ずるい暗記術―――偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478067505

作品紹介・あらすじ

今までの勉強法を捨てた瞬間から人生は劇的に変わる!「理解」はいらない!「ノート」もいらない!ラクして覚えられる裏ワザが満載!資格試験、英語、大学受験、入社試験ほかで効果絶大!

感想・レビュー・書評

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  • うーん。どういう人にどんなふうに役に立つんだろう。その辺が今一つよくわからない。徹底的に悪い状況を想像するのが動機づけになるというはわかるような気もするけど。

  • 「忘れる量を上回る情報を入れていけば良い」
    本書は
    答え
    問題
    参考書
    の順番に覚えていくことを勧めています。
    そうか僕が覚えられなかったのは暗記に時間をかけてたからなんやなあと思います。
    何回も速読のように読んでいくということやそうです。
    短い時間×回数×勉強量=記憶力
    「重要なのは、とにかくたくさんの答えを知る=覚えること」とのことです。

    覚えたことを忘れないための裏ワザ
    ①ノートは一切取らない
    ②寝る直前をピークにして勉強する
    ③起きたらすぐ昨日の続きをする
    ④満足いく睡眠時間で寝る
    ⑤瞑想する
    ⑥1週間に1日必ず午後をオフにする
    ⑦自分の「長所」を暗記力に変換する

    「100%を目指さず応用はやらない」
    もう一回やってみようか…

  • 勉強に限らず、効率の良い生き方について考えるきっかけになる

  • 参考書を読む→問題を解く→答えを見る、ではなく
    答えを見る→問題を見る→参考書を読む、の順。

    勉強は、「ウォーリーを探せ」と同じ。問題を先に見ると、疑問点がわかる。

    忘れることを前提に何回も覚える。
    長い時間×勉強量、ではなく、短い時間×回数×勉強量

    ラクな基礎だけやって、脳にか印鑑を覚えさせる。応用、細かいところはやらない。

    暗記は渦巻きのように。何回も繰り返してだんだん大きく広げる。

    1、答えだけ見る(論文式の場合。選択式の場合は答えと問題)頭を使わず読むだけ。
    2、問題と答えを見る。何回か繰り返す。
    3、解説を読む。何回か繰り返す。
    10回くらい繰り返したら、薄い問題集をやる。

    問題はランクわけする。
    毎年出る=A、2~3年に一度=B、めったに出ない=C。
    超基礎は++、基礎は+、応用はー、
    優先順位は、A+>B++>Aー
    毎年出るものが優先。

    参考書は答えを知ってから読む。あらかじめ必要なところがわかっている。

    ノートはとらない。インプットよりアウトプットを重視。思い出す訓練が勉強。
    寝る直前5分がゴールデンタイム。
    起きたらすぐに前の晩の続きを行う。
    睡眠時間は十分に。
    瞑想する。10~20分、無になる。
    1週間に一日、新規の勉強をしない日をつくる。
    好きなもの、を暗記に結びつける。好きなことをしながら覚える。

    問題を見る→答えを思い出す、の訓練。
    アウトプットしながらインプット。
    思い出すスピードをアップ。10秒かかったらまだ覚えていない証拠。

    キーワードを選ぶ。マーカーをつける。
    キーワードを中心に、10個の関連するワードを周りに配置する。これが知識の本棚になる。

    夜5分、その日にやったことを箇条書きで書き出す。これが復習系のアウトプット。
    朝5分、前日の分を思い出す。できればメモを見ないで。2回目の復習系アウトプット。
    間隔をあけて、再度思い出す。
    翌々日の午前中、4日後の午前中、1週間後の午前中。最長1週間。
    これを同時並行で。日曜日は新規学習はしない。

    翌週の月曜から。朝はなし、午前中に1の5回目、4の4回目、6の3回目、午後に7のメイン学習、夜に7の1回目。
    火曜日は、朝7の2回目、午前中に2の5回目、5の4回目、午後に8のメイン、夜に8の1回目。
    水曜日 朝8の2回目、午前3の5回目、6の4回目、7の3回目、午後9のメイン、夜に9の1回目。
    木曜日 朝9の2回目、午前4の5回目、8の3回目、午後10のメイン、夜10の1回目。
    金曜日 朝10の2回目、午前5の5回目、7の4回目、9の3回目、午後11メイン、夜に11の1回目。
    土曜日、朝11の2回目、午前6の5回目、8の4回目、10の3回目、午後12メイン、夜に12の1回目。
    日曜日 朝12の2回目、午前9の4回目、11の3回目、メイン、夜はなし。
    翌月曜からは、それぞれ6を足したもの。


