よみがえる金融―――協同組織金融機関の未来

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478102664

感想・レビュー・書評

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  • 金融庁がいろいろ言っていたのもスルガがやらかして何やら怪しい感じであるし、この第一勧信もその後の業績は赤字ではないものの決して楽ではなさそう。しかし、どんなときでも前向きで明るいことは、最低限、大事なことであるよと思う。今般のコロナショックで、この第一勧信の取り組みも真価を問われるのであろう。注目しておきたい。

    ・目利きシートみたいに具体的なチェックリストにまとめるのはいい感じ

    ・スタートアップ支援みたいなのはいかにも当世風だが面白い。最終的にはデットでお付き合いしたいようだが、金融機関の性格的にはエクイティ風味が入るのも向いているのではないかと感じる

    ・ちょっとグラミン銀行を思い出す

    ・利益至上主義でない協同組織金融ということだが、みずほがバックにいることとの折り合いってどうなのだろう

著者プロフィール

第一勧業信用組合理事長。一般社団法人価値を大切にする金融実践者の会 議長。
1956年生まれ。千葉県千葉市出身。1981年一橋大学法学部卒。第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。みずほフィナンシャルグループ与信企画部長、みずほ銀行銀座通支店長、
みずほ銀行コンプライアンス統括部長を経て、2011年みずほ銀行常務執行役員。
2013年より第一勧業信用組合理事長。2016年黄綬褒章受章。開智国際大学客員教授。
著書に『よみがえる金融―協同組織金融機関の未来』(ダイヤモンド社、2017年)がある。

「2020年 『誇りある金融』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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