ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる
- ダイヤモンド社 (2002年5月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478190456
感想・レビュー・書評
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古い本だが古臭さは感じない
日本に対する考察もわりと入っていて面白かった -
今2020年。20世紀末に20年後の今を言い当てててすごい。さすがドラッカー。少子高齢化、非正規雇用の増加(高齢者も非正規化)、製造業の衰退とエンジニアなど知識労働者の増加、大人への教育産業の拡大、経済より社会が優先される時代。ただ、翻訳が下手なのか、難解すぎるのか、何言ってるか分からない章がありかなり飛ばした。私のように休日に寝ころびながら読むには星2つ、教科書としてじっくり勉強するつもりなら良書。
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かなり昔の本だが、概ね方向性として正解を出しており、今後の経済の方向性を占うのに参考になった。
特に移民について考えさせられた -
さすがに内容が古く感じる。たださすがドラッカー。今の時代を言い当てている。
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『マネジメント』の著者であるピーター・F・ドラッカーの著書であり、2002年に日本語翻訳版。2002年に出版され、その使用されている数字は1999~2002年頃の数値をベース。その数字を用いて次代予測を中心とした当時の忠言集。
約20年前の時点で、今日の世界状況を鋭く予測しており、2020年を迎える今だから敢えて、過去の予想を今読んでみるというのは面白いのかもしれない。
日本の『問題の先送り』が結果としてプラスの結果を生んでいるという後半の考察は意外である。
【積読解消】
ただ、このような本は出版されてからすぐ読んだほうが良いことは間違いない。 -
未来のグローバル企業像は、株式保有による企業としての一体性ではなく、合弁やアライアンス、共同研究などによる戦略の元の一体性。
これはLife Shiftの本でも同じような事が書いてある。MAKERSでも会社はより小規模になり必要な時に必要ものだけ外部リソースを使うようになる、とあるがこれも近いコンセプトか?つまりはマネジメントの将来像は、何を企業内に留めておいて何を外部から持ってくるか、外部技術ポートフォリオの管理と社外との利害調整、ということになるのかな。
ドラッカーの方が大分古いので先見の明がすごいが、つまりは論理的に考えればそうなるしかないということか。 -
3/15 京成船橋競馬場前 ブックオフで購入
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