    キーワードをマークしてある参考書、問題集を1ページ1秒程度で見ていく。記憶を思い出す訓練。

    誰かと話す。いないときは一人で2役の自分プレゼンテーション。
    日常生活で自分で問題を作って答える。

    煮詰まったら散歩をする。何も持たずに。内容を思い出す。散歩のときにアウトプットの練習。

    勉強のモチベーションアップは、
    自分はできない、と認めること。できる喜びが倍増する。できなくてもガッカリしない。
    マイナスの状況も、一回りするとポジティブ思考を引き寄せる。
    意味のないルールを作らない=時間、量、禁止事項を作らない。
    ライバルをイメージする。
    自分の行動を記録する(セーブする)=その日やった寮を書く。どれだけやったか、ひと目でわかる。

    欲求と素直に向き合い、モチベーションにする。

    習慣化したほうが一番ラク。
    習慣化は恐怖心から生まれる。
    やらなかったらどうなるだろう、と最悪を想像する。ネガティブ感情もプラスに転じる。
    机に向かわず、別の場所で勉強する。

    TODOリストを作って潰す楽しみを覚える。
    朝の復習を終えてから。前の日に作ると過剰になりやすくできないときにがっかりする。
    溜まったリストを毎日眺めることは復習にもなる。
    具体的な項目、内容を書く。
    リストの数は5個程度、勉強3に、その他2.高いハードルにしない。

  • 試験では、瞬時に思い出す作業が最重要。
    問題は解く必要はない。答えだけを暗記すれば良い。
    暗記は、忘れないためにするのではなく、忘れるから必要。繰り返すことによって、忘れる量を上回る情報を頭に入れていけば良い。
    繰り返すことで記憶はより深く定着し、間隔を空けるほど、思い出すためにかかる時間は短くなる。
    理解することではなく合格することが目標。
    努力の方向性をしっかり見極める。

    最初から100%を目指さない。基礎をしっかり固めていけば、いつか応用に対応できるようになる。
    ステップ1 答えだけを見る、ステップ2 答えと問題を見る(何度か繰り返す)、ステップ3 答えと問題、解説を見る(何度か繰り返し、少しずつじっくり読むようにする)
    問題を、頻度と難易度でランク分けする。

    寝る直前をピークにして勉強する。起きたらすぐ昨日の続きをする。
    暗記は感情(好きなものや得意なもの)と結びつける。
    あるキーワードをもとに、10個くらいの単語を連想する。そうして、情報を整理していく。
    思い出す練習は、スピードを意識する。
    覚えた情報を整理するため、今勉強している内容について他者と話し、言葉で説明する。
    環境を変えて勉強をする。場所を移動すると、記憶力や情報の吸収力を高めるシータ波が出る。

    参考書は、いきなり読むのではなく、答えを知ってから読む。点から線への知識がつながる。
    ノートはとらない。(勉強の記録としてメモを書くのはよい)
    自分で問題をつくって自分で解く。身の回りのことやちょっとした疑問から問題をつくってみる。

    ラクをしたいという意識を解放する。その意識が効率化につながる。
    時間は短く、常に最短距離を意識する。
    新しい方法を思いついたら、とりあえず試してみる。
    効率的な勉強方法を習慣化する。習慣化するまでは辛抱する。
    やりたくない勉強法はやらない。
    できることしかしない。できないと嫌になって、やらなくなってしまう。わかる範囲・興味のある範囲から始め、それを続けていくと、だんだんできる範囲が広がっていく。

    モチベーションをアップさせるコツは、自分ができないことを認めること。できると思うからこそ、絶望する。
    小説や漫画の、できない人が成長していく姿に自分を重ね合わせる。
    感情や欲求を原動力にする。カッコつけずに欲求と向き合い、解放する。
    誰かに、自分の夢を語る。
    ライバルをつくる。イメージする。
    無理にルール(時間・量・禁止事項)をつくって我慢しない。我慢ほど続かないものはない。
    ネガティブな感情をうまく利用する。悪い結果を回避しようという気持ちが、努力につながる。

