H. ミンツバーグ経営論

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制作 : DIAMONDハーバード・ビジネスレビュー編集部 
  • ダイヤモンド社 (2007年1月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478307045

H. ミンツバーグ経営論の感想・レビュー・書評

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  • とあるエグゼクティブセミナーの受講を通じて、
    この本とは出会ったのですが、今年一番の衝撃を
    受けましたね。

    32歳で管理職になってから、僕はMBAなどの経営学、
    ドラッガーなどのマネジメント論を読みふけました。

    相当勉強になりました。
    だが、何か足りない気がする。
    少なくとも自分が常に考えているものには
    触れていない。

    そんなところをがっちりと埋めてくれたような気がします。

    少なくとも今まで読んできたマネジメントの本で
    「左脳」「右脳」なんて言葉を目にしたことは
    ありません。

    僕自身、会社全体というわけではないですが、
    一組織の舵取りはすべて委任されている立場です。

    その上で「計画は左脳で、経営は右脳で」
    という言葉はしっくりきましたね。

    「分析力と直感力を人間の頭脳が持ちうる最良の
    バランスにする。」
    という発想は今後のトップマネジメントに
    不可欠だと思います。

    「リレーションシップのマネジメント」という箇所には、
    まさに僕が管理職になってから常に意識していたことが
    体型的に書き示されてれていました。

    特に「コラボレーションマインド」という要素は、
    様々な境界線がもはや崩壊した上で成り立っている
    21世紀型ビジネスでは必須だと考えています。

    僕は「英雄型マネジャー」ではなく、「参加型マネジャー」で
    ある。このスタンスはブレていないことを再確認しました。
    だからこそ学歴も職歴も圧倒的に不足していた僕が、
    今までやってきてこれたのでしょう。

    「脱カリスマ・リーダーシップの時代」という定義で
    本書が締めくくられているところも、自分の中では
    非常に納得です。

    現在、僕はハブ型とウェブ型を融合させたような、
    新たな組織機能の準備をしているところです。
    その点でも非常にタイムリーでした。

    「マネージャーを教育する人たちへ」という箇所は、
    部下の育成に悩んでいる人に是非読んで欲しいものです。

    とにかく、この本は今後悩んだ時に手にとるものに
    なると思います。出会いに感謝です。

  • 大変読み応えのある内容で、経営論を、個々の分析に基づく要素主義ではなく、それぞれのアイテムを総合・組み合わせた全体主義で論じられています。日本人にとっては、かなり親和性がある内容だと思います。本書では、マネジャー論から、ビジネスモデル、組織論と多岐に論じていますが、圧巻はマネジャーの職務、リーダーシップ、マネジメント論の部分です。特に、組織内においてマネジャーを図示すると、ピラミッドの頂点ではなく、円の中心にいるとの節には、なるほどと思いました。また、著者が主張するリーダーの5つのマインドセットである「内省」「分析」「広い視野」「コラボレーション」「行動」は、常に肝に銘じておきたい考えだなと思いました。

  • 精神論だけど、みんな絶対読んだ方がいいよ
    なんで商品も顧客も技術も知らない「経営企画」が戦略を立てられると思うのか

  • 「マネジャーの仕事」、「戦略」、「組織」に関して、H.ミンツバーグの論文が系統的に紹介されている。読みやすかった。

    以下引用を数点。

    ”真に優れたマネジャーとは、右脳の効果的な活動(予感、判断、合成など)と左脳のそれ(明確さ、論理、分析など)とを結びつける能力のある人だということは間違いない。”(p.82)

    ”今日のマネジャーが何としても身につけなければならないのは、立ち止まって考える姿勢、一歩下がって自分の経験に深く思いを巡らす姿勢なのである。”(P.126)

    ”外の世界に目を向けることで、内なる世界を従来とは異なる視点で眺められるようになる。”(p.136)

    ”発想の転換を図ると、経営者やマネジャーは組織に奉仕するために存在するのであって、組織の「主(あるじ)」ではないということに当然気づかされる。”(p.335)

  • ミンツバーグ、やっぱり好きだな。
    素朴で端的なお題を立てて、実に正直な目で観察し、予期せぬ結論(しかしそのとおりと首肯できる)を引き出す思考のステップが快感。そう、マネジメントに唯一最善解はないんだよね。
    組織論はちょっと退屈だけど、再読確実。

  • ミンツバーグの10の論文を集めたアンソロジー。
    マネージャーの仕事の分析、戦力形成、組織設計の3つから構成されている。
    やはり、面白かったのは、戦略クラフティングの話(6章と7章)、ネットワーク分析を組織デザインに応用するオーガニグラフという新しい組織図の形を解説した9章。
    今年は流石にこれで読み納めです。
    来年一冊目は、引き続き、ミンツバーグ先生にお世話にになり、戦略サファリ第二版からスタートします!!

  • ミンツバーグ教授のハーバードビジネスレビューに掲載した論文をまとめたもの。
    リーダー、組織、戦略と三つの視点から独自の切り口で論じている。
    ミンツバーグ教授の既存の理論にくってかかる独特さがすごくいい。
    本書は、組織論のなかで重要なファクター。
    他の文献も読みたい。

    ドラッカーとはまた異なる経営思想家の一人。

  • 5年くらい前に買って、久しぶりに読んだ。

    ポーターのような分析主義的な所が無く、

    より現実に近い組織論、戦略論として書かれている。

    この本の中にマネジメント上の解決策があるわけではなく、

    それぞれの人が業務をこなしながら、クラフティングして

    いかねばならない。

  • 人間感情も見据えた本で、すらすらと読めました。

  • 経営論の中でも、どうもミンツバーグ論にしっくりこない。翻訳がカジュアルすぎるような気がするので原著で読むほうがいいのかも。

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