「捨てない未来」はこのビジネスから生まれる―――赤字知らずの小さなベンチャー「日本環境設計」のすごいしくみ

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 139
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478066843

作品紹介・あらすじ

「今まで誰もできなかったこと」を次々やってのけたのは、知識も伝手もない42歳の元営業マンだった!?"技術"と"しくみ"と"ブランディング"でリサイクルのマネタイズに成功した注目の起業家が、その驚きのビジネスモデルの全貌を語る。

感想・レビュー・書評

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  • 秋田は雨です。コインランドリーは一杯で大変ですw

    ってな事で岩元美智彦の『「捨てない未来」はこのビジネスから生まれる』

    基本ビジネス書は読まないけど、愛して止まない兄貴的な人がこの書の日本環境設計で働いてる訳で、読んでみてとの事で。

    あのバックトゥーザフューチャーのデロリアンを最近日本で走らせた会社の社長さんの自伝書兼、これからの日本、世界のスタンダードリサイクルに成るべく事業についてのお話。

    この事業が広がれば戦争も無くす事も出来るかも…。

    まあ、凄い夢のある話じゃけど、ホントに現実するじゃろな♪

    2015年66冊目

  • 配置場所:1F電動書架C
    請求記号:518.523||I 94
    資料ID:W0198087

  • 環太平洋大学附属図書館の所蔵情報はこちら⇒
    http://library.ipu-japan.ac.jp/Main/Book?book_id=TS00086340

  • 繊維やリサイクル、アパレル関係の方はこれからの事業を考えるにあたり必読なのではないかと。特に技術やリサイクルの仕組みづくりはすっごく勉強になりました。

    歩んできた道のりを、こんなにも詳細にさらけ出して本にしてしまう著者の懐の深さというか心の広さに感動です。分かっていても、簡単に真似できるものではないということがよくわかる。信念と行動力がずば抜けておられる方。でも、誰でも行動次第で近付けるのではないかという、沢山のヒントが散りばめられていました!

  • 5年くらい前の本だけど、時代を先読みしてSDGs的な動きに取り組んでた人の事業の話。エネルギー競争にシェールガスとかメタンハイドレートとか、バイオとか色々あるけど、その前にリサイクルでバイオエタノール作れるよね、「地上資源」もっと大事にしようぜって内容。面白かった。

  • ペットボトルについてはリサイクルの技術が確立していることが分かった
    全体像を大きく描きその中でどう売り上げを最大化できるかを考えたり仕組みで勝つ方法を考えたり

  • 日本環境設計という会社はスゴイ!
    循環型社会を実現する技術や仕組みをつくったのも素晴らしいが、何より、賛同者をどんどん増やしていく著者の信念が、なかなか真似できるものじゃないと感じた。その信念を支えているは、彼の夢だと思う。夢って、自分の力で人生を歩んでいく原動力なんだ!

    しかし、核心的な内容は書かれていない感じでした(もちろん企業秘密なので)。同じエピソードが繰り返されてる部分も多かったのも残念でしま。

    たくさんの人や企業が賛同し、捨てない未来が実現してほしい。そう願いながら、日々、なかなか減らないプラスチックゴミや、着なくなった衣類をどう処分するかに頭を悩ます。

  • 特許をからめプラットフォームとして社会貢献する、ビジョンと行動力に感銘。ビジネスヒントがたくさん。

  • 【『しくみ』と『ケンカ』】
    読み終えて、以前参加した岩元会長の講演のひとコマを思い出す。
    質問者「石油を一滴も使わない地上資源で社会をまわす技術ですが、石油シンジゲートからの妨害はないのですか?」
    岩元会長「あるかもしれません。だから『しくみ』が大切なんです。『しくみ』が世界に広がって、みんなが実践し始めたら、もうその流れは止められないので。」

    作中では『半永久的リサイクル』の技術よりも、『消費者参加型』のしくみについて、とくにフォーカスされていると感じた。
    そう感じたことに合点がいった。

    そして、読みながら自分ができることは何だろうと考えてみる。
    たいしたことはできなけれど、
    とりあえずできることは、この『しくみ』に対して傍観者ではなく、実践者であることかなぁとも思う。

    また、作中でとくに印象的だった言葉。
    『ケンカは誰でもいつでもできる。まとめ上げてこその仕事』

    これは相手に対して『耐えて、折れる』じゃなく、『いなして、整える』ことなんじゃないかと思う。

    こうあれたらいい。
    そのためには、『ドキドキ・ワクワク』が必要なのかも。

  • 以前授業でご講演いただいた日本環境設計岩元さんの著書。小さなベンチャー企業が大手や役所を巻き込んで、次々と大型プロジェクトを実現する。原動力はワクワク感ということで読んでる方もワクワクする。元気をもらえる本。もう一度およびしたい。

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