う。

    - まさにスポーツチームのような組織

    【所感】
    大企業の終身雇用の時代が終わるというのは誰しもが実感しているはず。
    そして次の時代の企業と個人の関係性を提言しているのがこの「アライアンス」という考え方だと実感した。
    国が主導した官製産業時代➡大企業時代➡アメリカナイゼーション時代➡個人の時代
    既に一部で始まっているがこれこそがインターネットの持つ本質、「フラット」「リンク」「シェア」、
    「つながり」、「共感」の時代の企業と個人の関係性の変化、価値観の変化だと思う。

    ここから「価値観の共感」「個人のつながり」をキーワードにした働き方の変換、雇用の流動性が間違いなく始まるという確信を持った。

  • もっと早く読んでおけばよかった。 個別の事例や施策は、日本の労働慣習や実情に合わないところはあるとは思いますが、根本の考え方は学ばなくてはいけないと思う。 企業にとっての「人の価値」とはなんなのか、逆に働く者にとって企業とどう向け合えばいいのか、これからの時代の基本の考え方がここにあると思います。 終身雇用を約束しなくても、相互に信頼し互恵的な関係になることができるのだと、納得することができました。

  • 新しい働き方、企業と人の新しい関係について、PayPal創業メンバーでLinkedinの創業者であるリード・ホフマンがその経験をもとに著した本。終身雇用を前提とした長期の雇用契約ではなく、ミッションやプロジェクトごとのアライアンスで柔軟で自由な環境を作り出そうというもの。在職者のキャリアアップを第一に考え、卒業生とも良好な関係を築くことで優秀な人材が集まり、パフォーマンスを最大化することができる。何よりの証拠として、これを実践していたPayPalから、Linkedin、テスラ、YouTube、Yelp、Yammer、スペースXなどの企業が生まれ、相互に良い関係を持っていること。端的に言うと人を大事にということでこれは日本企業、日本社会が得意で、大事にしてきたはずだが。

  • 個人と企業の理想的な関係について書かれた本。個人と企業の信頼関係とは、どういうものなのかを、著者でありLinkedIn創業者であるリード・ホフマンの実体験をベースに書かれている。多くの人が1度は考える「転職」に個人と企業がどのように普段から向かい合うべきかや、個人として今の仕事をどう捉えるのかを考えさせられた。もしいつか自分がマネージャー職になった時にもう1度読みたい本。

  • ベンチャー企業と優秀な働き手を繋ぐコミットメントを中心とした関係づくりがわかる。こういう関係での仕事にあこがれる。

  • 優秀である社員ほど、成長出来る環境を求める。シリコンバレーで実践されているAllianceという雇用形態を紹介した本です。人は企業と雇用契約を結びますが、概念として人は企業と信頼関係を持ったうえで企業のプロジェクトゴールにコミットし、短期間毎にAllianceを見直していきます。変化に富むシリコンバレーの組織に即した形態でありますが、我々としても変化に富む中小企業の雇用提言に活用する事が出来ます。
    実際にIT中小企業に紹介し、興味を持って頂きました。(三浦)

  • 我々はチームであって家族ではない: Meet Up 大阪 @ blog
    http://meetuposaka.seesaa.net/article/432523809.html

  • 企業と労働者の新しい相互扶助関係なんてどんなものだろうと手にしてみました。新しいことは確かだけれど、これってLinkedInブランドの宣伝じゃないのか?って疑念が頭を離れなかったのと、経営者目線で書かれていたことや、日本ではなかなかこうは行かないでしょう、という思いで斜に構えた読書となりました。

  • ●読むキッカケ
    ・組織論を深めたいなあと思い
    ・自分がNPとの関係をどう捉えるべきかの、参考になればと思い

    ●サマリー
    ・終身雇用制度が崩壊している現代にあって、
    企業と社員はある種のフリーエージェントのように、義務と権利とでつながるべきとのこと。
    社員側の義務は与えられた役割やMISSIONを遂行すること。
    これは当たり前だが、それに対して企業は権利を与えることが重要とのこと。
    例えば成長機会であったり、次のフィールドに挑戦するにあたっての支援であったり。
    そして、その部分を最初に働く上で両者協議の上決めるのが大事とのこと。

    終身雇用という関係で考えると何を面倒な、と思うようなところも、
    契約社員だとか外部であれば当たり前の、契約するという概念を、
    正規社員に対してもきちんとやりましょうというのは、たしかになあと思う。

    そして、結果として、両者後腐れなく、一生つながっていける関係性を構築するというのは、
    間違いなくメリットがあるし、現在自社で全く出来ていないことだよなあと思う。

    ●ネクストアクション
    ・自分は自社で何処までをやるべきなのか、引ける限りで線を引いておく。
    そして、その分何を頑張るのかを言語化してみる。

    ●メモ
    ・コミット期間を定めることに対して、会社側やマネジメント側はやめることを助長するのではないか、
    という疑問に対して、そもそも社員が辞めることはアンコントローラブルなものであるので、
    関係ないとのこと。
    むしろ、変にコントロールしようとすると、社員は隠れてそれを実行し、
    検知できる機会を失うという意味で、合理的にも不利になるだろうとのこと。

    ・社員は大きく、「ローテーション型」「変革型」「基板型」の3つに分けられ、
    それぞれのタイプに応じた就業期間の枠組みを構築する必要がある。
    一律で何かを押し付けることは、最適ではない。

    ・1つのコミットメント期間が終了する前段階で、きちんと両者話し合う場を設けることが重要。
    そうすると、社員側が仮に会社をやめるつもりだったとしても、それを事前に検知することが出来、
    優先対話権を獲得することが出来る。

    ・対話の場では、企業の目標と価値観を社員のキャリアの目標と価値観にある共通点をマネージャーは明らかにする必要がある。
    その際、全てに整合性を求めることは無理であるので、
    ALLIANCEを長続きさせるのに必要十分な一致がとれれば問題ない。
    また、一定の期間内での必要十分であるので、そういった意味でも難易度は下がる。

  • 良書である。

    新しい雇用とは人と企業が信頼で結ばれるものである。
    また企業の強さは人との繋がりであるとの視点から「卒業生」ネットワークの効用について述べている。
    人材開発・組織設計を考えるべき役割を担っている方は読むべきである。

  • 新しい雇用。家族ではなくチーム。コミットメント。仕事の内容と期間。目標と価値観。ネットワーク情報収集力。卒業生ネットワーク。

  • 21世紀の新しい働き方について示唆に富んでいた。
    「コミットメント期間」、卒業生ネットワーク等は今後より重要になるだろう。

  • ■書名

    書名:ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用
    著者:リード・ホフマン;ベン・カスノーカ;クリス・イェ

    ■概要

    変化が激しい時代に、従来の終身雇用では時代のスピードに対応で
    きない。優秀な社員も成長できる仕事を求める。このような時代、
    シリコンバレーで実践されているのが、「アライアンス」という雇
    用形態だ。人は企業とではなく仕事と契約し、かつ企業とも信頼で
    結びつく。変化に対応する組織の新たな雇用を提唱する。
    (From amazon)

    ■気になった点

    なし

  • ベンチャー企業で働いていると、この本で書かれていることはごく当たり前のように感じる。ただこういう本が売れていることは、徐々にアライアンスという考え方が広まっていくのだろう。
    その時を見据えて自分のスキルやキャリアを考えておかなければならない。

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ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用の作品紹介

イーロン・マスク、ピーター・ティールを生んだペイパル・マフィアで、リンクトイン創業者が提唱する「人と企業」の新しい関係とは。

ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用のKindle版

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