今までで一番やさしい経済の教科書[最新版]

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.76
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本棚登録 : 209
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478064948

作品紹介・あらすじ

アベノミクス、金融政策、消費増税、円安、デフレ、年金・社会保障、格差問題-「これならわかる!」と大反響の入門書がさらに読みやすく生まれ変わりました。

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすい!そして読みやすい!

  • 経済の入門書としていいんじゃないか。会社の入社前の図書として読んだがインフレデフレ、円安円高、財政政策金融政策について非常に初歩的な知識を得ることができる。

  • 2015年。
    経済の知識なんて恥ずかしながらほぼ皆無だったが、読みやすく勉強になった

  • 〈全体の感想〉
     アベノミクスが結局どう言うものだったのかと言うことを中心に置きつつ、経済学の基本について学べる本。触角がついている謎のキャラクターと筆者の対話形式で書かれており、この謎のキャラクターが読者のように知識が少なく、基礎的な質問ばかりするので経済学の初心者でも楽しめる。ただ、この幼い見た目のキャラがタメ口で質問し、筆者が丁寧語で答えると言う形式がすごかった。時に「うん、だから何?」とか「それで?」と言った雑な対応をしているところは驚きだった。

    〈面白かったところ〉
     筆者は本の終盤に近づくにつれて日本に関して暗い内容が多くなっていくが、最後にこれから身につけるべき経済の知識として投資を上げたのは面白かった。最悪投資で儲けられなくても、自分のお金がかかっているから嫌でも興味を持って勉強するというのは納得だった。

    〈疑問点・反論〉
     国の借金の増加によって、国債を日本国民に売る時の金利よりも海外に売る時の金利を高くしなければいけないというところまではわかったが、その後にいつのまにか国内の金利も上がるというところに話が変わっていてその部分の論理的つながりがよくわからなかった。


  • 経済について、何も知識がない状態でも最後まで流れるように読めた。
    用語の説明など、疑問→答えの会話形式になっていて読みやすかった。
    円高円安や国の状況、株の話など初歩的なところから幅広く網羅している。
    今更聞けない中学生レベルのこともさらっと書いているので、良い復習になった。
    また、過去に話題になったことなども関連して説明してくれるので、頭に入りやすかった。
    とりあえず、経済の流れを知りたい人におすすめ。

  • 経済から見た政治、株式について、とても読みやすくまとめられた本。
    特に投資については、ゼロサムゲームの説明もあり、とても好感がもてる。とても勉強になった!

  • 「社会人のためのやりなおし経済学」がおもしろかったので、同じ筆者のものを。このあいだのはミクロ・マクロ経済学についてだったけど、今回は金融に関する部分が多く、基本的な知識が得られた。これをベースにもう少し実際的な本を勉強できるだろう。
    こちらのつっこみ役は蜂かな? このあいだの男の子の方がかわいかった。

  • 非常にわかりやすく幅広く網羅されている。
    大学の基礎教養レベルとしては、これをカバーしているだけで経済学の学びは十分ではないだろうか。
    これをきっかけとした、社会への興味・関心も大きく広がることが期待できる。

  • アベノミクスなどを題材に、世の中で起きている経済事象について解説し、それがなぜ起きたのか、どういう意味を持つのかを、経済学の理論と一緒に説明している。
    タイトルのとおり、非常にとっつきやすく、かつ、わかりやすい経済の入門書になっている。最後の方に、投資についての基礎的な解説もあり、これも有益だと感じた。

  • 2017/3/21-26読了。

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著者プロフィール

1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て独立。学生時代から複雑な物事を言語化し、シンプルに表現することに異常な執着を持ち、大学在学中に『資本論』の解説書を自作し学内で大ヒットさせる。リアルな現場と経済学の両面から、個人が幸せに生きるための働き方を分析し提言している。コミュニケーション、投資、個人ビジネスの立ち上げ手法を構造化・言語化し累計5万人以上に指導。また出版コンテンツへのコンサルティングも行い、延べ1000冊以上プロデュース。著書には、『人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点』(講談社+α文庫)、『カイジ「勝つべくして勝つ! 」働き方の話』(サンマーク文庫)ほかがある。趣味はハワイ。


「2022年 『その働き方、あと何年できますか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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