    満足のいく睡眠時間を確保する。
    瞑想をする。
    1週間に1日、必ず午後をオフにする。ダラダラと過ごさず、満足感と刺激を得ることをする。
    散歩する。環境を変えることで、脳のリフレッシュになる。散歩しながら、勉強の内容を思い出すことで、情報の整理もできる。何も持たない状態で考えることが効果的。

  • 子供のために借りてみました。著者のご主張に私自身共感できるところもあり、紹介してみました。

  •  試験勉強をいかに効率化するかがこの本のテーマである。
     キモは学ぶ順序を変えること。答えだけを見る。後から問題を見る。その後で参考書や書籍などを読む。つまるところ、試験問題に回答するために必要な勉強をするというものである。教科書は体系的にできている分、試験問題から見ると冗長になっている。試験に出ないなら勉強しない。切り捨てるというテクニックである。
     また本書が大事にしているのは目的に対していこだわること。試験問題を見た際に0秒で思い出して答えをかく。思い出せることが大事。記憶したとしても思い出せなければしかたがない。これが徹底している。
     勉強したその日の夜、次の日の朝、2日後の午前、4日後の午前、7日後の午前に思い出しを行うことを進めている。
     他にもライバルを見つける、言葉にして誰かに説明する、対話する、感情を使う、などなど。認知心理学でその効果が明らかになっているようなものが多数出てくる。それを自身の体験から得、実践しているところがすごい。
     ある意味ずるい勉強法ではある。しかし、この行為を通じて得た知識体系も重要な知見である。自分の夢に向かって楽しく試験合格を目指す。そのための指南書であるとも言える。

  • 頭が悪く資格取得のための勉強方法が分からず、
    本も読めないので読書から始めて一年、

    たまたま見つけた本、

    やっと本が読める様になってきたので、効率的な勉強方法を知りたくて購入、


    「ずるい暗記術」なんて考えた事なかった、
    当たり前に参考書の頭から読む事しか知らなかったけど、
    こんな方法もあるなんて衝撃をうけた、


  • 受験向けの勉強法
    答えを先に見て暗記する
    基礎問題6割と応用問題3割に集中し、難しい1割の問題は解かない。
    暗記のためには回数をこなす。
    ノートの作成など時間のかかることをしない。

  • 【国家試験に合格する】

    1.答え→問題→参考書な順に見る。
    過去問が基本で、過去問に出ていない知識は出題されないと開き直ろう。
    2.「まず合格。受かったあとで苦労すればいい」とは本音だろう。受験の苦労と実務の苦労は別物だ。
    3.問題は解く必要はない、答えだけを暗記すれば良い。ましてキレイにノートに書き写すなんて無駄な時間。

    一般的な勉強法に捉われるか、最短で合格するかは、受験者自身が決めれば良い。

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著者プロフィール

レイ法律事務所代表弁護士(東京弁護士会所属)、「芸能人の権利を守る 日本エンターテイナーライツ協会」共同代表理事。1983年生まれ。宮城県石巻市出身。高校時代、偏差値30の学年ビリ、金髪の中途半端な落ちこぼれになるも、2浪の末入学した三重大学で勉強に目覚め、2009年の司法試験に1回目で合格。14年4月、レイ法律事務所を設立し、経営者弁護士として、2016年1月には国内の法律事務所でTOP5%以内の事務所規模に成長させる。フジテレビ「バイキング」のコメンテーターのほか、NHK Eテレ「Rの法則」、TBS「NEWSな2人」などに出演。テレビ朝日「緊急取調室」「グッドパートナー 無敵の弁護士」など数多くの人気ドラマの法律監修も手掛ける。主な著書に『ずるい暗記術 偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法』『ずるい勉強法 エリートを出し抜くたった1つの方法』(共にダイヤモンド社)。全国の教育機関・企業にて「エンタメ×法教育」「コミュニケーション×法律」で講演をし、ニューヨークタイムズ、スウェーデンの新聞社など海外からも取材を受けるマルチ弁護士として活躍中。

「2017年 『超楽仕事術 ラクに速く最高の結果を出す「新しい働き方」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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